2021年4月よりアニメ開始される「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」について、まとめています。
ヒロイン(もう1人の主人公?)である”ホームレス少女”荻原沙優の過去に何があったのか?なぜ家出することになったのか?をネタバレしていきます!!
【ひげを剃る。そして女子高生を拾う。】さゆは家出少女!
主人公である吉田は、長年片思いしていた女性で会社の上司の後藤愛依梨にフラれた夜、ヤケ酒をした帰り道にある家出した女子高生と出会うことになります。
その家出少女こそヒロインである、さゆこと荻原沙優です。
さゆは性交と引き換えに吉田に家に泊めて欲しいとお願いしますが、「まっすぐな性格の持ち主」である吉田はこれを拒否します。
その代わり働くことを条件に居候させることとなります。
吉田とさゆの共同生活から始まるのが「ひげひろ」こと「ひげを剃る。そして女子高生を拾う」という作品です。
さゆは北海道の高校に通う女子高生で東京に家出をしてきました。
どうして彼女が家出することになったのかを今回はネタバレしていきます!!
【ひげを剃る。そして女子高生を拾う。】さゆの両親はさゆの家出にせいせいしている!?
さゆの家出をした理由は大きく分けて2つありますが、その1つが両親との関係が冷え切っていることです。
特に母親との不仲が、さゆが吉田たちに過去を告白した際に語られています。
(家出をする決定的なトリガとなったのは、母親のある一言です……)
どうやらさゆが生まれたのをきっかけに両親は離婚してしまったようです。
唯一家族でさゆを気にかけている兄、荻原一颯がいますが彼は父親の会社で後継者となるべく頑張っているようです。
そんな彼もさゆに対しては憐みでやさしくしているようですが……
さゆは何を頑張っても母親からは褒めてもらえず、まともに家族から愛を注がれることなく育ったようです。
そんなさゆと両親との秘密はまだ原作では語られていません……
一体、さゆの出生になんの秘密が隠されているのでしょうか?
(個人的な推測ですが、父親と血の繋がりがないのでは……)
【ひげを剃る。そして女子高生を拾う。】さゆは眼鏡女子を思い出して吐き気をもよおす!(第3巻)
さゆが吉田たちに過去を告白する前に眼鏡女子を思い出して、吐き気を催す描写があります。
それは吉田の上司である後藤愛依梨によって、現実を突きつけられたときです。
彼女はこの会話をきっかけに吉田に甘えてばかりいないで、現実と向き合おうと決心し始めます。
この眼鏡女子を思い出して、吐き気を催してしまうというさゆの不安定さ。
その原因はなんとも辛い過去があり、家出をすることになった理由の1つとなります。
それではさゆの過去に何があったのか語っていきます。
【ひげを剃る。そして女子高生を拾う。】さゆの過去に何があったのかネタバレ!
高校2年生になったさゆは母親との確執もあり、厳しい躾もあったようで周りの人との差に「息苦しさ」を覚えながら学生生活を送っていました。
特に仲の良い友達を作ることもなく、1人でいることが多い女の子でした。
そんなさゆが同学年でスクールカーストトップの男子生徒”斎藤”から告白され、それを断ったところから彼女の綱渡り状態の人生に狂いが生じます。
その”斎藤”が好きだった同じくスクールカーストップの女子生徒”悠月”より嫌がらせを受けることになります。
しかし元から一人でいることが多く、孤高の美少女然としたところがあり、あまり影響はありませんでした。
その状況のさゆに話しかけてきて、彼女の人生初の友達となるのが”真坂結子”という地味目な眼鏡女子です。
結子はさゆの”孤高のかっこよさ”(本人は否定するが)に惹かれて、声を掛けました。
二人は段々と仲良くなり、さゆは結子の前では「にへらっ」と心から笑うことが多くなりました。
しかしそうは問屋は卸さず、さゆを嫌がらせをしていた”悠月”が今度は結子を標的にしてしまうのです。
嫌がらせはエスカレートしていき、結子は疲弊してしまいます。
そしてさゆも彼女は守ると決意して、「にへらっ」と心から笑うことがなくなってしまいました。
その以前のように“笑わなくなったさゆ”に一番心を痛めたのが結子だと知らずに……
ある日、結子が学校を休んでしまいました。
さゆはむしろ結子の心が休まっていいのではないかと思って、昼休みを迎えます。
いつも通り屋上でお昼を食べようと屋上に向かうとフェンスの向こう側に立つ、結子の姿が……
結子は「自分の存在がさゆを苦しめている」と自分を責め続けていたようです。
さゆは「そんなことない!」と初めての友達を助けようと必死に説得しようとします。
しかし願いはず、結子は飛び降り、さゆは結子の遺体を屋上から見下ろすこととなります。
これでは本当は”大切な存在である結子”(眼鏡女子)のことを思い出して、吐き気を催してしまうかもしれませんね……
そのあと色々、周りが慌ただしくなりさゆは学校へ行かなくなってしまいます。
(警察や教師から”犯人扱い”のように取り調べを受けることになるでしょうから、つらいでしょうね……)
当初はヒステリックを起こす母親も多くを語らなかったが、不登校が続いたある日、母親が「本当にあなたが殺したんじゃないでしょうね?」、さゆに対し決定的な一言を言い放ってしまいます。
初めてできた大事な友達が自分のせいでいじめられ、最終的な亡くなってしまった。
警察や教師が他人ならまだしも母親に心無い言葉をかけられ疑われてしまう。
もう家出するしかありませんよね……
その後は兄の援助もあったが東京に家出をし、兄の援助が尽きると性交を対価に宿を転々とする日々。
そして、物語の冒頭である主人公・吉田と出会うことになるのです。
これが家出女子高生”荻原沙優”の過去となります。
まとめ
「ひげひろ」のヒロインである、さゆの過去についてネタバレしました。
どうだったでしょうか?(結構重たかったですよね……)
まだ「さゆの出生の秘密(?)」、「吉田とさゆのどうなるのか」、原作は完結しておりません。
そんななか、来月2021年4月よりテレビアニメ放送開始されます!!
ネタバレしてきた内容と全く関係ありませんが、主人公・吉田はとてもモテてています。
多くの女性から好意を寄せられているのに他人からの好意には疎い、ジゴロ野郎となっています。(うらやましい!!!)
実は彼も父親とは確執があるようです。(こちらも触れるのかな?)
原作が完結していないので、アニメがどんな展開するのか楽しみですね。
個人的な予想ですが、完結編を劇場版でやるのではないでしょうか?
アニメのさゆに癒される日はもうすぐです!!