ルパン三世の3D版の公開が決まり、あいかわらず魅力的な黄色い車ですが、今回は、黄色い車の名前や車種、値段や、実際の車が街に溶け込む様子などについてまとめてみました。
ルパン三世の黄色の車の名前
ルパン三世が乗っている黄色い車の正式名称は、「FIAT NUOVA 500」です。
フィアットとは、イタリアの自動車メーカーの名前です。
ルパン三世が乗っているタイプの黄色い車は、1957年から1977年の間に生産された、フィアットの2代目で、「新フィアット500」と呼ばれています。
また、「500」という数字は、イタリア語で「チンクエチェント」というので、「フィアット・チンクエチェント」と呼ばれることもあります。
ルパン三世が乗っている黄色い車の型は「フィアット500F」で、たくさん生産されているので手に入れやすいようです。
ルパン三世の黄色の車の値段
ルパン三世の黄色い車のお値段は、だいたい100万円前後だそうです。
2011年頃に価格が大きく上昇しましたが、現在は、ちゃんと乗れる程度のコンディションで、アメリカ相場99万6千円ぐらいに留まっているようです。
日本では、フィアット・チンクエチェントは、中古で質を考えなければ、50万円以下で販売されていることもあるようですが、古い車なので、自分で直すとなると、相当お金がかかってしまうのだとか。
また、だいぶいい状態のフィアット・チンクエチェントを買うとなると、200~250万円くらいすると言われていますが、やはり、乗れる中古となると、100万円ちょっとが相場のようです。
ルパン三世の黄色い車の歴史
モンキー・パンチこと加藤一彦さんの原作には、実は黄色い車はフィアット・チンクエチェントとしては描かれていませんでした。
しかし、アニメ化された時にフィアット・チンクエチェントが採用されました。
理由は、作画監督の大塚康生さんがフィアット・チンクエチェントに乗っていたから。
それを見た宮崎駿監督が、アニメ版のルパン三世の愛用する車にしたのでした。
そして、今回ルパン三世の最新作、3D版の絵がこちらです。
フルCGのカーチェイスがカッコええ……でもなんでブルーバードが510なんじゃろか#ルパン三世THEFIRST pic.twitter.com/xruZnDdmcT
— 1000番台 (@SenbanDay) 2019年7月12日
ルパン三世の黄色の車に乗っている人
ルパン三世のトレードマークとも言える黄色い車ですが、実際に乗っている人はいるのでしょうか?
乗っているのだとしたら、違和感はあるのでしょうか?
実際に乗っている人の写真を集めてみました。
I'm a bit jealous of my bf because he walked past Lupin III's car yesterday ;A; pic.twitter.com/ATdtMwIFxx
— The Jennulator (@jennulator) 2019年2月26日
実際に街中を走っているルパン三世の黄色い車は、違和感があるどころか、ものすごくかっこいいですね。
ルパン三世の黄色の車のCG
最新のCG版の映画「ルパン三世 The first」の公開が決まりましたが、公式よりも先にルパン三世の黄色の車をCG化していた人が、海外にいたので、ついでにご紹介しておきます。
彼は、学校の課題が「3Dアートで車をモデリングする」というものだったので、ルパン三世の黄色い車をモデリングした3Dを作ったそうです。
here's one of my final projects for school..!! my major involves a lot of 3d art and stuff and one of my classes basically involved modeling an entire car so i did the classic fiat 500 like the one from lupin iii pic.twitter.com/6SsQo5iYXX
— riah (@himboking) 2018年11月30日
まとめ
ルパン三世の黄色い車は、ルパン三世の人気がある限り、愛され続けると言っても過言ではないようですね。
国内外共に、「ルパン三世の車だ!」と感激されているフィアット・チンクエチェントなのでした。