2020年9月18日(金)より新作映画が公開となる「ヴァイオレット・エヴァ-ガーデン」について、まとめています。
新作映画が外伝の続きなのか?、アニメ未視聴者でも楽しめるのか?についても考察していきます。
【ヴァイオレットエヴァーガーデン】映画新作は外伝の続き?繋がりについても
「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」が外伝の続きなのかについて、テレビアニメの内容も含めて考察していきます。
結論から話しますと新作映画は外伝の続きであると考えられます。
アニメから今回新作映画の間にあった話が「外伝」となっているようです。
■アニメの内容
大戦中、「武器」と称され戦うことしか知らなかった少女ヴァイオレットが両腕を失い、自在に動く義手を余儀なくされ、終戦後しばらくして退院するところから物語は始まります。
退院したヴァイオレットは、ホッジンズの経営するC.H郵便社で自動手記人形として働きはじめる。
(テレビアニメ版オリジナルで自動手記人形の育成学校に通うストーリーが描かれています。)
「自動手記人形」は代筆屋のイメージでよろしいかと思います。
(字が書けるということがこの物語の世界では、特技の1つです。)
ヴァイオレットには大戦中、誰よりも大切な人・ギルベルト少佐がいました。
彼から最後に聞かされた「愛してる」という言葉の意味を仕事と日常で人と触れ合いながら、その言葉の意味を探していく、
「自動手記人形」と呼ばれる代筆屋の少女ヴァイオレット・エヴァーガーデンを中心に繰り広げられる群像劇となっています。
その仕事での出会い(ヴァイオレットへの代筆依頼)の数々は、涙なしでは見られない物語となっています。
個人的には「1人残る娘の為に未来50年分の誕生日の手紙を執筆する、病気で早逝してしまう母親からの依頼(アニメ第10話)」の話が一番大好きです!
(もう涙なしでは見られません……)
後、「妻と娘が同じ重い病気でなくなり、自暴自棄になった劇作家から執筆依頼」の話も泣けます……
他に心温まる話が多く、「ヴァイオレット・エヴァガーデン」は名作かと思います。
終盤は大陸横断蒸気機関車事件を通して、ギルベルトの兄ディートフリートとのわだかまりがなくなるのと、本当の意味で大戦の終了して、テレビアニメは幕を閉じます。
最後までギルベルト少佐は「未帰還兵」でした……
後、ヴァイオレットがよく口にする「届かなくてよい想いはない」は名言です!
■外伝の内容(外伝 – 永遠と自動手記人形 –)
貧民街で孤児として寄り添って生きた義理の姉妹であるイザベラとテイラーの二人にまつわる話となります。
しかしイザベラは名門ヨーク家の血をひいているらしく、テイラーの保護と引き換えにヨーク家へ引き取られ二人は離れ離れになってしまいます。
その二人が再会するまでの物語が描かれます。
(対面はしていませんが、そこが良いのです!!泣けます……)
ヴァイオレットはイザベラの女学園時代に家庭教師として関わりを持ちます。
その最終日にテイラーに向けて手紙の代筆をお願いするのですが、そのシーンが泣けます。
そして3年の月日が流れ、テイラーがエイミーへ手紙を出すためにライデン
(ヴァイオレットが住む街)を訪れます。
テイラーが自分で書いた手紙を自分でエイミーへ手紙を届ける物語です。
(ヴァイオレットやC.H郵便社に勤めている配達員の青年ベネディクトが協力します)
エイミーがテイラーの書いた手紙を読むシーンも涙なしではみられません……
■新作映画(2020)の内容
(まだ公開前ですので、推測と希望になります!)
ヴァイオレットの待ち人であるギルベルトは、テレビアニメ版では最後まで「未帰還兵扱い」となっておりました。
ですが、原作小説では再会を果たし、ハッピーエンドになってます!
(原作小説の外伝でその後の二人も描かれています!!)
私の希望的観測ですが、きっとこの原作で描かれたヴァイオレットとギルベルトの再会を描かれるのではないかと考えております。
最新PVからもそのような雰囲気を感じられますし、やはりヴァイオレットには幸せになって欲しいですよね!
(なんと、新作映画は約2時間30分となる長編アニメです!!)
後気になっているのが、外伝でも描かれた「電話の普及」です。
これが「自動手記人形」にどのような影響を及ぼすのかも今回の映画の見どころかと思われます。
「手紙」で伝える気持ちと「電話」で伝える気持ち、この命題?についても何か答えを示してくれるかもしれませんよね……
【ヴァイオレットエヴァーガーデン】映画はアニメ見てない初見勢でも楽しめる?
結論から言えば、間違いなくアニメを見ていない初見勢でも楽しめる内容となっています!!
元々1話完結型のお話という側面がありますし、彼女ヴァイオレット・エヴァーガーデンが自動手記人形という仕事を通して、「愛してる。」とは何かを考えていく物語です。
(毎回「自動手記人形」とは何のかの話も触れられます。)
ヴァイオレットが自動手記人形として依頼を受けることから映画も始まるようなのでテレビアニメや原作小説の知識がなくとも、十分楽しめると考えております。
回想シーンも多く含まれているだろうし、今回の劇場版がきっとハッピーエンドに向けての物語なるので初見の方々にも是非見ていただきたいです!
まとめ
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は京都アニメーションが発行する文庫レーベルであるKAエスマ文庫で暁佳奈先生を原作とする作品となってます。
そして原作は完結しております。
今回公開される新作劇場版で「ヴァイオレット・エヴァガーデン」は集大成となると考えられます。
どのような感動を与えてくれるのか、期待を膨らませながら劇場に向かいたいです!!