「ひぐらしのなく頃に」の物語に出てくる、「連続怪死事件」。
今回は、この連続怪死事件の犯人や真相について深掘りしたいと思います。
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【ひぐらしのなく頃に】連続怪死事件とは
雛見沢村では、毎年綿流しが行われる6月になると過去4年連続で、毎年1人死亡し、1人が消える連続怪死事件が起きていました。
その被害者はみな村の敵と見なされる人物であったことから、村人はオヤシロさまの祟りとして畏れています。
1年目:ダム現場監督殺人事件
1979年(昭和54年)6月に発生。
場所はダムの建設予定現場で、この時のダムの現場監督が殺害後にバラバラにされたことから、この事件は通称バラバラ殺人事件と呼ばれています。
また、行方不明になったのは、現場作業員の1人で同時にバラバラになったパーツの1つ右腕も消失しています。
2年目:北条夫妻転落事故
1980年(昭和55年)6月22日(綿流しの日)に発生。
事故現場は県立白川自然公園内展望台です。
犠牲者となったのは、北条夫婦(夫は悟史・沙都子の養父、妻は実母です。
死因は壊れた柵から転落死です。
北条夫(会社員)の遺体は発見されたが、北条妻の遺体は発見されず、行方不明のため、2年連続で1人が死亡、1人が行方不明になっています。
3年目:古手家両親怪死事件
1981年(昭和56年)6月21日(綿流しの日)に発生。
事件現場は古手夫(古手神社神主)が病死して、古手妻は遺書を残し行方不明になっています。
これに関しては、事件性をあまり感じないのですが、タイミングがタイミングだけにオヤシロ様の祟りと無関係とは考えにくいです。
4年目:北条家叔母殺害事件
1982年(昭和57年)6月20日(綿流しの日)に発生。
明確な場所は特に記載なし。
被害者となったのは、北条玉枝(北条沙都子の叔母)で死因は撲殺です。
この時に行方不明になったのが北条悟史です。
叔母から虐待の証言と悟史が行方不明になったことから、状況から叔母を殺害した悟史がそのまま失踪したとも考えられます。
5年目:富竹の死亡事件
1983年(昭和58年)6月19日(綿流しの日)に発生。
被害者は富竹ジロウ。
雛見沢の路傍で遺体となって発見されました。
死因は自傷行為による出血ショック死です。
行方不明になったのが、度々一緒にいるところが目撃されていた入江診療所の看護師鷹野三四です。
【ひぐらしのなく頃に】連続怪死事件の犯人は?
連続怪死事件の犯人を一覧にしてみました。
- 1年目:ダム現場監督殺人事件の犯人は6人のダム現場作業員。
- 2年目:北条夫妻転落事故の犯人は北条沙都子。
- 3年目:古手家両親怪死事件の実行犯は山狗。首謀者は鷹野三四。
- 4年目:北条家叔母殺害事件の犯人は北条悟史。
- 5年目:富竹ジロウの死亡事件の犯人は鷹野三四。
【ひぐらしのなく頃に】連続怪死事件の真相ネタバレまとめ
連続怪死事件の真相を1つずつ解説していきます。
1年目
犯人はその場に居合わせた6人の現場作業員です。
全員が雛見沢症候群のL5を発症しています。
ダムの工事現場で働いていた6名が、事務所で禁止されている飲酒の現場を現場監督に発見されてしまいました。
その後、両者は口論に発展しました。
この際詳細は不明ですが、現場監督が雛見沢症候群L5を発症してしまい、6人に武器で殴りかかったため、6人は自身を守った結果として現場監督を殺害してしまいました。
6人中5人は自首しようとしましたが、現場監督との喧嘩の原因を作った者は事件を隠匿するために、他の5人を脅して上記の犯行に及びました。
なお、この他の5人を脅した男は死体から切断した右腕を新聞紙に包み、底なし沼へ破棄しに行きましたが、現場監督の殺害をきっかけに雛見沢症候群L5を発症し、入江機関の人間に見つかり拉致されてしまいます。
彼は生きた雛見沢症候群L5の実験材料として脳を解剖されたり、その後様々な実験を行われた後の数ヶ月延命された末に死亡しました。
2年目
犯人は北条沙都子です。
事故現場は先日の台風3号の影響で柵が脆くなっていたらしく、事故を目撃した者はいないため、沙都子にはアリバイがないです。
北条沙都子は事故当時車の中で寝ていたと本人は話しています。
実際は、沙都子がちょっと脅かすつもりで両親を押したら、柵が壊れて転落したという不幸な事件です。
沙都子が柵にトラップを仕掛けて事故にしたてあげた可能性もなくはないですが、両親と不仲であった描写は特段なかったことから先の事故の可能性が濃厚です。
なお、事件後に北条沙都子と北条悟史は親戚に引き取られました。
3年目
犯人は山狗なので、指示を出したであろう鷹野三四が犯人です。
雛見沢症候群の研究中に古手梨花からの協力中に、古手梨花が高熱を出してしまいます。
入江所長の話を信じるなら、理由は季節の変わり目から来る風邪でした。
それをきっかけに梨花の母が研究及び研究者達に露骨な不信感を持ち、古手梨花を使った研究を拒否したために、鷹野の命令で山狗が梨花の両親を殺害したこれが事件の全貌です。
具体的には、古手梨花の父親を山狗が毒殺します。
こちらの死体は公にして、心不全と偽装します。
古手梨花の母親は元「女王感染者」として入江機関が解剖し、生きたまま献体としています。
ただここは可能性が高いレベルです。
ここから2年以内に死去したと考えられます。
この際に入江機関関係者が「ふと気付いたら居なくなっていた」と虚偽の発言をしており、また鬼ヶ淵沼での自殺を偽装します。
さらに捜査妨害を「東京」が指示していました。
4年目
犯人は北条悟史です。
叔父夫婦の悟史と沙都子に対する度重なる虐待と重圧によるストレスから悟史が雛見沢症候群L5を発症してしまいます。
そして叔母を森へと呼び出して待ち伏せ金属バットで撲殺します。
悟史から沙都子への誕生日プレゼントを運ぶのを手伝ってもらいたいと呼び出された入江所長は、車中の悟史の言葉の端々から悟史がL5発症を確信して、診療所の地下へと匿います。
入江所長は北条悟史に治療を行うも未だに回復しないため、行方不明扱いとなります。
公表されている麻薬中毒者による犯行は山狗による捏造です。
5年目
犯人は鷹野三四です。
祭具殿侵入後、鷹野とともに診療所へと戻るが、鷹野から仲間になる誘いを断ったため山狗によって眠らされ、鷹野に注射された薬物により雛見沢症候群L5発症します。
その後鷹野が車に自転車とともに積み発見現場へと遺棄します。
目が覚めた富竹は雛見沢症候群L5の末期症状により喉を掻き毟って死亡しました。
まとめ
5年連続で起こった全てが作為的なものではありませんでした。
ですが全ての事件の共通のトリガーになっているのは、雛見沢症候群L5と呼ばれる症状です。