スパイダーマン「ファー・フロム・ホーム」でスパイダーマンを演じるトムホランドの優れた身体能力は、監督を始めとし、世界で絶賛されていますが、細身でたくましい筋肉を持つ体作りと、その体が成す俊敏な動きを身につけるのは大仕事だと言われています。
今回は、トムホランドがどうやって華麗なアクションをこなせるような体作りトレーニングをしたのかについて、まとめてみました。
トムホランドのアクションとスパイダーマン並の身体能力
スパイダーマンのトムホランドは、世界的に人気の俳優ですが、その人気の1つに「華麗なアクションをする身体能力」があります。
スパイダーマンの監督ジョン・ワッツも、トムホランドのパフォーマンスを絶賛していますが、トムホランドの俊敏さ、瞬発力などの機敏さと、美しさを演出するようなしなやかさを持ち合わせた動きは、見ていて感銘を受けるものがあります。
今では、スーパーヒーロー系の映画にCGが使われるのは当たり前となっていますが、とても優れたCG機能が存在している中で、トムホランドのアクションシーンは、本物のトムホランドのアクションの仕上げ程度にCGが使われただけだと言われています。
また、スパイダーマンという役柄は、根っからのスーパーヒーローではなく、若干ひ弱な感じの男性がヒーローに成り変わるという物語です。
その為、いくら高い運動神経があるからといって、見るからに強そうな体系の男性には、スパイダーマンの役は当てはまらないのです。
その点、トムホランドの体系は、いわゆる「ソフトマッチョ」と呼ばれるタイプの体系で、しなやかさと機敏さが同居した体格です。
この体を作り上げられたトムホランドだからこそ、スパーダーマンの役がはまり、高度なアクション演技を成すことができるのです。
トムホランドのアクションとスパイダーマン並な身体能力の基盤
スパイダーマン役を演じたトムホランドは、ロンドンでヒップホップのダンススクールに通っていました。
そして、リッチモンドでのダンスフェスティバルに参加したトムホランドでしたが、その時既にダンスの先生にその素質を認められていました。
その後2年ほどダンスのトレーニングを続け、8つのオーディションを受けた末、「ビリー・エリオット」というミュージカルの主役に抜擢されました。
つまり、トムホランドのしなやかなアクションは、ダンスから来ていたのですね。
アクション映画での動きは、もちろんダンスの要素だけでは成立しませんが、スパイダーマンらしいしなやかで華麗なアクションの基盤は、ダンスの素質から表現されているのでした。
トムホランドのアクションとスパイダーマン並な身体能力を鍛えるトレーニングメニュー
スパイダーマンで素敵なアクションを演じたトムホランドは、割と公にトレーニングメニューを公開してくれていました。
その為、どのようなトレーニングメニューだったのかを知ることは比較的簡単です。
トムホランドのアクショントレーニングメニューは、最高レベル
トムホランドが行っているトレーニングを知る栄養士は、トムホランドのトレーニングメニューはとても高いレベルだと言います。
トムホランドは、個人のトレーニング講師をつけていましたが、トレーニング内容は決して偏ることがなく、彼本人が楽しめる「体を動かすこと」であったようです。
トムホランドが公開していたトレーニングと、トムホランドの体を作るに必要だと言われているトレーニング内容を以下にまとめます。
トムホランドのアクショントレーニングメニュー内容
- 基本的な体操や肉体の手入れ
- 懸垂
- ディップス(平行棒を両手でつかみ、体を上げ下げする運動)
- 腕立て伏せ
- サーキットトレーニング(重力抵抗のある器具の上で運動をする)
- スプリント(短距離走)
- ボックスジャンプ(箱の上に飛び乗る運動)
- 腹筋
- バーピー(しゃがんでキックバックして腕立て伏せしてしゃがんでジャンプする一連の運動)
- ベンチプレス
- ボクシング
- サーフィン
- バスケットボール
- ハイキング
- ゴルフ などなど
また、トムホランドは、トレーニング内容をインスタグラムに公開していたので、それらもまとめてみました。
まとめ
トムホランドのトレーニングの基本は、
①体作りのトップクラスのトレーニングを日々続けること。
➁体がダンスのしなやかさを知っていること。
③楽しむこと。
でした。
世界の女性や男性を魅了する彼のアクションや体は、トムホランドの限りなく高い意識が作り上げたものなのでした。