ここでは、進撃の巨人で描かれている恋愛要素について考察していきたいと思います。
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【進撃の巨人】恋愛関係図まとめ!
進撃の巨人に登場するキャラたちの恋愛関係について、図でまとめてみました。
【進撃の巨人】恋愛要素を徹底考察!
進撃の巨人の恋愛要素は物語に深く絡んでいる内容が多く、心が締め付けられるような切ない恋愛ばかりです。
作中で誰のことが好きと断言している恋愛もあれば、本当の心内は分からないものもあります。
ここからは各キャラたちの恋愛要素と、どんな関係性なのかについて考察していきたいと思います。
エルヴィンとマリー
調査兵団の団長のエルヴィンは、訓練兵時代にいきつけの酒場で一人の女性を好きになります。
エルヴィンは、現在の憲兵団団長のナイルと訓練兵時代の同期で、よく二人でその女性がいる酒場に行っていたようです。
そしてその女性こそがマリーなのですが、マリーはナイルの妻となりました。
詳しい馴れ初めは分かってはいませんが、ナイルもエルヴィンがマリーのことを好きなのを知っていました。
しかし、エルヴィンはマリーとの恋愛ではなく、幼いころから疑問に感じていた巨人とは何か?ということを解明すること選んだのです。
好きな人か巨人の真実かどちらかを選ぶと言うエルヴィンのやり方は、瞬時になにか1つの決断をしなければいけない調査兵団にも似たものがあると思います。
なので、きっとマリーも巨人のこともどちらも選ぶと言う選択肢は、エルヴィンにはできなかったのだと思います。
キースとカルラ
キースは、エレンたちの訓練兵時代の鬼教官ですが、実はエレンの母カルラと昔なじみであり、結果的にグリシャとカルラを引き合わせた人物でもあります。
カルラは、キースがよくいく酒場で働いていた女性でした。
しかしある時カルラが伝染病に感染してしまい、それをグリシャが治すことになります。
弱っているカルラにみんな助かると励まし、さらにはそれを成し遂げたグリシャにカルラは惹かれるようになってしまいます。
一方で、キースは調査兵団の団長になるも、成果を残せず何も成し遂げられない自分を悔やみ、二人からそっと離れてしまいます。
キースは自分が何かを変えられる人間で、その意志にカルラも惹かれてくれると考えていたのだと思います。
しかし実際のところ、自分は特別な選ばれた人でもなく凡人だったと認めるのが怖く、エレンを生んだカルラにもひどい言葉を言ってしまいます。
さらには数年後カルラが巨人に食べられてしまったため、もう二度と謝罪できない後味の悪い、後悔だけが残る結末となってしまいました。
ファルコとガビ
マーレの戦士になりたいと思っているファルコとガビですが、二人が戦士になりたいと思っている理由は大きく違います。
ガビはライナーの従姉妹でライナーの持つ鎧の巨人の継承者になりたいと思っていて、そこには壁の中の人類に対する憎しみがあります。
しかしファルコはガビが戦士として生きることを阻止すべく、戦士を目指しています。
ファルコは自分の好きな女の子がずっと幸せに暮らすことを願っているのです。
ファルコは「ガビのことが好きだから戦士にならないでほしい」ときちんと伝えています。
しかしその時の状況が状況だったので、ファルコの気持ちはガビに届いたと思いますが、ガビにその気持ちに答えるだけの余裕はまだないように感じます。
ベルトルトとアニ
ベルトルトとアニの関係は、ベルトルトの片思いという関係性です。
というのも、作品を観返すとベルトルトはとにかくアニのことを見ているのが分かります。
それにはライナーも気付いていて、告白を後押しするような発言もしています。
しかし、アニのほうはベルトルトの気持ちにはまったく気づいていないと思います。
もともと、単独行動を取ることが多いですし、常にクールでサバサバしているので、仮にベルトルトが告白したとしても、「あぁ、そう」ぐらいの反応で終わってしまうような気もします。
アニの性格や生きるための目的を考えると相手の気持ちに答えるということ自体アニにとっては、難しいかもしれません。
ジャンとミカサ
訓練兵時代にジャンは、目の前を通り過ぎたミカサに一目惚れをしてしまいます。
美しさに見とれてしまい、ジャンは顔を赤らめながらミカサのキレイな黒い髪を褒めます。
しかしそのあとエレンがミカサに髪は切ったほうがいいと言って、髪を切ることを納得しまうミカサを見て、エレンにめちゃくちゃ嫉妬します。
たしかに、ちょっといけ好かない奴が、自分の気になる女の子と仲良くしていたら確かにむかつくかもしれません。
年相応な反応をするジャンの姿は、暗い展開が多いストーリーを少し和ませてくれる要素になっていると思います。
ミカサとエレン
ミカサが一方的にエレンを大事にしている様子が何度も描かれている二人の関係ですが、そこはミカサのさまざまな表情をみることができます。
あるときは、恋する乙女なミカサ、またある時はもはやヤンデレ?で怖いぞミカサ…となることもあります。
アニやクリスタなど女性キャラとエレンが近くにいるだけで、圧をかけるミカサはめちゃくちゃ怖いのですが、とっても深い愛を持ってエレンに接しているのだとフォローを入れておきたいと思います。
しかし一方で、エレンがミカサのことを恋愛対象としてみているかといわれるとおそらくそうではなさそうです。
もちろん、ミカサを信頼はしていると思いますし、ずっと暮らしてきた家族だとは思っていると思います。
ただ、ミカサが強いせいでエレンはどうしても守られたくない!自分だって強い!という男のプライドが勝ってしまって恋愛という感情にはなっていなさそうです。
しかし、ピンチの時に「マフラーを巻いてくれてありがとう」と言ったミカサの表情はまさにヒロインの顔でしたし、エレンも「何度だって巻いてやる」とようやくミカサの言葉に答えるシーンはとても感動的でした。
この先、二人のラブラブなところが見たいかと言われるなんとも言い難いのですが、エレンがミカサのことを本当はどう思っているのかは分かるといいなと思います。
兵士ライナーとクリスタ(ライナー→ヒストリア)
ライナーのクリスタ好きはライナー心の声のせいで、ギャグ要素になっていることも多い関係です。
無事だったことに安堵するクリスタの姿を見て、アルミンは「神様…」、ジャンは「女神…」と思い、最後にライナーが「結婚したい」という心の声を放ったので、オチ担当みたいになっていました。
その後も、クリスタに手当をしてもらったライナーの心の声が「結婚しよ」など、もはや好きを通り越しています。
外の世界からきた戦士ライナーにとって壁の中の人類は敵のはずですが、壁の中で過ごしている間に人格がおかしくなり、壁の中の兵士としての人格のライナーは、クリスタのことを好きになってしまったようです。
アニとアルミン
アニとアルミンの関係はかなり微妙です。
なぜなら、知性のある巨人を食べることで、過去にその巨人だった人物の記憶を引き継いでいるからです。
つまり、アルミンの場合は、アルミン自身がアニを好きなのか、ベルトルトの記憶が影響してアルミンにアニが好きという兆候がみられるようになったのか、何とも言えません。
ただ、アルミンが硬質化しているアニのところに向かったり、気にかけている姿はベルトルトを取り込んでからの行動のように思います。
なので、やはりベルトルトの記憶がそうさせているのではないかなと推察します。
サシャとニコロ
ニコロはマーレ側の人間なので、エルディア人が嫌いでした。
なので、エルディア人であるサシャたちに食事を振舞うことも嫌がっていました。
ですが、サシャがニコロの作った食事をべた褒めしたことで、少しずつ関係性が変わってきます。
料理を通して、分かり合えるはずの二人でしたが、サシャが突然ガビに撃たれ死んでしまったことで、それ以上関係が進むことはなくなってしまいました。
その後、ニコロはサシャの両親を自分のレストランに招いてサシャのために作ろうとしていた料理を振舞います。
そしてその際に、そこに居合わせたガビがサシャを殺した犯人だと知り、サシャを殺すと怒りに身を任せてワインで殴って包丁を突きつけてしまいます。
ガビもニコロもマーレ側の人間であるものの、ニコロは同じマーレ側の人間を攻撃してしまうほど、一人の女性としてサシャのことが好きだったということが分かるシーンではないかと思います。
ヒッチとマルロ
ヒッチとマルロはエレンたちと同じ104期生で、憲兵団に入団しました。
マルロは正義感溢れる男で、後に調査兵団に転属することになります。
そして猿の巨人との戦いの中で投石に立ち向かい死んでしまいます。
マルロは死ぬ前に、ヒッチのことを思い出しているので大事な人だったのだと思います。
また、ヒッチもマルロには危険な場所に行ってほしくないと思いながらも、自分では引き留めることはできないとマルロの性格を一番理解していた人物でした。
二人は感情を表にはしませんでしたが、きっと惹かれあっていた仲だったと思います。
ただ、彼らの生まれた世界が二人を簡単には幸せにしてくれなかったという、悲しい結末の恋だったのだと思います。
リヴァイとペトラ
ペトラはリヴァイ班の兵士でしたが、女型の巨人によって殺されてしまいます。
リヴァイ班が壊滅し絶望的な状況のまま帰還したリヴァイは、そこでペトラの父親に声をかけられます。
そしてペトラが父親に送った手紙の内容を知ることになります。
その手紙はリヴァイ班に選ばれ、リヴァイに身をささげるといういわば愛の告白ともとれる内容となっていました。
それを聞いて、リヴァイはペトラたちを死なせてしまったことをとても悔やんでいるように見えました。
リヴァイがペトラをどう思っていたか作中ではちゃんと明言されていませんが、仲間としてペトラのことはとても信頼し大事にしていたのだと思います。
コニーとサシャ
サシャとは双子みたいなものだったとコニーが言っているので、恋愛というよりは戦友という関係性だったのかもしれません。
たくさんの困難を一緒に乗り越えてきた仲間で、一番分かり合える相手だったのだと思います。
ちょっとおバカで明るい性格の二人なので、男女関係なく本当に仲よく接していたのではないかなと推察します。
サシャがいなくなってしまったコニーの寂しさはとてつもないものだと思います。
まとめ
進撃の巨人は残酷な選択や絶望的なシチュエーションが多いので、恋愛要素があってもそれが叶わない恋になってしまったり、悲しい結末になることもしばしばあります。
改めて観返すとエレンたちが、いつどこでなにが起こるか分からない残酷な世界の中で生きていることを痛感させられる恋愛ばかりだと思いました。
生きるために必死にもがいているキャラたちの姿を見ると、どうしても幸せになってほしいと願ってしまうばかりです。
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