アニメの考察・感想・ネタバレ

【キングダム】合従軍は実話なの?史実との違いについても

ここではキングダム合従軍侵攻編のあらすじと合従軍は実在しているのかをまとめています。

キングダム3期は合従軍侵攻の物語

アニメキングダム第2期が終わってから6年ぶりとなる第3期の放送が決まりました。

第2期の最終話は成蟜と政が手を組み発言権が強い左承相に昌文君が任命されまされ、信たち飛信隊も国境での守備戦で失った人員を補給するために唐金城に到着しました。

信は李牧が新たな企みを考えていることが分かり、それは信たち秦国に立ち塞がるような動きである可能性も出てきました。

 

今後さらに激し戦いが予想されるが、成蟜は中国統一を目指し、信は天下の大将軍への道を再び歩き出すことになります。

第2期はここで終わり第3期は中国統一をかけて合従軍侵攻編に突入することになるようです。

第3期のあらすじは「軍事において重要となる三陽を支配した秦国に対して危機感を抱いた趙国が六国と同盟を結んで秦国へ侵攻が開始される」ということのようです。

 

キングダム3のあらすじとメインビジュアルを見る限りやはり趙国は敵として秦国に立ちはだかるようです。

秦国のメインビジュアルの後ろのほうに騰がいるということは秦国の総戦力が集結するということなのでしょうか。

第1期・第2期は38話・39話だったので今回の第3期も30後半かもしくはそれ以上の話数になるのかもしれません。

 

第3期の放送まで期間が随分とあいてしまったのにもいくつか理由が予想されており、一番の理由としては合従軍編が多すぎて作画が大変だったからなのではないかと言われていました。

それ以外にも原作が過激なためテレビ放送に許可が下りるまで時間がかかった・映画の製作があったためゴタゴタしていたなどとも言われています。

それに加えて今までのキングダムのアニメは原作を見ている人から「ひどい」というコメントが多くありました。

 

特に作画に関しては第2期の男性キャラクターに対して結構な言われようのようです。

それ以外にもキングダムはCGを取り入れたアニメなためCG特有の違和感を感じたり、テレビでは放送できないようなグロい描写がカットされていたりします。

何といっても原作は絵がすごいのですがアニメで多くの人に伝えることは残念ながらできなかったようです。

 

あれこれと文句の一つ二つは出てきますが、何はともあれ第3期の放送が決定して良かったなぁと感じています。

 

【キングダム】合従軍とは

合従軍とはあらすじの紹介でもあったように趙国の天才軍師といわれる李牧が結成した同盟軍のことです。

言葉の意味的には強敵国(秦国)に対して小さな国々(楚・趙・魏など)が協力して戦うことを意味しています。

楚国、趙国、魏国、燕国、韓国、斉国の六国が同盟を組み、楚国の宰相で李牧に劣らない知力を持つ春申君が合従軍の総大将を務めています。

 

魏国総大将は呉鳳明・楚国総大将は汗明・燕国総大将はオルド、韓国総大将は成恢となります。

斉国は一時的に合従軍の参戦を見せるが秦国の呂不韋四柱である蔡沢の説得に応えて参加を中止しました。

 

【キングダム】合従軍は実在していたのか

合従軍は実際に春秋戦国時代に結成されており、春申君は最後の合従軍を率いていました。

キングダムではオリジナル性が加えられているため実在の話とはズレていますが、合従軍は架空の話ではないということです。

第3期のメイン舞台となる函谷関の戦いでは春申君が秦国の函谷関を攻め入るものの敗戦してしまい、春申君はそこからどんどん落ちていきました。

 

函谷関の戦いで龐煖が趙国・楚国・魏国ともう一国を指揮して蕞を攻めていましたが、秦国の前に敗北をしたと記述されているようです。

結果的に現実の春申君が総指揮をとっていた合従軍は敗北をし、秦国に領土を順々に取られてしまいます。

春申君・劇辛・汗明・頂燕・傅抵・慶舎は実在している人物で、合従軍にも参戦しています。

 

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【キングダム】合従軍侵入の物語は実話なのか?史実との違いについても

上記の記事でも触れていた通り合従軍が秦国に進軍していく話は実在しているものです。

函谷関の戦いも紀元前318年頃に起きた戦のことであり、楚・趙・魏・燕・韓の五か国で秦国に攻め入ったことも文書として残っているようです。

実際に出兵をしたのは魏・趙・韓の三か国だけで、結局足並みをそろえることに苦労し敗北したこともそのまま記載されています。

 

ただ、キングダムには史実には存在しなかったオリジナルキャラクターが多数存在していますし、それゆえ、合従軍の秦国侵入の物語は、史実と全く同じではないでしょう。

また、史実の物語に少し華やかさをもたせて、加筆してある部分もあるようです。

歴史的文書を読んでも、名を残す人々の感情や考えが細かく書き残されている訳ではありませんからね。

なので、キングダムの合従軍侵入の物語は、史実と全く同じという訳にはいかないでしょう。

 

ですが、大まかなストーリーは一応史実に沿っているので、根本的には、大雑把には、史実と似た物語になっていると言えるでしょう。

 

まとめ

いよいよキングダム第3期の始まりが見えてきましたね。

冒頭部分でキングダムの作画について少し話をしましたが、私も漫画の絵の迫力を表現しきれていない部分があるのは事実だと思います。

第3期で改善されるかは分かりませんがそれもアニメならではだと割り切って私は見たいと思います。

 

現実の話では合従軍は秦国に敗北をしていますが、アニメでは…なんてことがあったら驚きですね。

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