今回は、ひぐらし「解」の中でも重要な内容が明かされる「皆殺し編」から、黒幕について語りたいと思います。
黒幕の黒幕の存在についてもまとめてみました!
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【ひぐらしのなく頃に】には黒幕が登場する(皆殺し編)
ひぐらしのなく頃に「皆殺し編」では、作品の根幹に触れる内容がチラ見えします。
前半こそ、沙都子救出に奮闘しますが、後半から様子が少し変わってきます。
それは黒幕の暗躍を示唆するもの。
実は雛見沢大災害は、ただの災害ではなく人為的なものだったというのです。
(そのへんのフラグは、他の編でもチラ見せされています。)
その内容は、ガス災害の避難という名目で、全住民を学校に集め、有毒ガスで大量虐殺する。
そしてもし学校から逃げ出したとしても即射殺・行方不明として発表されるというもの。
それが人為的?
一体誰が??
そう、大災害の黒幕こそが、入江診療所の鷹野なのです。
【ひぐらしのなく頃に】黒幕は鷹野三四。
鷹野といえば、毎回綿流しの日に焼死体で発見される、入江診療所の看護師お姉さんとして知られていますよね。
ここだけ見てると、モブのお姉さんっぽいですが、そうはならないのがひぐらしの面白いところです。
この皆殺し編では、死んだはずの鷹野が生きて再登場します。
その上、鷹野の手によって、雛見沢大災害が引き起こされるのです。
その名は「終末作戦」。
この作戦の切り札は、古手梨花です。
雛見沢症候群の女王感染者である梨花がもし死ねば、雛見沢の村人全員が48時間以内に末期症状となる。
そうなると、総勢約2000人の暴徒が出来上がり、他の地域で異常行動を起こしてしまう。
そうなる前に全員を始末するというのが「終末作戦」の全容であり、雛見沢大災害の正体だったのです!
そして、鷹野に命を狙われる梨花ちゃん。
バッドエンドでお馴染みのあの姿は、鷹野が!!!
恐ろしい子!!
しかし、鷹野はなぜそんな凶行に及んだのでしょうか?
ただの殺戮者ではなく、彼女は雛見沢症候群という病の研究者でもあります。
なぜ研究対象である村を全滅させる必要があるのでしょうか?
それにはある組織の思惑が複雑にクロスオーバーしているのですよ。
【ひぐらしのなく頃に】黒幕の黒幕は野村
鷹野に「雛見沢大災害」という名の終末作戦を実行させる黒幕が存在します。
つまり、黒幕の黒幕ですね。
その名は「野村」という女性です。
この女性、秘密組織「東京」のメンバーです。
どうやらこの「東京」という組織は、一枚岩では無いもよう。
いくつかグループが存在していて、各々の派閥で絶妙にパワーバランスを取っているのでしょう。
そこへ起こった出来事が、鷹野のスポンサーでもある政治家で、「東京」のメンバー:小泉の死です。
このことにより、黒幕の黒幕である野村が動き出します。
【ひぐらしのなく頃に】鷹野三四はなぜ黒幕に手を貸したのか?
鷹野の野望、それは祖父のように慕っていた高野一二三の研究を世に出すこと。
高野一二三は、鷹野幼い頃両親を失い施設で虐待され失望していたところを救ってくれた恩人です。
そして高野一二三は、雛見沢症候群という風土病の研究者でもありました。
しかし、その研究は政治的圧力から日の目を見ることなく、高野一二三はこの世を去ります。
鷹野は高野一二三の研究を受け継ぎ、無念をはらすためにこれまで頑張ってきました。
時には手を汚すことも厭わないぐらい……。
鷹野はあらゆる手を使ってのしあがってきたのです。
すべては祖父と慕った高野一二三のため。
しかし、高野一二三の友人でもありスポンサーの政治家:小泉が死去すると事態が一変。
これまで後ろ楯だった秘密組織「東京」からも見放されそうになります。
三年後には雛見沢症候群の研究打ちきりというものです。
高野一二三の研究完遂のため、鷹野は黒幕となり、黒幕の黒幕である野村、果ては「東京」に手を貸すのです。
【ひぐらしのなく頃に】黒幕と組んでいたその他の人々
黒幕の野村が属する東京に協力していたのは、鷹野だけではありません。
小此木さんもその一人。
というか、小此木さんは「東京」所属の特殊部隊「山狗」メンバーです。
鷹野からの指示以外にも、これまで「東京」からいろいろ指示があったのでしょうね。
【ひぐらしのなく頃に】黒幕の目的は何だったのか?
黒幕である東京のメンバーであり、うっすらの鷹野を脅していた野村という女性。
「東京」の邪魔者である小泉派を一掃するべく鷹野を利用し操ります。
これは皆殺し編から逸れますが、「解」最終章である祭囃し編では、実際に終末作戦は遂行されませんでした。
そこで野村は、作戦失敗の責任を鷹野だけにとらすべく、自決をせまります。
実際迫ったのは、小此木ですがね。
逆に作戦が実行されていても、野村派閥によって口封じされていたことでしょう。
つまり、小泉が亡くなった段階で、鷹野は詰んでたんです。
そのうえ、自身も雛見沢症候群末期患者になるという。
なんだかんだでかわいそうな鷹野です。
まとめ
いかがでしたか?
もっと書きたいことはありましたが、それはもうストーリーを語ることになってしまうので、今回は見送りました。
アニメ好き、ひぐらし好きの一人としては、ぜひ本編をあなた自身の目で見て耳で聞いて肌で感じていただきたいです。
すでにファンのあなたも、まだよく知らないあなたも、「ひぐらしのなく頃に」の総ざらいをオススメします。