進撃の巨人には、多くのキャラクターが登場しますが、その中には色々な事情や思惑を持って行動している人物もいます。
今回は、そんな周りをあざむいていた裏切り者についてまとめていきたいと思います!
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【進撃の巨人】憲兵団の裏切り者の正体一覧!理由についても
まずは、憲兵団の中にいた裏切り者について、解説していきます。
裏切り者①:アニ・レオンハート
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
物語の最初に裏切り者だと判明したのがアニです。
アニは女型の巨人の持ち主で、始祖の巨人を奪うため、104期訓練兵として、壁の中に潜入していました。
そして壁外調査の際、巨人の力を持つエレンをさらおうと、女型の巨人の姿で調査兵団を大量に殺しています。
その後、アルミンによって、女型の巨人の正体であることを暴かれ、トロスト区で巨人化し、エレン巨人と戦います。
エレンにとっては、母親を殺された憎き敵の1人がアニだったので、その時の怒りはすさまじいものでした。
また、ライナーたちの会話を聞いてしまったマルコを、口封じのために殺した実行犯でもあります。
【進撃の巨人】調査兵団の裏切り者の正体一覧!理由についても
ここからは調査兵団の中にいた裏切り者について解説していきます。
裏切り者①:ライナー・ブラウン
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
104期訓練兵の中で、1番の実力者であり、みんなから頼りにされる存在だったライナー。
しかしその正体は、外の世界から来た鎧の巨人の持ち主で、調査兵団の兵士でありながら、始祖の巨人の力を奪おうとしていた裏切り者です。
そんなライナーは、壁の中で訓練兵として過ごしている間に、自責の念にさいなまれ精神がおかしくなってしまいます。
その結果、【壁の中の兵士】と、【外の世界の戦士】の2つに人格が分離。
自分たちで壁を破壊したのにも関わらず、兵士としての評価を気にするような発言をするなど、言動に一貫性がなくなってしまいました。
マーレに帰還したあとも、罪の意識で自殺をしようとしたり、裏切り者ではありますが、ライナーの精神状況は不安定な状態になっています。
裏切り者②:ベルトルト
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
ライナーとアニと共に、壁の外から来たベルトルト。
その正体は、超大型巨人の所有者で、壁の中の人類を攻撃しに来た裏切り者です。
シガンシナ区の外側の壁を破壊した、壁の中の人類に最初に絶望を与えた人物です。
そして、その破壊された壁が原因で、エレンの母親は巨人に食べられてしまったため、エレンにとっては、まさに因縁の相手ともいえる存在です。
【進撃の巨人】サシャは裏切り者?
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
サシャはエレンたち104期生の女兵士です。
訓練兵時代は、芋を盗んで食べたりして、食い意地はかなりのものでした。
どちらかという周囲を和ませるキャラであると思います。
ただ、言葉の訛りや勘の鋭さ、そしてちょっとおバカな一面は偽りで、実は裏切り者なのではないかと多くの考察がされていました。
しかしその噂を払しょくするように、得意の弓を使って仲間をサポートすることもあれば、少女を助けるために立体機動装置もつけず巨人に挑むなど、サシャに裏切り者の要素はまったくありませんでした。
【進撃の巨人】ハンジは裏切り者?
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
調査兵団の中で、巨人の生態について研究していたハンジ。
巨人に対する独特の愛情表現だけみると、もはや巨人の味方なのでは?と思ってしまうこともあります。
しかし、これはあくまで人類を巨人の脅威から救うための行動です。
また、エルヴィンの後に調査兵団団長にもなっていることから、ハンジは裏切り者ではないと言えます。
【進撃の巨人】ジャンは裏切り者?
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
王政編では、調査兵団全体が、あらぬ疑いをかけられてしまったため、ジャンは他の104期生たちと共にお尋ね者になってしまいます。
その時の王政サイドから見ると、調査兵団という組織全体が、反逆罪に問われるような行動をしていたので、見かたを変えればジャンは裏切り者になるかもしれません。
しかし、それはあくまで壁の中の真実を知るための行動です。
なので、調査兵団を裏切るようなことはしていません。
また、訓練兵時代からエレンを気に食わない奴だとは思ってはいますが、ジャンからエレンを裏切るような行動はとっていません。
【進撃の巨人】フロックは裏切り者?
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
ウォールマリア奪還作戦にて、獣の巨人の投石にやられず唯一生き残った兵士がフロックです。
その後、イェーガー派と言われるエレンの思想を支持する中心人物となり、調査兵団とは対立する形になります。
故に、調査兵団から見ると裏切り者であると言えると思います。
【進撃の巨人】オニャンコポンは裏切り者?(29話)
オニャンコポンの正体は、反マーレ派の義勇兵です。
つまり、マーレ派だと見せかけて、実はエルディア人の味方だったということです。
なので、マーレ側から見るとオニャンコポンは、マーレの裏切り者となります。
オニャンコポンは調査兵団にとても協力的で、力を合わせて調査兵団と共にマーレを倒すつもりでいました。
ですがジークの本当の目的が明らかになると、イェレナとともに、調査兵団を裏切ったような立ち位置になってしまいます。
しかしこれは裏切ったのではなく、イェレナに脅されていて逆らうことができなかった、ということがのちに明らかになります。
このことから、オニャンコポンはジークやイェレナにうまく利用されてしまった、裏切られた側の人間だったことが分かります。
【進撃の巨人】ジークは裏切り者?
ジークは自身の望むエルディア人安楽死計画のために多くの裏切りをしてきました。
そもそもジークは子供の頃に、自らグリシャをマーレに突きつけたことで、反マーレ派を裏切ったような行動を見せています。
その後は、マーレの戦士としてマーレに忠誠を誓い、自らの巨人の力で、壁の中の人類を巨人に変えたり、投石で殺したりして、壁の中の人類に対する残虐非道な行動が目立っていました。
しかし、実はエレンがマーレに潜入した際に、エレンと手を組んでいました。
そして、マーレに攻撃を仕掛けたエレンにやられるふりをして、マーレを裏切りました。
その後はずっとエレンの味方だというスタンスを通していましたが、いざ始祖の巨人の力を発動させると、エレンのことも信用していなかったということが明らかになります。
すべては、自身の望むエルディア人安楽死計画を叶えるために、使える人間は全て利用していたというなんとも策士な人物であることが分かります。
【進撃の巨人】ピークは裏切り者?(29話)
ピークは、車力の巨人の力をもつマーレ派の人間ですが、一度エレン派に寝返るような発言と行動を見せます。
しかしそれはマーレ軍の作戦の内でした。
マーレを信用しているわけではありませんが、人種ではなく一緒に戦ってきた仲間たちのことを信じていているピークは裏切り者ではありません。
【進撃の巨人】アルミンは裏切り者?(128話)
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
原作128話でアルミンたちは、地ならしを阻止するべく港に向かいます。
しかし、港はフロックたちイェーガー派によって占拠されていて、アズマビトを人質に取っている状況でした。
この時のイェーガー派の目的は、地ならしで外の世界の人類を滅ぼすこと。
しかし、アルミンたちの目的は、地ならしを止めることが目的だったため、フロックにウソをついて、飛空艇を動かすように促しました。
しかし、あと少しのところで信用してもらえず、フロックによって、裏切り者だと宣言されてしまいます。
アルミンのその行動のすべては、目の前にある問題を打開するための行動です。
フロックからすれば、アルミンの行動は裏切り行為でしたが、世界全体を救うという目的で考えれば、アルミンは裏切り者ではないと言えると思います。
【進撃の巨人】エレンは裏切り者?(30巻)
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
エレンは、ジークと手を組んで、二人でエルディア人安楽死計画を実行しようと行動しているようにみえました。
しかし、始祖の巨人の力を発動させたときに、エレンの本当の目的が明らかになります。
エレンはジークの計画に乗ったふりをしていただけで、エレン自身が望んだ願いは、地ならしを発動させて外の世界の人類を全て滅ぼすことでした。
つまり、ジークのことも利用していただけだったのです。
一時は、ミカサやアルミンを裏切るような行動を取っていましたが、すべては壁の中の人類を守るための行動だったことが分かります。
エレンは自身の望みを叶えるために行動しているので、あらゆる人に対する裏切り行為もその目的を果たすための手段でしかないと言えます。
【進撃の巨人】コニーは裏切り者?
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
コニーは、ファルコにウソをついてラガコ村連れていき、巨人になってしまった母親にファルコを食べさせようとします。
ですが、それを止めようとしたアルミンの行動によって、思い返します。
コニーには人をだましたり裏切ったりするような行為はしてほしくなかったので、未遂で終わって本当によかったと思います。
【進撃の巨人】ミカサは裏切り者?
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会
ミカサにとってエレンは最も大切な存在なので、ミカサは一貫してエレンを信じ、行動しています。
なので、裏切り行為はありません。
しかし、逆にそんな大切なエレンからミカサは「嫌いだった」と言われてしまい、エレンに裏切られたような気持ちになってしまいます。
そのせいでどんな時も肌身離さずつけていた、大事なエレンがくれたマフラーも戦闘の際に置いていく程です。
おそらくミカサ達をこれ以上巻き込みたくないと思うが故のウソであると思われますが、それでもミカサにとってはかなり辛い一言です。
これは個人的な意見になってしまいますが、正直エレンが嫌いといったシーンを見た時は、その言葉がウソだとしても、ひどい男だなと思ってしまいました。
まとめ
今回は、進撃の巨人に登場する裏切り者についてまとめていきましたが、裏切り者というのは、誰の目線で見るかによっても、変わってくると思います。
エレンの視点で見た時と、ライナーの視点で見た時とでは、お互いに背負っているものが違うので、エレンにとってライナーは裏切り者ですが、マーレの戦士であるライナーにとっては任務を遂行したまでのことです。
終盤に向けて、今まで以上に騙しあいが増えてきましたが、その中で各キャラの本当の目的が見えてくると、伏線も回収されていくので、今後の展開に目が離せません!
10月から始まるアニメもFinal Seasonということで、果たして最後まで描かれるのか楽しみにしたいと思います!
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