サイコパス3期が放送になりますが、サイコパス1期や2期、また、劇場版を見ていなくても楽しめるかどうか気になるところですね。
今回は、サイコパス3期だけを見て楽しめるかどうかについて深掘りしてみました。
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サイコパス3期は1・2期や劇場版(映画)を見ていなくても楽しめるか
サイコパスは、2012年に1期がテレビ放送され、大好評となりました。(グーグルの調べでは94%が高評価)
その後、2期が放送されて、劇場版映画が放映され、10月から3期が放送されることになりましたが、1期と2期や映画版を見ていない方にとっては、「3期から見始めたら意味が分かるのかしら?」と疑問に思うところですね。
秋にPSYCHO-PASSの3期やるんだけど、1、2期見てなくても楽しめるかな…ニコ生とかで一挙放送とかしてくれれば見るんだけどなぁ(´-`).。oO
— あれぐら (@Aregra505) 2019年8月25日
結論から言うと、サイコパス3期を楽しむには、前作を見ることをお勧めします。
その理由は、
- SFの要素についての説明が端折られる可能性があるから
- 2期に登場しなかった1期の重要人物が3期に再登場するから
- 全作繋がりがあるから
です。
1つずつ見ていきましょう。
SFの要素についての説明が端折られる可能性がある
アニメ「サイコパス」のコンセプトの1つに、「近未来SF」というものがあります。
「近未来SF」とはつまり、「近い未来にこんなことが起こり得るかもしれない」という「想像の域」のお話ということです。
その為、アニメ「サイコパス」の物語の中には、私たちが日常生活の中で知ることができない「機械・装置」や「状況」などが登場します。
サイコパス3期を楽しむには、最低限知っておいた方が良い内容がいくつかあるのです。
通常、こうした近未来SFのアニメや映画を見ると、特別な状況や、特異な装置などは物語の中で説明されています。
サイコパスについても同じで、サイコパスを楽しむ上で必要な知識は、1期の物語の中に組み込まれていました。
例えば、サイコパスには「ドミネーター」という特殊な銃が登場しますが、1期では「これはこういう銃である」とただ説明されるだけではなく、登場人物が物語の中で経験していく上で、ドミネーターについて知ることができました。
このドミネーターという特殊な銃は、サイコパスのキーアイテムなのですが、3期ともなると、このドミネーターについて分かりやすく楽しく説明することはほぼないと思います。
なぜなら、それは既に1期で済んでいるからですね。
このように、サイコパスの物語の基本となるSF要素についての説明は、1期でだいたい済んでいるので、同じような説明は3期では端折られる可能性が高いです。
なので、3期を楽しむ為には、1期や2期を予習しておいた方が断然楽しめると思います。
さらに、サイコパスの場合は、2期がテレビ放送された際に、1期と比べて評価が落ちた、もしくは賛否両論になったという事例があります。
この理由を深堀りしたところ、2期の物語に視聴者が入りにくかったということが原因のようでした。
その理由の1つに、サイコパスの物語の基本について、2期ではほとんど触れることが無かった為、1期を視聴したファンでさえも、2期の物語を楽しいと感じるまでに理解することができなかったということがありました。
詳しくはこちら↓の記事で解説しています。
アニメ【サイコパス2】はひどい失敗と不評?評価が低かった理由について
サイコパスの2期は1クールの11話でしたが、3期も同じ可能性があります。
その為、2期で端折られた物語の基礎的説明を3期で敢えてするとは考えにくいです。
なので、3期を楽しむには、1期や2期などの前作を予習しておいた方が楽しめるでしょう。
2期に登場しなかった1期の重要人物が3期に再登場する
サイコパス3期を見るにあたって、前作を見て予習しておいた方が良い理由のもう1つは、2期には登場しなかった1期の重要人物が3期に再登場するからです。
1期には、 狡噛慎也(こうがみ しんや)というキャラクターが主人公として登場していました。
この狡噛とは、刑事課の執行官だったのですが、とても人気の高い登場人物でした。
しかし、狡噛は1期で主人公であったにも関わらず、2期には登場しませんでした。
その狡噛は3期に再登場します。
つまり、2期に登場しなかった理由や、狡噛はどうなったのかという情報が2期には出てこなかったので、3期で明らかになる可能性があります。
待望の狡噛の再登場に、ファンが歓喜する3期になると思われますが、1期を見ていないと、「この人何なの?なんで〇〇なの?」と様々な疑問が浮かぶことになるでしょう。
もしくは、様々な伏線やサインに気が付かないで見進めてしまうかもしれません。
その為、できることならば、サイコパスの前作を予習しておいた方が、3期を楽しめると思います。
全作繋がりがあるから
サイコパスは、多くの場合、2話完結くらい(劇場版は1話)で物語が進んでいき、最終的に大きな1つの物語(事件)にまとまることが多いです。
その為、やはり全作品何らかの繋がりがあるので、3期を楽しむには全作を見ておいた方が楽しめるでしょう。
例えば、「サザエさん」とかであれば、1話完結なので、前作、前期を見ていなくても楽しめますが、サイコパスは1話で完全に完結する訳ではありません。
また、サイコパスの総監督は、本広克行監督であり、本広監督といえば「踊る大捜査線」というテレビドラマに携わった監督です。
「踊る大捜査線」でも、1話、もしくは数話で完結するお話が続きましたが、主人公の青島刑事とわくさんの関係性とか、青島刑事と室井管理官との絆などについては、全期、劇場版を含めて繋がり広がっていくパターンでした。
そのため、サイコパスも、前作や劇場版を見た方が、断然楽しめるでしょう。
サイコパスの繋がりや時系列についてはこちら↓
【サイコパス3】アニメ全作品や劇場版映画の繋がりは?年表・時系列や順番と過去作一覧も
まとめ
サイコパス3期を楽しむには、前作を見ておいた方が良いでしょう。
なぜなら、
- 物語の基礎となるSF的要素の情報を知ることができるし、
- 1期の主人公の再登場の意味などが理解しやすいし、
- 全作繋がっているから
です。
サイコパスの用語や世界観、舞台設定を知るにはこちら↓
アニメ【サイコパス】の用語や世界観・舞台設定を解説!ガバガバ設定と言われる理由についても