「サイコパス3」の第2話には、土谷荒城という男が登場しています。
この男の娘は、以前、槙島が引き起こしたとされる暴動事件で亡くなったようです。
今回は、暴動事件を振り返ってみたいと思います。
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【サイコパス3】土谷荒城とは
サイコパス3期には、第2話から土谷荒城(つちや こうじょう)という男が登場します。
土谷は、脳科学、特に、固定観念によるセルフ・コントロールをテーマにしていた博士でした。
そして、土谷博士は、元アイドルで都知事選候補者の小宮カリナのメンタルケアサポートを担当していましたが、ホテルビルから落下して死亡します。
小宮カリナは、土谷博士が小宮のストーカーと化していたため、生前はメンタルケアを受けることになっていたと言います。
慎導灼 監視官や、イグナトフ監視官らは、事件性があると見て捜査しているのでした。
【サイコパス3】土谷荒城は暴動事件で娘を失った
死亡した土谷荒城博士には、娘がいましたが、娘は暴動事件によって死んでしまったようです。
土谷博士のデータに、「偽装ヘルメット集団による暴動事件にて娘を失くす」という情報が載っていました。
あと、土谷荒城さんの経歴の最後「サイコパス偽造ヘルメット集団による暴動事件にて娘を亡くす」って記載が・・・
— くるがん@ぼっち㌠XV (@crugan_nikon) 2019年11月3日
コレってどう考えても槙島聖護が絡んだ1期のアレだよね・・・ pic.twitter.com/8ow3J7MeD3
この暴動事件は、サイコパス1期で、槙島が引き起こした暴動事件であると思われます。
【サイコパス3】土谷荒城が娘を失った暴動事件は、槙島の暴動事件
サイコパス1期には、槙島聖護というカリスマ黒幕が登場していました。
槙島聖護は、免罪体質で社会から疎外されており、シビュラシステムが支配する社会を良く思っていませんでした。
そして、シビュラシステムのスキを付いた犯行を思いつき、シビュラシステムに頼る良からぬ社会を崩そうとします。
そして、槙島聖護は、頭もよく、カリスマ性もあったため、素質のある人々を犯罪へ導くこともしていました。
その事件の1つが、「偽装ヘルメット集団による暴動事件」でした。
偽装ヘルメット集団による暴動事件は、第1期の15話で描かれました。
ドミネーターに犯罪係数を知られて執行されるのを防ぐために、特殊なヘルメット(正式名サイマティックスキャン妨害ヘルメット)を被って犯罪を犯す人々が、街に現れたのです。
そんな暴走する人々の影響で、一般市民までもが、恐怖のあまりに暴動を繰り広げることになったのでした。
偽装ヘルメット集団による暴動事件の発端
暴動事件の発端は、第14話に登場した、偽装ヘルメットを着用した男性が、薬局で起こした事件でした。
ヘルメットを被った男性は、薬局の調合室まで入り込み、「メモ通りに薬を出せ」と言います。
「向精神作用の薬物は出せない」という薬剤師を、ヘルメット男は殺しますが、シビュラシステムは反応せず、男は平然と薬局を出ていきました。
偽装ヘルメットを被っていたせいで、色相の悪化をシビュラシステムが感知することができなかったのです。
さらに、このヘルメット男は、薬局を出た後、1人の女性を殺害します。
たくさんの人がいる前で、女性をボコボコに殴るヘルメット男でしたが、市民は全く助けるなどの反応を示さず、中には動画を撮っている者もいました。
また、シビュラシステムが偽装ヘルメットを被る男のサイコパスを感知できなかったので、ドローンはとんちんかんな行動や発言をし、シビュラシステムが全ての犯罪を認知して裁けるわけではないということが明らかになったのです。
このヘルメット男の犯罪は、槙島聖護が計画した、デモンストレーションだったのです。
ヘルメット男が、警備ドローンの前で平然と罪を犯す姿が映し出された動画は、アップロードされて公になりました。
この動画が、「シビュラシステムがある世界=安全なわけではない」ということを国民に証明したのです。
槙島が計画したデモンストレーションがうまくいったことで、偽装ヘルメットを渡された他の集団が、好き勝手に犯罪を起こし始めます。
暴動事件へと発展
槙島聖護によって用意された偽装ヘルメットは、1つではありませんでした。
数多くのヘルメットが他の者にも手渡され、東京のあらゆる場所で事件を起こしていきます。
国民は既に、シビュラシステムを持つ警察には、偽装ヘルメットを被る犯罪者を捕まえられないということを理解し始めていました。
そのため、自分の身は自分で守るしかないと、自ら暴行するようになる者も出てきます。
中には、関係ない者に暴行を加える一般市民まで出てきました。
恐怖と錯乱で、エリアストレスは上昇し、公安局刑事課は、国民が起こしている暴動を鎮めるのに、必死になるのでした。
偽装ヘルメットの仕組み
偽装ヘルメットは、周りにいる人の色相をコピーすることができる設定になっていました。
およそ30メートル圏内に、1人でもサイコパスがクリアな人がいれば、ヘルメットを被っている人のサイコパスもコピーされて、犯罪係数を上げることなく罪を犯すことができるのでした。
気がついたのは、狡噛慎也 執行官です。
偽装ヘルメット集団による暴動事件が引き起こされた理由
実は、この偽装ヘルメット暴動には、裏の役割がありました。
それは、陽動作戦であり、警察をノナタワーから遠ざけるという役割です。
国民が起こしている暴動を鎮めるのは、大変な作業です。
刑事は全て出払い、それでも人数が足りていない状況です。
そんな警察の動きを読んでいた槙島聖護は、空になったシビュラシステムのあるノナタワーに潜入することに成功するのでした。
狡噛慎也と常守朱が気がついた時には、もうすでに、槙島聖護は、ノナタワーに到着していたのです。
まとめ
サイコパス3期の第2話から登場している、土谷荒城博士は、サイコパス1期の槙島によって引き起こされた暴動事件で、娘を亡くしていたのでした。
槙島聖護は、第3期には登場しないと思っていましたが、こういった形でも槙島の影を見れたことを、少しうれしく思います。
槙島聖護は、それほどまでに、カリスマ的好感度の高い、犯罪者なのでした。