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ジョンQ最後の決断は実話が元になった映画?元ネタや原作モデルについても

映画「ジョンQ最後の決断」を見ていると、実話から映画が作られたのかなと気になります。

そこで、今回は、実際に映画が実話を元にしているのか、また、実際のUSAの病院事情はどうなのかについて調べてみました。

「ジョンQ最後の決断」の映画のあらすじ

ジョンQ(デンゼル・ワシントン)は、会社の都合により十分なお給料を得ることができなくなってしまいます。

必要なお金を手に入れる為に、仕事を探し、面接にも行きますが、新しい仕事を手にすることはできません。

ジョンQには、心優しい息子のマイクがいました。

ある日マイクは、野球の試合に出ることになります。

ヒットを打って走るマイクですが、突然倒れ、意識不明の重体になってしまいます。

父親であるジョンQは、マイクを連れ病院へ向かいます。

大事には至らなかったものの、マイクは意識不明のまま深刻な状態であることには変わりありません。

医者は、心臓の移植手術が必要だとジョンQに告げ、手術費について説明しますが、手術費は莫大で、ジョンQは払うことができません。

加入していた保険会社にも支払いを断られ、国の制度も助けにならず、ジョンは全てを売り払い、友人にお金を借り、手術費を得る為にできることを全てします。

ですが、手術費である250,000ドルの頭金である75,000ドルを集めることができません。

ジョンQは、頭金を払うことができなければ、息子のマイクは退院させられると聞きます。

どんどん危ない状態になっていくマイク。

そこでジョンQが取った行動は、医師を銃で脅し、病院に立てこもるというものでした。

ジョンQの願いは、愛する息子のマイクを心臓移植リストに載せるだけ。

病院の院長は、リストに載せると嘘をつきますが、駆け付けたマスコミによって流された「ジョンQとマイクの会話」を見て、本当にリストに載せることにします。

警察は襲撃に近づきますが、ジョンQはその警官を逆に捕らえます。

ジョンはその警官の解放と引き換えに、自分の心臓をマイクに移植することを要求します。

ジョンは最初から自分の心臓を息子に与えることを決意していたのでした。

ジョンが持っていた銃で自殺しようとすると、妻のデニーズが、マイクに適合する心臓が見つかったと伝えます。

ジョンは、ジョンの格好をした人質を解放し、警察は彼をジョンQだと思って間違えて捕まえます。

その間、マイクの心臓移植手術は成功に終わり、その後ジョンQは捕まって裁判にかけられます。

息子の命と引き換えの監禁罪でした。

「ジョンQ最後の決断」は実話なのか?

映画「ジョンQ最後の決断は」の物語は、本当っぽさがある為、実話なのかどうかが気になる方がたくさんいるようです。

結論から言うと、このような事実が実際に起こったことはありません。

ですが、「ジョンQ最後の決断」の舞台であるUSAを知る人は、以下のように語っています。

「ジョンQ最後の決断」の映画の原作モデルとなった元ネタ

USAでは、映画のような巨額の医療費を払えないような状況に陥ることはまずないそうです。

実際には、巨額の医療費を払えないことを防ぐように社会ができていると言います。

また、医療費が払えないからといって病院を追い出されるような冷酷な病院もないそうです。

ただ、手術が必要で深刻な重症患者であろうと、病院側が手術費の返済を要求することは普通にあるそうです。

人助けは人助け、ビジネスはビジネスという一線がしっかりと引かれているということなのでしょう。

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まとめ

映画「ジョンQ最後の決断」は実話が元になった映画ではないが、医療費が高いことがあったり、重症患者にもきっちり請求する病院側の姿勢は、映画を思い起こさせるようなこともあるということです。

映画が実話がありそうに見えるのは、監督や脚本家の腕前が素晴らしいということなのだと思います。

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