【ひぐらしのなく頃に】バラバラ事件の犯人は?事件の真相についても

「ひぐらしのなく頃に」の連続怪死事件がきっかけとなり起こった「バラバラ事件」。

今回は、バラバラ事件の犯人や、事件の真相についてまとめています。

 

【ひぐらしのなく頃に】バラバラ事件とは?モデルとなった事件についても

バラバラ事件とは、雛見沢の毎年起こる連続怪死事件の発端になった事件です。

ひぐらしのなく頃にの時系列になる事件は5年目の事件なので、昭和58年西暦で1983年の4年前、つまり昭和54年西暦1979年に起こった事件です。

この事件にはモデルケースがあると言われています。

2001年に発生した『広島一家失踪事件』です。

 

簡単に概要を書くと、家族4人とその愛犬が突然消息を断ち、事件発生から1年後にダムの底から偶然発見された事から、「神隠し」とまで噂されています。

広島一家失踪事件は2001年6月4日に発覚しています。

この事件の被害者となったのは、両親と娘、同居していた祖母と愛犬の4人と1匹です。

少し話がそれますが、ここで少し、モデルとなったバラバラ事件について、少しお話したいと思います。

 

被害者家族は端から見ても円満家庭であり、近隣住民とのトラブルや職場でのトラブル、家庭内のトラブルもない家庭であったと近隣からは証言されています。

広島一家失踪事件が発覚したのは、同日の朝から昼頃にかけてと推測されます。

被害者の妻は当日社員旅行で中国に行く予定でしたが、集合時間になっても姿を見せなかったので、心配になった職場の同僚が被害者一家の自宅を訪れた事から事件が発覚したそうです。

 

警察の捜査によると、自宅は荒らされて形跡も第三者と争ったような形跡もなく、警察が自宅に踏み込んだ時は、玄関や窓の施錠も完璧な状態だったみたいです。

また、現金や身分証明書も全て自宅から発見されてました。

その後の捜査でも事件解決へと繋がる証言や物的な証拠も見つからず、その後の捜査も進展しないまま時間だけが経過していきました。

その後、事件に進展があったのは、広島一家失踪事件からおよそ1年後の2002年9月7日でした。

 

広島県の世羅町にある京丸ダムと言う場所を通りかかった地元住民が、ダムの底に裏返った車が沈んでいるのを偶然発見して警察に通報しています。

駆け付けた警察の手引きで、ダムの底に沈んでいた車が引き上げると、広島一家失踪事件で行方不明になっていた被害者一家の車のナンバーと一致したのです。

車内には白骨化した遺体があり、誰か判断出来ないような状態でしたが、その後歯形が被害者一家と一致した事から、広島一家失踪事件の被害者は最悪の形で発見されたのです。

 

ちなみに、発見時ダムは偶然の水不足が原因で通常は見えないダムの底が見えるようになってました。

つまりのタイミングで発見されたのは偶然に近かったそうです。

被害者一家が発見された後、警察によって遺体の司法解剖が行われましたが、事件から1年以上経過していた事や、長期間水の中に遺体が放置されていた事が原因で遺体はかなり損傷が酷く、死因を特定する事は出来ずすべては今も謎なままになっています。

これがひぐらしのなく頃にの事件のモデルケースと言われている『広島一家失踪事件』の全貌です。

 

【ひぐらしのなく頃に】バラバラ事件の死体は誰?

バラバラ事件の死体は、当時雛見沢を埋め立てようとしていたダムの現場監督です。

大石蔵人刑事が若手時代に叱責された描写や現場監督のことを『おやっさん』と呼んでいることもあり、大石蔵人刑事はダムの現場監督をかなり慕っていたことが読み取れます。

 

【ひぐらしのなく頃に】バラバラ事件の見つかっていない片腕はどこに?

まずはっきりと原作から分かっていることだけ記述すると、見つかっていないパーツは右腕です。

そしてその右腕は今も発見されていません。

原作から考えられる場所は大きく2カ所あります。

 

1カ所目は、雛見沢にある底なし沼です。

別名鬼ヶ淵沼に捨てられたため、発見することが困難です。

またマンガでは、右腕を持ち去った人物が沼に捨ててくると口にして、移動に使われた車も近くに放置されていたことから、こちらの鬼ヶ淵沼に捨てられた説が有力です。

 

もう1カ所考えられる説としては、レナの趣味であるかわいいもの探しのゴミ捨て場に今も捨てられている説です。

ですが、こちらに関しては前原圭一の想像の中で少し描かれた程度の描写なので、こちらである可能性はやはり低いですね。

 

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【ひぐらしのなく頃に】バラバラ事件の犯人は?

犯人は現場監督の下で働いていた現場作業員6名です。

その発端になった主犯格の男はバラバラにしたパーツの右腕ととも行方不明に表向きはなっています。

 

【ひぐらしのなく頃に】バラバラ事件の真相

全ての真相はこうです。

ダム工事を進めるように政府からは急かされるものの、雛見沢の住人からの猛反対により作業は滞ります。

そんな中で現場従業員たちは禁酒を命じられていましたが、憂さ晴らしのために作業員たちはこっそりと現場監督の目を盗み飲酒します。

 

それが現場監督に見つかったことにより口論に発展しました。

この際詳細は不明だが現場監督が雛見沢症候群を発症、6人に武器で殴りかかったため、6人は過剰防衛の形で現場監督を殺害してしまいました。

6人のうち5人は自首しようと言ったが、初めに監督に突っかかり喧嘩の原因を作った者は、事件を隠匿すべく彼らを脅して死体をバラバラにするの凶行に及びます。

 

なお、この男には前科があったという描写もあります。

そして、この男は死体から切断した右腕を新聞紙に包み沼へ破棄しに行くものの、殺害をきっかけに雛見沢症候群を発症したタイミングで、たまたま入江機関の人間に見つかり拉致されてしまいます。

彼は生きた実験体として脳を解剖され、その後様々な実験を行われ数ヶ月延命された末に死亡してしまいました。

まとめ

1979年ダムの建設予定現場で、作業員6名が雛見沢症候群を発症した現場監督を正当防衛という形で殺害したことを隠ぺいするために死体をバラバラにしたが、そのパーツの1つが未発見な事件です。

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