2019年の「天気の子」で高井の声優を担当した梶裕貴さんですが、彼は大人気の声優です。
今回は、2019年に主人公(主演)を担当した作品をまとめてみました。
作品に対する梶さんの思いや、作品エピソードについてもまとめています。
梶裕貴が主演の2019アニメキャラ主人公・主役作品一覧とエピソード
2019年に梶裕貴さんが出演した作品は、テレビアニメと映画を合わせて8作品です。
「あひるの空」(10月)
梶裕貴さんは、テレビアニメ「あひるの空」で主人公「車谷空」の声を担当しています。
「あひるの空」は、元全日本バスケットボール選手が母親の青年・車谷空の青春を描いたストーリーです。
梶裕貴さんは、ツイッターにて「バスケに対して直向きで誠実な空が、僕は大好きです!」と言っています。
【梶】「あひるの空」
— 梶裕貴@staff (@KAJI_staff) May 8, 2019
主人公・車谷空役を演じさせていただきます!
バスケに対して直向きで誠実な空が、僕は大好きです!
彼らのカッコわるくてカッコいい姿を、ぜひ見守ってあげてください!
10月放送スタート!!https://t.co/tPkqxxeRrH#あひるの空 pic.twitter.com/Htri27ERFS
PSYCHO-PASS サイコパス 3(10月)
サイコパスは、近未来SFと警察ものが混ざったテレビアニメです。
以前大流行した「踊る大捜査線」というテレビドラマの監督を担当した本広克行さんは、アニメ制作を夢見ていましたが、今作品は、その夢が叶った作品です。
サイコパス3では、刑事課一係の監視官である、慎導灼(しんどう・あらた)という主人公の声を、梶裕貴さんが担当します。
梶裕貴さんは、舞台挨拶にて、サイコパス3のキャラクターを演じる声優たちは、皆主人公並みに目立つ声だと言っており、そうそうたる役者さんの中でやらせて頂けて嬉しいとも言っています。
梶裕貴さんは、ゲーム版のサイコパスに出演していましたが、そこでテレビアニメ版のオーディションのお話をもらったそうです。
からかい上手の高木さん2(7月)
「からかい上手の高木さん」は、中学生のラブコメディです。
梶裕貴さんは、主人公の西片(にしかた)の声を担当していますが、西方は高木という女の子にしょっちゅうからかわれています。
西方は仕返しをしようと試みますが、いつも高木さんに先を読まれてしまうというストーリーです。
梶裕貴さんは、西方のリアクションをどう演じたら、高木さんがからかい上手に見えるのか?ということを意識して演出に取り組んだそうです。
また、話がセクシーな方向に聞こえない様にするのが大変だったとも語っています。
さらに、「最終的には、西方を踏み台にして、高木さんと高橋さん(声優の)に輝いてもらえればいいな」と言う、仲間思いな梶裕貴さんなのでした。
進撃の巨人 Season3 Part.2(4月)
進撃の巨人とは、巨人と人間の闘いを描いたダーク・ファンタジーです。
原作者の諫山さんは、「舞台などの謎が明かされた時が物語の終わる時」と言っており、少々過激な描写をすることで有名です。
進撃の巨人は、シーズン3に突入しており、梶裕貴さんは、主人公のエレン・イェーガーの声優を担当しています。
エレンの存在価値や存在意義、また、明かされるエレンの過去などの影響を得るエレンの考え方などとも向き合っていきたいと、梶裕貴さんは言っていました。
MIX(4月)
MIXとは、有名野球漫画「タッチ」という作品に登場した、明青学園の約30年後を描いた野球アニメです。
梶裕貴さんは、MIXの主人公である立花投馬の声優を担当しています。
「明青学園をもう一度甲子園へ」との担当編集者の希望により、原作漫画の連載が始まりました。
梶裕貴さんは、子供の頃テレビで見た「タッチ」のあだち充先生の作品に出演できたことを非常に光栄に思っていると言っていました。
MIXの出演が決まると、「タッチ」の原作も読み返したそうです。
不機嫌なモノノケ庵 續(1月)
「不機嫌なもののけ庵(あん)」は、2013年から連載が始まった原作を元に制作されたテレビアニメです。
妖怪や幽霊を信じない主人公・芦屋 花繪(あしや はなえ)の声を、梶裕貴さんは担当しています。
ある日芦屋は、突然妖怪に憑かれ、妖怪の存在を信じることになり、妖怪について理解を深めていくというストーリーです。
妖怪たちのお悩み解決をしている芦屋の物語は、どれも印象が深いと語る梶裕貴さんでした。
七つの大罪 神々の逆鱗(秋)
七つの大罪は、鈴木央による原作漫画がアニメ化したものですが、もともと七つの大罪は、古代エジプト時代から言い伝えられてきた、修行論です。
2014年からテレビアニメ化されており、七つの大罪 神々の逆鱗は、2019年に公開される新しい続編です。
梶裕貴さんは、主人公のメリオダスの声を担当しています。
七つの大罪で最初にメリオダスの役をもらった時は、過去に演じたことがないキャラという新しい挑戦だったと明かす梶裕貴さん。
しかし、そのチャレンジが、新たな1つの引き出しを作ってくれたと言っています。
あした世界が終わるとしても(1月)
2019年に梶裕貴さんが出演した作品は、ほとんどテレビアニメでしたが、「あした世界が終るとしても」は、アニメ映画でした。
幼い頃に母親を亡くした高校3年生の狭間真という主人公の声を、梶裕貴さんは担当しています。
狭間真を演じた梶裕貴さんは、映画の中で繰り広げられる日常的な会話に、とてもリアルな空気がある。
しかも、SFな要素やバトルシーンなどがあり、ハイクオリティーが作品だと語っていました。
まとめ
大人気で数々の主役を演じつつ、共演者のことも気遣う、優しい梶裕貴さんなのでした。