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トイストーリー4の怖い人形の名前はベンソンとギャビー?ホラー的おもちゃに感じる理由

大人気シリーズの「トイストーリー4」が公開になりましたが、かわいいおもちゃたちの中に登場した、操り人形は、プロデューサーも認める唯一の怖くて「最も気味の悪い人形」。

今回はこの怖い人形の名前や、この怖い人形を使ったホラー映画についてまとめてみました。

トイストーリー4に登場する怖い人形の名前【ベンソン】

トイストーリーシリーズは、悪役とも言えるような、おもちゃを大切にしない子が持っているおもちゃを除いて、可愛らしくて面白いおもちゃばかりが登場します。

トイストーリーに、シド・フィリップスという悪ガキが登場した時には、シドが持つおもちゃたちは、不気味で怖いおもちゃたちばかりでした。

しかし、トイストーリー4では、ウッディたちの仲間に怖い人形が混ざっています。

 

トイストーリー4に登場する、怖い人形の1つ目は、「ベンソン」という名前の操り人形です。

トイストーリー4が公開になり、怖い人形ベンソンも発売↓

 

ベンソンは、アンティークショップで売られているという設定です。

どれほど怖いかと言うと、ウッディたちの計画で、ベビーカーに乗ってアンティークショップを脱出した際に、ベビーカーの中にいるベンソンを見て叫ぶほど。

操り人形なので、口がパクパク開くようになっていますが、キャラクター的にはそんなに怖い印象はないものの、なんとも不気味なのです。

 

トイストーリー4の制作にあたったプロデューサー、マーク・ニールセンは、ピクサー作品の中で最も不気味な人形だと言っています。

The dummies are, by far, some of the creepiest characters we’ve ever created. Our animators really leaned into the truth in materials for how our ventriloquist dummies move.

Dummies’ bodies are soft with no structure, so our dummies’ arms just dangle and their legs bend backwards. Throw in their fixed expressions with their wide eyes and big hinged jaws and they’re nightmare material—in the best way possible

マーク・ニールセン

要訳:操り人形は、今の所、制作した中で最も不気味だと言えるだろう。操り人形の体はソフトだから、手はぶら下がり、足はありえない方向へ曲がる。しかも大きな目と特徴的な顎で表情も変わらない。悪夢のようなおもちゃだ。

 

映画を制作した側も、ベンソンはピクサーの中で最高に不気味で怖い人形だと言っていますが、さらに、ベンソンを怖いと思ってしまう原因となるような映画を見つけました。

 

ベンソン(?)が使われているホラー映画

ベンソンという操り人形の怖いイメージをどこかで見たことあると思って調べてみたところ、ベンソンによく似た操り人形を使ったホラー映画が存在していました。

映画の名前は、「デッド・サイレンス」。

2007年に公開されています。

このホラー映画「デッド・サイレンス」に登場する操り人形が、トイストーリー4のベンソンにとてもよく似ているのです。

 

デッド・サイレンスの内容は、惨殺された腹話術師が、生前操っていたメアリー・ショウという名の操り人形に乗り移って人々に復讐しようとするというお話です。

トイストーリー4のベンソンによく似た人形は、ホラー映画の中で、独りでに動いたりしてとても怖いです。

この怖いホラー映画の操り人形と、トイストーリー4のベンソンがよく似ていることから、トイストーリー4の中のベンソンが余計に怖いと感じる方もいるはずです。

トイストーリー4に登場する怖い人形の名前【ギャビー】

ベンソンは、プロデューサーが認めるトイストーリー4の怖い人形でしたが、もう1つ、人によっては怖い人形だと言われているのが、ギャビーです。

とっても可愛らしい雰囲気の女の子の人形なのですが、ギャビーもベンソンと同じように、アンティークショップで売られています。

 

ギャビーは、今まで人間の子に遊んでもらったことがありません。

そして、いつか人間の子に遊んでもらった時のことを想定して、ティーパーティーをすることなどを夢見ています。

アンティークショップで、「人間に愛されたい!私を連れて帰って!」という願いを切に抱くギャビーは、考えてみたら、強い念のこもったアンティーク人形です。

怖いと思ってしまっても仕方がないでしょう。

 

しかも、ギャビーには、アンティークショップを訪れた1人の女の子が手にとるというシーンがあります。

女の子は、欲しいか欲しくないか悩みながら、ギャビーの顔をじっと見つめます。

その時のギャビーは、人間を前にしたおもちゃだから、動くはずがないのですが、どう見ても「私を買って!連れて帰って!」という強い念を感じることができます。

 

それを感じ取ってかどうかは定かではありませんが、結局女の子は「いらない」という判断をすることになります。

この「強い念を発するアンティークショップの古い人形」というだけで、怖いと感じてしまう人がいるようです。

 

他の映画でも、古いアンティーク人形に念が移っているというホラー映画はたくさんありますからね。(アナベルやチャイルドプレイなど)

「古い人形+念が入っている=怖い=ギャビー」となってしまっても、仕方がないかもしれませんね。

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まとめ

トイストーリーのおもちゃたちは、時に他のホラー映画(チャイルドプレイ)に持ち込まれますが、トイストーリーも時にホラー映画から怖い人形を持ち込むことがあるのだと、個人的には思いました。

トイストーリー4の怖い人形、ベンソンとギャビーは、結局ハッピーエンドになりますがね。

 

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