サイコパス3期では、須郷徹平が、狡噛慎也や宜野座伸元と共に、外務省へ移動していました。
今回は、須郷徹平が国防省から厚生省へ、厚生省から外務省へ異動になった経歴についてまとめてみましたが、宜野座伸元の死亡フラグがちらついてしまいました。
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【サイコパス】須郷の過去・経歴まとめ!
©サイコパス製作委員会
引用元:「サイコパス」公式サイトより
サイコパスに登場する須郷徹平は、「ついていない男」と呼ばれても仕方がないほどの過去や経歴の持ち主です。
須郷徹平は、真面目で、誠実で、正義感に溢れ、すごくすごく良い奴なのですが、過去に様々な理由で先輩や上司を失っています。
この須郷徹平ジンクスが、宜野座伸元や他の上司の死亡フラグでないことを祈りながら、須藤徹平についてまとめてみました。
【サイコパス】須郷徹平はもともと国防省に〈SS Case2〉
サイコパスの劇場版、「サイコパスSinners of the System(略称サイコパスSS)」のCase2では、須郷徹平が国防省から厚生省公安局の刑事課に移動するまでの経緯が描かれています。
須郷徹平は、もともと、沖縄にある国防省軍事ドローンの研究施設で働いていました。
国防軍第15統合任務部隊に所属していた須郷徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していました。
ある日、武装ドローンが国防省ビルを襲撃するという事件が発生します。
容疑をかけられていたのは、須郷徹平の先輩・友人である大友逸樹。
さらに、国防省ビルを襲撃したドローンは、須郷徹平のIDで操縦されていたことで、須郷は共犯に仕立て上げられそうになっていることを知ります。
この事件について捜査をしていたのは、宜野座伸元の父親である、征陸智己 執行官と、青柳璃彩 監視官でした。
捜査を進めるにつれ、須郷徹平が犯人ではないことに気がついた征陸智己は、須郷と共に容疑を晴らそうと行動します。
国防省の基地指令が事件の真相を知っていることに気がついた須郷徹平は、指令に身柄を拘束され、殺害されそうになりますが、征陸智己 執行官たちに助けられます。
事件は無事に解決するのですが、国防省という大きな組織に裏切られたことや、先輩で友人だった大友と、その妻が悲惨な最期を迎えたことなどが原因で、須郷徹平の色相は悪化してしまいます。
そんな須郷徹平に、征陸智己 執行官は、須郷徹平は執行官の素質があるから、潜在犯になったら執行官になることを勧めます。
征陸智己が、執行官という仕事に正義と信念を感じていることを知る、須郷徹平なのでした。
その後、征陸智己 執行官が殉職した次の年の2113年に、須郷徹平は執行官となるのでした。
【サイコパス】須郷徹平は厚生省公安局へ〈2期〉
征陸智己に勧められたように、公安局刑事課の執行官となった須郷徹平は、2係の青柳監視官の元で働くようになって2期に登場しています。
第1話では、常守朱が「犯人が待ち構えている可能性がある」と推測する建物の中で、青柳 監視官の指示通り突入した須郷徹平は、トラップの爆発に巻き込まれてしまいます。
また、須郷徹平 執行官は、第4話で、犯人が立てこもっている建物に向けて、強襲型ドミネーターを放ちます。
局長の命令を受けた3係の指令でした。
しかし、建物内を目視することができない状態で、須郷徹平が放った強襲型ドミネーターは、青柳監視官を撃つことになってしまいます。
自分の上司である青柳監視官を執行してしまった須郷徹平は、かなり落ち込み、自分を責めていました。
そして、監視官を失った2係は解散し、須郷徹平は常守朱 監視官が率いる1係へ異動します。
青柳監視官と友人だった宜野座伸元 執行官には、「お前は潜在犯を執行しただけだ。何も間違ったことはしていない」と慰められるものの、「ただ、しばらく俺の前に顔は見せないでくれ」と言われ、辛い思いをします。
そんな自分を責める須郷徹平でしたが、第6話では、宜野座伸元と背中合わせに協力するシーンもあり、軍事ドローンの機能を利用した作戦を立案することで、事件の解決に大きく貢献します。
しかし、暴走したドローンによって足を怪我してしまった須郷徹平は、入院治療することになり、刑事課を外れます。
その後、須郷徹平は、最終話に登場し、強襲型ドミネーターを使って酒々井水絵に爆破されそうになった宜野座伸元 執行官を助けています。
宜野座伸元は、「今回は間に合ったな」と須郷徹平に言い、「お前の後輩が取り戻したぞ。青柳。」と言うのでした。
こうして、須郷徹平は、宜野座伸元と正式に信頼関係を修復、改善しています。
須郷徹平は、また1係に復帰し、宜野座伸元と、楽しそうに話せるほど、仲良くなるのでした。
【サイコパス】須郷徹平は引き続き厚生省公安局に〈劇場版〉
サイコパスの最初の劇場版では、須郷徹平は1係の執行官として活躍しています。
それほど目立つ話はないものの、常守朱 監視官のサポートを真面目にこなす須郷徹平なのでした。
【サイコパス】須郷徹平は外務省へ〈3期〉
サイコパス3期では、須郷徹平が外務省へ異動となっています。
花城フレデリカの元で、狡噛慎也 元執行官や、宜野座伸元 元執行官と一緒に活動をするようです。
サイコパスSSのCase2では、実は須郷徹平は、花城フレデリカに外務省に来ることを誘われていました。
しかし、その時は、その申し出を須郷徹平は断っています。
花城フレデリカの問に対して、須郷は、「自分は正義と信念を持ってここにいる」と、あの時、征陸智己が口にした理由を口にします。
つまり、社会への敗北感を感じた須郷徹平は、サイコパスSSのCase2で、征陸智己に大分救われていたのですね。
そして、征陸智己に執行官になることを勧められ、生きがいを取り戻した須郷徹平は、あの征陸智己が誇りを持って携わっていた執行官の仕事を、誇りに思いながら従事しているという訳です。
そのため、花城フレデリカの外務省への誘いは、それほど魅力的ではなかったのでしょう。
しかし、誘いを断られた花城フレデリカは、須郷徹平に「これからはそういられなくなる」と、須郷徹平が正義と信念を持って仕事ができなくなるような状況が来ることを示唆しています。
そして、サイコパス3期では、須郷徹平は花城フレデリカの率いる外務省の特別行動課に所属しています。
サイコパスSSのCase2と、サイコパス3期の間に何があったのか、今後語り明かされることになるでしょう。
須郷徹平、噛めば噛むほど味が出る男ですね。
まとめ:宜野座伸元の死亡フラグでありませんように!
須郷徹平は、もともと国防省で仕事をしていましたが、国防省の上層部に裏切られ、敗北感を感じていたところを、征陸智己に救われる過去を持つのでした。
そして、一度は断った外務省への所属も、なんらかの理由で引き受けることになっています。
こうして須郷徹平の過去や経歴を見てみると、悲しく残念なことばかり起きていて、すごく応援したくなりますよね。
須郷徹平は、最初に信頼していた国防省の指令や先輩の大友を失い、次に自分の道を示してくれた征陸智己を失い、次に上司である青柳監視官を失い、そして宜野座伸元に辿り着きました。
宜野座は、「上司」とはちょっと異なるけれど、信頼関係を築いている先輩としては当てはまります。
こ、こ、これって、まさか、宜野座伸元が次に死亡するフラグなのでは・・・!?
もしくは新しく先輩となる狡噛慎也が!?
いやいや、そんな訳はないと思いつつ、「どうか、須郷徹平のジンクスが続きませんように」とかなり真剣に祈ることにします。
サイコパス3で明かされる須郷の今後の事情が、楽しみですね。