【進撃の巨人】悪魔の民族と呼ばれる理由は？大地の悪魔との契約についても

ここでは、「進撃の巨人」に登場する悪魔の民族についてまとめています。

大地の悪魔との契約などのことについても、ご紹介しています。

【進撃の巨人】悪魔の民族とは

「悪魔の民族」とは、巨人化できる人類であるエルディア人です。

始祖「ユミル・フリッツ」の末裔であり、パラディ島の壁内に移住してきた人類も末裔にあたります。

マーレ人からは軽蔑対象として見られており、暮らしている場所も収容区です。

巨人化できるという事実があるため、マーレ人からは同じ人間としてみなされていません。

そのため、エルディア人は「悪魔の血」や「悪魔の民族」と呼ばれるようになったのです。

【進撃の巨人】悪魔の民族＝ユミルの民？

悪魔の民族と呼ばれているエルディア人は、始祖「ユミル・フリッツ」の末裔です。

そのため、「ユミルの民」とも呼ばれています。

アニメでは、「イルゼの手帳」というOVAで初めて「ユミルの民」という言葉が登場しました。

104期訓練兵の中にも「ユミル」という人物が存在しますが、彼女と始祖「ユミル・フリッツ」との関わりは一切ありません。

しかし、ユミルもまたパラディ島で暮らしていたエルディア人ではあるので、末裔であることには変わりありません。

彼女が始祖「ユミル」と名乗っていたのは、大人たちの拠り所として騙されたのであって、ユミル自身の意思ではありません。

【進撃の巨人】悪魔の民族とエルディア人が呼ばれる理由

ではなぜ、エルディア人は悪魔の民族と呼ばれるのでしょうか？

上記にも記載しましたが、1つに「巨人化できる民族である」ということが「悪魔の民族」と呼ばれる由来になっています。

しかし、それだけの理由ではありません。

かつてエルディアは、九つの巨人の力を使って世界を制圧しました。

その時点で大国として存在していたマーレでさえも歯が立たず、争いに敗れてしまいます。

その間、エルディアは制圧した国の人々から財産や土地を奪い、繁殖させることで人口を増やしていきました。

今まで、部族でしかなかったエルディアが勢力を拡大できたことはエルディア人にとってはようやく頂点に立てた瞬間だったでしょう。

しかし、領土を奪われたマーレにとっては屈辱的なことでした。

存在を無下に扱われ、命令に逆らうことも許されないという状況ではエルディアに憎しみを抱くのも当然のことだと言えるでしょう。

そして、マーレによる内部工作によってエルディア同士で内戦が起こり、エルディア帝国は一気に弱体化していき、巨人の力も奪われてしまったのです。

「悪魔の民族」は、マーレがエルディアに対してのこれまでの恨みと憎しみを込めて呼ぶようになったのかもしれませんね。

【進撃の巨人】悪魔の民族は大地の悪魔と契約をした

かつてエルディアは、九つの巨人を所有していました。

それは、始祖「ユミル・フリッツ」が大地の悪魔と契約を交わしたからです。

これがなければ、エルディアが世界を制圧できるほどの力を有することはできませんでした。

巨人の力は、元は1つのものとして存在していました。

その力は、始祖ユミルが所有していました。

そもそも、ユミル・フリッツはフリッツ王の奴隷でした。

奴隷として強制労働を課され、ある時にはやってもいないことで濡れ衣を着せられ、フリッツ王から自由という名の死刑宣告をされます。

それから逃れるために、始祖ユミルは猛犬などから襲われ深手を負いながらも逃走を続け、その際に有機生物の根源に接触し巨人化を果たします。

当初は、ユミルを処刑するつもりでいましたが、巨人の力を有したことでその力を利用しようと企みます。

ユミルは、そこでフリッツ王と望んでいない婚姻を結び、「マリア」「ローゼ」「シーナ」の3人の娘を授かります。

その後、フリッツ王に愛されていないことを知ったユミルは巨人の力である治癒の力を使わずに死亡します。

その際にユミルは、巨人を九つに分け現在の「始祖の巨人」「進撃の巨人」「超大型巨人」「鎧の巨人」「女型の巨人」「顎の巨人」「車力の巨人」「戦鎚の巨人」「獣の巨人」の姿になりました。

まとめ

ここまで、「進撃の巨人」に登場する悪魔の民族についてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか？

悪魔の民族は、エルディア人であり物語の重要な鍵を握っています。

これまで深くは語られて来なかったことが、ここにきて詳しく語られるようになりました。

今後の展開が楽しみですね！

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