大人気VRMMORPGアニメ:ソードアートオンライン(SAO)
アリシゼーション編のラストを飾るのは、最大にして最強のラスボス:ガブリエル・ミラーその人です。
ガブリエルがどのような最後を迎えるのか?
死因は?
今回の記事では、SAOのラスボスことガブリエル・ミラーのラストについて掘り下げてみます。
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【SAO】ガブリエルは、アンダーワールドで最後まで勝てる気でいた!
ガブリエル・ミラーは負けるつもりなど毛頭なかったでしょう。
その理由は?自身の根拠は?
ガブリエル・ミラーが二度目にダイブしたアカウントはサトライザーでした。
サトライザーといえば、GGO時代バレッツオブバレットを制覇したことで有名です。
簡単に言えば、めっちゃ強いアカウントです。
そもそも強いアカウントに加えて、生きながらにして死んでいるとまで称される「虚無の心意」まで使うのです。
この力で他者の意志を呑み込み、もはやチート級の強さを誇っています。
なにせ、アンダーワールドのなかで、ガブリエル・ミラー(サトライザー)には物理攻撃が効かないのですから。
そんなチート設定だと、万が一にも負けるだなんて、思いませんよね。
【SAO】ガブリエル・ミラーのアンダーワールドでの最後
復活したキリトと対決するガブリエル・ミラー。
ほぼ無敵状態のサトライザーでアンダーワールドに降臨したガブリエル・ミラーですが、そんな強敵にキリトは勝利します。
しかし、一人で掴んだ勝利ではありません。
キリトの愛刀:夜空の剣には、アンダーワールド中の人々の思いが集められました。
これは、夜空の剣の記憶解放術によって集まった膨大な心意です。
そしてもうひとつ忘れてはならないのが、青薔薇の剣の持ち主でキリトの唯一無二の親友であるユージオ。
いわば、アンダーワールド全員で放ったといっても過言ではない、キリトの二刀流必殺技「スターバーストストリーム」によって、無敵かと思われたサトライザーの体が、とてつもない光の爆発とともに消滅したのです。
【SAO】ガブリエル・ミラーの現実世界での最後
ガブリエル・ミラーはアンダーワールドでキリトに討たれたあと、リアル(現実世界)へ強制ログアウトします。
その直後、なにかとてつもなく恐ろしい目に遭ったかのような形相で事切れることになります。
SAO史上最大級のラスボスであったガブリエル・ミラーに一体何が起きたのでしょう?
【SAO】普通は、アンダーワールドで死んでもログアウトするだけ!
通常、アンダーワールドで死んでも、現実世界の自分の体に影響がでることはありません。
プレイヤーが死ぬと強制的に現実世界へとログアウトするシステムです。
これはSAOで採用されている画期的な技術のひとつで、脳内の感覚をつかさどる電気信号に直接アクセスすることにより、アンダーワールド内でも現実と遜色ないぐらいリアルな感覚を体感することができます。
しかしあくまでもバーチャルです。
脳内にダイレクトにアクセスしているだけなので、ゲーム内で怪我をしても、ログアウトすればリアルの身体は怪我をしていません。
体感だけが残る、それがバーチャルです。
そしてこれは通常のお話です。
ダイレクトアクセスしてる脳の電気信号に異常がでるほどの何かがアンダーワールドで起こってしまったら、リアルにも影響が出てくるのでしょう。
【SAO】ガブリエルの死因は何だったのか?
チート級で無敵のラスボスであるガブリエル・ミラーの死。
先にもあるように、通常はアンダーワールドからログアウトしてもリアルの生死に影響はありません。
しかし、ガブリエルは死んでしまいます。
なぜ?
それは、フラクトライトに影響が及んだことが関係していると考察します。
実は、原作小説にはガブリエルの直接的な死因は明記されていません。
アンダーワールドでの死闘の末にキリトが放った剣戟には、アンダーワールド中の人々の思いが宿っていました。
その全てがガブリエルであるサトライザーに流れ込みます。
通常の攻撃ぐらいでは、フラクトライトに直接的な影響はないのでしょうけれど、膨大な「思い」という攻撃が影響を及ぼしたということになります。
フラクトライトは脳内における感覚をつかさどる電気信号です。
ガブリエルを貫いた超絶必殺技的な超強力攻撃が、脳内の電気信号になにかしらの影響を与えたとしてもなんら不思議はありません。
そして、人の脳内の電気信号に通常ありえないような異変が生じれば、その人間の生命が脅かされるというのも頷けます。
事実、キリトからの攻撃で撃破されて強制ログアウトさせられたガブリエルが目にしたものは、自身の本体。
そうです、彼は目覚めはしましたが、幽体離脱をしていたのです。
脳内の電気回路が異常をきたして、体から魂が出てしまったのですね。
巷でよく聞く不思議体験談では、幽体離脱してもすぐに体に戻れば蘇生しますよね。
しかし、ここでガブリエルは、幼少時に魂への探求(興味本位)により殺害した幼馴染の少女:アリシアと再会します。
そしてアリシアと、これまでその手にかけてきた数多の魂によって、永遠に終わることのない恐怖の世界(地獄)へと誘われるのです。
これは、もしかしたら、ガブリエルの見た幻覚だったのかもしれません。
しかし、たとえガブリエルの目にしたアリシア達が幻覚だったのだとしても、幽体離脱した魂と肉体を切り離すには十分すぎるぐらいの恐怖だったのでしょう。
先にもありましたが、ガブリエルの部下であるクリッターが見つけた時のガブリエルは、恐怖に顔を歪めて絶命した姿であったことがすべてを物語っています。
幽体離脱した後にその人生初の恐怖を経験し、肉体に戻って来れなくなったのだと思われます。
まとめ
いかがでしたか?
SAO史上最強といっても過言ではないラスボス:ガブリエル・ミラーの最期を掘り下げました。
ここまでダークなラスボスだと、いっそ清々しさまで感じます。
アニメでは一体どのように描かれるのかが楽しみでしかたありません。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。