今回は、進撃の巨人の中に登場する「壁の王」とは誰のことなのかについてまとめました!
また、なぜ壁の王は13年ごとに変わるのか?
その理由についても触れていきたいと思います。
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【進撃の巨人】壁の王とは?
壁の王と言われているのは、当初ウォールシーナの中心、つまり壁の中でも一番内側にいるフリッツ王だとされていました。
しかしこのフリッツ王というのは、実は偽物で、ただのおいぼれ爺さんでした。
謎の多い王だと思っていたのに、側近に蹴られた時も、寝ていただけで「飯の時間か?」というボケっぷりです。
そして壁の中の本物の王家、つまり「壁の王」はレイス家だということが分かります。
レイス家が壁の王とされている理由は、すべての巨人を操ることのできる「始祖の巨人」の力を完全に使うことができるからです。
他にも記憶操作を行うことができ、壁内の人類は「壁の外に人類は全滅した」と、記憶を改ざんされています。
また、王家の血筋を持つ者が始祖の巨人を継承すると、「不戦の契り」という初代王の思想に支配されます。
継承すると、壁内に巨人が攻め入ってきたとしても、文字通り戦おうとはしません。
これには、初代王の思想と、継承によって知ることになる世界の本当の歴史が深く関係しています。
【進撃の巨人】壁の王はもともと誰だったのか
壁の中で初めて王になったのは、145代目カール・フリッツという人物です。
つまりカール・フリッツの思想が、始祖の巨人の継承者にも受け継がれているということになります。
そもそもカール・フリッツというのが誰なのかについては、少し歴史をさかのぼって解説したいと思います。
100年前のエルディア帝国では、「巨人大戦」という巨人の力を所持している家同士の争いが起こっていました。
その中でマーレは、巨人の力で世界を支配していたエルディア帝国を内部工作によって弱体化させたとされています。
そしてマーレの英雄へーロスが、エルディア帝国の王であるカール・フリッツと、一部のエルディア人を壁の中へ追いやったとされています。
その際、カール・フリッツは、「もしもこの先、壁の中の安息を脅かしたときには、幾千の巨人で報復する」と言い残したとされていました。
しかし、事実は全く異なるものでした。
鉄槌の巨人の力を代々継承しているダイバー家が打ち明けた真実では、カール・フリッツが同じエルディア人同士の争いを嘆いていたことが分かります。
カール・フリッツは巨人大戦の末マーレに負けたのではなく、自らエルディア帝国を弱体化させ、あえてエルディア帝国が負けるように仕向けていたのです。
そして今後、マーレが攻撃を仕掛けてきても戦うことはせず、すべてを受け入れると言い残していました。
ただし、その時がくるまで争いのない世界で平和に過ごしたいと願い、パラディ島に壁を築き、初代の壁の王となります。
この思想こそが不戦の契りの元となる考えであり、正しい歴史と共に代々王家に受け継がれています。
【進撃の巨人】壁の王は13年ごとに代わる
壁の王が13年で変わる理由には、巨人の力を継承した者が、力を継承した時から13年しか生きられないという「ユミルの呪い」が関係してきます。
これは、知性巨人の9つの巨人の力を手にした人物全員に当てはまることなので、エレンやライナーたちも力を継承した時から、13年間しか生きることができません。
なぜこれが13年なのかというと、巨人の力を初めて手に入れたユミル・フリッツが、巨人の力を手にしてから13年で死んだためです。
つまり、始祖ユミルを超える力を持てはいけないということのようです。
これにより、レイス家は13年ごとに王を変えていく必要がありました。
【進撃の巨人】壁の王がフリッツに代わった理由を考察!
レイス家が本当の王家であるのに、なぜ壁の中には偽物のフリッツ王が存在していたのでしょうか?
理由を考察していきたと思います。
先ほども解説しましたが、初代壁の王の名前はカール・フリッツです。
なので、フリッツという名前は、壁の外での王家の名前になります。
しかし、カール・フリッツは壁の中で、平和を享受したいと言っていることから、レイスと名前を変えて、穏やかに暮らすことを望んだのではないでしょうか?
ですが、王がいなくては壁の中を統治できないと考え、偽物のフリッツ王を立てたのではないかなと思います。
またカール・フリッツは壁の外の敵が始祖の力を奪ったところで、「不戦の契り」があるので無駄と言っていました。
けれど、想定していない事態が起こった場合を考えて、本物の王家がどこにいるかすぐに見つけられないように、偽物の王であるフリッツを表に立たせたのではないでしょうか?
【進撃の巨人】壁の王=エルディアの今の王はヒストリア
初めて超大型巨人が壁の中に攻めてきた日に、エレンの父であるグリシャはレイス家の礼拝堂を訪れ、ロッド・レイス以外を全滅させています。
その結果、愛人の子であったヒストリアと、その父であるロッド・レイスだけが、王家の血を引く生き残りとなりました。
しかし、その後ロッド・レイスが超大型巨人を超える化け物のような巨人になってしまったことと、エルヴィンによってフリッツ王が偽物だと暴かれてしまったので、壁の中には新しい王が必要となります。
そこで、ヒストリアはロッド・レイス巨人に自らとどめを倒し、自分が真の王であることを壁内の人類に宣言し、王として即位することになります。
まとめ
壁の王にこんなに秘密があるとは、物語序盤ではまったく考えもしませんでした。
正直、壁の外には巨人しかいないと思っていたのに、フリッツ王が壁をわざわざ築いて、むしろ壁の中だけの平和な世界を作ろうとしていたなんて…分かったときはとても驚きました。
アニメ4期では、その辺りの正しい歴史や、外の世界のことがより詳しく描かれていくと思うので、放送が今から楽しみです。
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