大人気異世界転生アニメの金字塔「転生したらスライムだった件」略して「転スラ」。
大人気キャラクター：クロエが話題です。
なぜタイムリープをループするのか？
クロエとクロノアの関係は？
クロエは勇者になるの？
今回の記事では、大人気アニメ「転スラ」のクロエとクロノアについてネタバレ含めて深掘りしました。
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【転スラ】クロエとは
©川上泰樹・伏瀬・講談社／転スラ製作委員会
引用元：「転生したらスライムだった件」公式サイトより
クロエとは本名クロエ・オーベルといい、異世界からやってきた少女です。
初登場時はイングラシアにある自由学園に在籍しています。
不完全に召喚されたことから自身の膨大な魔素を制御できず、数年以内にその肉体が崩壊してしまうところでしたが、リムルの計らいによって無事回避することができました。
その回避方法というのが、膨大な魔素をおさえるためにその身に精霊を宿すというものでした。
魔王ラミリスの住む妖精の住処でクロエの身に宿ったのは上位精霊ではなく、ラミリスでさえも分からない謎な存在だったのですが、無事に崩壊を防ぐことができました。
【転スラ】クロノアとは
序盤から盛大なネタバレですが、クロノアとは伝説の勇者であり、クロエ本人です。
クロノアは少女クロエが成長した姿なのです。
クロノアが伝説たる所以の代表的なことは、暴風竜ヴェルドラを封印したことでしょう。
無限牢獄に閉じ込められたヴェルドラは、自分だけでは解除できずに数百年閉じ込められ過ごしていたほどです。
これだけ見ても、かなりの実力が伺えますよね。
また、レオンに召喚された少女シズを救出したのも、勇者クロノアです。
自由学園ではシズの生徒であったクロエ（クロノア）が、実は少女だった頃のシズを救出しその上冒険者としてのノウハウを授けた伝説の勇者という、なんだかアベコベな関係性に、さすがの転スラファンも頭の中がてんやわんやでしょう。
一体なぜ、こんなアベコベが起こった？
その理由はタイムリープにありました。
【転スラ】クロエは2000年間隔でループしている！？タイムリープについて
実はクロエはタイムリープを繰り返しています。
それも、戻る時間がすごい。
なんと毎回２０００年前に戻っているというから驚きです。
それも、ループとして繰り返しているのです。
このタイムリープのせいで、現代では少女クロエが、数百年前は大人の勇者クロノアというアベコベ現象が発生していたのです。
しかし、いったいなぜクロエはタイムリープをループしているのでしょう。
【転スラ】クロエのループを考察解説！ループ理由は何だろう
クロエが２０００年前にタイムリープをループしている理由、それは転スラ最大の黒幕：ユウキ・カグラザカにあります。
ユウキといえば元魔王カザリームに召喚され、以後影であんなことやこんなことを企み、密かに暗躍しているという噂の敵キャラです。
ここからは壮大なネタバレですが、黒幕であるユウキは近い将来この世界を支配し滅ぼしてしまうのです。
もちろん、伝説の勇者であるクロノアも戦いますが、ユウキに敗北してしまいます。
クロエのタイムリープは世界が滅ぼされるのを防ぐためのものだったのです。
そして何度もループしているのは、毎回うまく未来を変えることができずにバッドエンドを続けているという証拠でもあります。
一体何がいけないのか？
ループの原因を考察・解説します。
まず２０００年もの過去に飛ぶとっかかりとして、少女クロエが精霊の住処で宿す謎の精霊が重要です。
この謎精霊は、勇者クロノアが死ぬ直前に放った自身の分霊体だったのです。
少女クロエは（未来の）自分の一部をその身に宿したことになります。
このことによりスキル「時間旅行」を獲得し、過去にタイムリープすることが可能となりました。
次の大きな分岐が、リムルの死です。
イングラシアからの帰りに少女クロエがリムルを引き留めたことにより、アニメではヒナタ・セキグチとの戦いがありましたが、バッドエンドではヒナタとは遭遇せずにテンペストへ帰還します。
そのことによってヒナタを含めた西方聖教会とファルムス王国に責められ滅ぼされます。
そしてなんやかんやあって、不完全な勇者（クロエ）によってヒナタ・セキグチが殺害されたことによって、スキル「時間旅行」が発動し、クロエとヒナタの魂が２０００年前に飛ぶことになるのです。
２０００年前にタイムリープして修行し来たる未来を救う予定だったのですが、ここでも黒幕：ユウキの策略が発揮されます。
ヒナタはユウキに呪いをかけられていて、精神が崩壊してしまうのです。
そのためクロエの修行は独学で行わざるを得ず、そのためにこれまでうまくいきませんでした。
こうして毎回バッドエンドを迎えることで、クロエのタイムリープは繰り返され続けたのです。
ちなみに、ヒナタの死をトリガーに引き起こされるタイムリープのことを「勇者育成プログラム」といいます。
【転スラ】クロエは最終的に勇者になる！？
バッドエンドを幾度も迎え、そのたびにタイムリープを繰り返して、でも不完全な勇者にしかなれなかったクロエですが、最終的には完全な勇者となります。
改変が成功しループに終わりを告げるときがくるのです。
成功ルートの最大のポイントは「リムルが死なない」ことです。
リムルが生存することによって、ヒナタにかけられたユウキの呪いがリムルによって除去されます。
何の障害もない状態で勇者育成プログラムを遂行することで、これまでは独学で行っていたクロエの修行がヒナタと共に行われることになります。
これまで不可能だった「経験値の蓄積」が行われ、結果としてクロエが完全な勇者として覚醒ことに成功するのです。
そして、リムルが生存に成功した分岐こそが、少女クロエがリムルを引き留めなかったというとても小さな、しかし実は大きな、これまでになかった「変化」だったのです。
まとめ
少女クロエは勇者クロノアと同一人物です。
クロエはバッドエンドを回避すべく、ヒナタの死をきっかけとして２０００年前にタイムリープをしていました（勇者育成プログラム）。
しかしなかなかうまくいかず何度もループしていました。
その負のループから抜け出すことのできたポイントは「リムルの生存」です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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