吾峠呼世晴先生原作「鬼滅の刃」の劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」についてまとめています。
映画【鬼滅の刃】無限列車編はアニメの続き?
無限列車編はアニメ「鬼滅の刃」の続きであり、「炎の柱」煉獄杏寿郎の活躍が描かれるストーリーとなります。
鬼滅隊の「柱」と呼ばれるメンバーが本格的に関わってきます。
「柱」だけではなく、「上弦の参」猗窩座も登場し「上弦の鬼」という強敵たちも本格的に関わってくる話でもあります。
【鬼滅の刃】無限列車編のあらすじネタバレ内容
炭治郎は善逸、伊之助とともに鎹烏にもたらされた鬼の出現情報と自身のヒノカミ神楽について知るために「炎柱」である煉獄杏寿郎のいる無限列車に乗り込みます。
しかし無事に杏寿郎に出会うことができましたものの、ヒノカミ神楽について彼は何も知りませんでした。
炭治郎たちは杏寿郎よりこの列車自体が鬼による事件中心地だと伝えられます。
その直後、血鬼術により隠れていた鬼が登場します。
ですが、炭治郎たちが動くより早く杏寿郎により一瞬で鬼は退治されてしまいます。
その際退治された鬼は黒幕でなく、本当の黒幕である「下弦の壱」魘夢の血鬼術により杏寿郎と炭治郎たちは夢の中に閉じ込められてしまいます。
閉じ込めらた夢は夢見る人にとって、とても幸せな夢を見せられています。
そこに手駒とした人間を送り込み、精神の核を破壊するのが魘夢の戦術のようです。
無惨に殺されたはずの家族と過ごす夢を見ていた炭治郎は誰よりも早く夢に閉じ込められているのだと気づきます。
そして、突如聞こえた父の助言により夢の中で自決することで覚醒できることに気づき実行します。
誰よりも早く覚醒した炭治郎は他3人を起こそうとしますが、目を覚ましません。
まだ起きない禰豆子を3人をに任せ、単身で「下弦の壱」魘夢に討伐に向かいます。
再び眠らせる血鬼術を受けるも瞬時に夢だと気づき、自決することで攻撃をなんとか繋げ、魘夢の首を切り落とすことに成功します。
ですが切り落としても消滅せず、なんと魘夢は無限列車と融合していたのです。
列車の乗客乗務員200人を人質に取られて状態となります。
そこに目を覚ました杏寿郎、善逸、伊之助それに禰豆子の協力が加わります。
杏寿郎、善逸、禰豆子は人質を守り、炭治郎と伊之助で魘夢の首を落とすという形です。
炭治郎と伊之助により無限列車の操縦席床下にある魘夢の首を斬り落とし、討伐に成功します。
しかし皆が安堵し救助や休憩を取る中、「上弦の参」猗窩座が襲来します。
杏寿郎と猗窩座の異次元の戦いが繰り広げられます。
(炭治郎と伊之助にとっても)
なぜか猗窩座は杏寿郎に鬼になるように勧誘してきますが、彼は(当然)全く取り合いません。
そして一進一退の攻防中、杏寿郎が限界に近づいてきます。
杏寿郎が炎の呼吸の奥義「煉獄」を放ちますが、見事な一撃が入るも猗窩座の腕が彼の身体を貫通していました。
しかし杏寿郎は日の出まで猗窩座をこの場で釘付けにしようします。
逃げようとする猗窩座を全身全霊を賭して……
しかし鬼の再生力を生かして猗窩座は逃亡を図ります。
その逃げ姿に炭治郎は「この卑怯者!」と言い放ち、日輪刀を投げつけます。
なんと見事その刀は猗窩座の身体に突き刺さります。
猗窩座が去った後、杏寿郎は最後にということで炭治郎と伊之助に未来を頼むと託されます。
そして炭治郎に対しては鬼の禰豆子を鬼殺隊の一員と認めると言葉をかけます。
それに加え、ヒノカミ神楽について煉獄家を訪ねるように進言します。
(父と弟への遺言も……)
杏寿郎は亡き母が残した「弱き人を助けることは強く生まれた者の責務」という言葉を守れたか今際に考えます。
そこに母が笑顔で「立派にできましたよ」という幻?が見え、彼は息を引き取ります。
炭治郎、伊之助、善逸は悲しみながらも自分たちも「煉獄さんのようになろう」と決意します。
そしてお館様や他の「柱」たちに杏寿郎の訃報が伝わります。
(原作ではまだ後日談がありますが、映画はここでエンディングとなりました
Lisaさんの「炎」が心に刺さりました……)
【鬼滅の刃 無限列車編ネタバレ】アニメ追加要素はあるのか?
追加要素というかアニメオリジナルシーンはありました。
まず冒頭でお館様こと産屋敷耀哉とその妻あまねが今まで戦死した鬼殺隊隊員の眠る墓所で墓参りしているシーンから始まりました。
後、原作では杏寿郎が倒して雑魚鬼は一体でしたが、劇場版アニメでは二体となっています。
他の部分は原作に忠実に作られていて、完成度が高かったです!!
(改めてアニメーターや声優さんの技術力に驚かされました……)
映画【鬼滅の刃】無限列車編の続編予告はあった?
私は視聴済みですが、続編予告やアニメ2期告知の情報は公開されませんでした。
ですが今劇場動員数を考えると、続編のアニメ化はどのような形かわかりませんが必然だと考られます。
まとめ
「無限列車編」は「炎柱」である煉獄杏寿郎を通して、色々なこと教えてかつ感動させてくれる物語だと感じています。
特に杏寿郎が息を引き取った後に「煉獄さんみたいになれるのかな?」と弱気になっている炭治郎に向けた「弱気なこと言ってんじゃねぇ!!」から続く言葉の数々は心に刺さるものがあります。
そして柱」の中でも単独で「上弦の鬼」を追い詰めたのもこの先も彼一人です……
また逃げる猗窩座に対して炭治郎が放った言葉も感動することもありましたが……
声優さんにより声の力が吹きこまれてことによりここまで涙が止まらなくなる言葉に化けたことに驚きを隠せませんでした。
(原作でもいいなと思っていましたが……)
後日談となる、猗窩座が炭治郎を標的にする決意をしたり、炭治郎が煉獄家を訪れる話は劇場版では語られませんでした。
きっとこれはあまり待たせることなく続編がアニメ化されることの伏線として感じています。
続報お待ちしています。
そして最後になりますが、
煉獄さん、本当にありがとう!!