大人気バレーボールアニメ「ハイキュー!!」。
登場人物の心情や変化を丁寧に描写していることも人気のひとつです。
中でも、過去の出来事にトラウマを抱えたキャラが、バレーボールを通して、仲間たちと共に抱えたトラウマを克服していく様子は、視聴者の心をわしづかみにします。
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【ハイキュー】はトラウマを持つキャラたちが印象的である
ハイキューでは、登場人物やキャラクターが何かしらのトラウマや辛い過去を持っていることが多いです。
その「影」の部分がキャラクターや物語のスパイスとなって、魅力的に映ります。
影が濃い分、トラウマから解放されたときの爽快感や、トラウマ克服のための努力、それにかかわる仲間との友情が、より輝きを増すのです。
【ハイキュー】キャラ別トラウマと解消するまでの物語まとめ!
キャラクターの抱えたトラウマ、そこからの解放の熱い物語をまとめてみましたので、さっそく見ていきましょう。
影山飛雄のトラウマ「王様と呼ばれていたこと」
ハイキューでトラウマの王様といえば影山飛雄。
烏野の天才セッターは、中学生のころから名門北川第一中にてその才能をいかんなく発揮していた。
しかし勝利へのストイックさゆえ、チームメイトとの溝が生まれ、最終は「トスを上げた先に誰もいない」というセッター最大の拒絶を突き付けられる。
まさに「孤独な王様」となってしまった影山は、烏野でもそのトラウマを引きずったままバレーを続けているが、チームの仲間たちとの触れ合いが彼を成長させる。
そして対青葉城西戦でのピンチにおいて、チームメイトからの信頼を実感し、彼はとうとう「孤独の王様」を脱ぎ捨てるのです。
日向というキャラと出会ったことで、影山は「ありのままの自分を受け入れられる」ということを経験しました。
だから、影山も、スパイクを打つ選手たちの特性をありのままに受け入れるということに興味を持ち、挑戦することができたのでしょう。
孤独の王様というトラウマを解消した影山は、全日本ユースに選ばれるほどに成長しましたね。
自分を変える努力をしなければ、全日本ユースから声がかかることはなかったことでしょう。
東峰旭のトラウマ「鉄壁に負けたこと」
烏野高校排球部のエーススパイカー、気は優しくて力持ちの東峰旭。
以前の対伊達工戦での鉄壁ブロックにスパイクを阻まれ続けた結果、すべての自信を喪失して休部していた彼。
元来気の優しくそして気の弱い性格から、立ち直るのに時間がかかっていたところを、新入部員の一年生たちを含むチームメンバーからの熱い信頼に後押しされて、再びたちあがる。
チーム一丸となっての練習や交流を通して、「バレーはチーム」という一番大切なことを思い出す。
そして迎えた伊達工リベンジ戦で、囚われ続けた因縁の鉄壁ブロックをついに打破!
トラウマから解放されるのです。
自分がエースだからと1人で背負っていた時よりも、チームの一員だからと仲間を信頼し始めてからの方が、活躍する量は何倍にも強くなり、増えましたよね。
戦っているのは1人ではないと自覚してから、仲間の力をも活用して協力することで、チームのエースの立ち位置が安定したのでした。
及川徹のトラウマ「牛若に負ける」
青葉城西高校の大王様こと及川徹。
春高予選で烏野に敗北し、それを見ていた牛若こと白鳥沢高校エース牛島若利から「もう道を間違うな」と声を掛けられる。
牛若が放った「取るに足らないプライド」という言葉、高校進学の時に牛若と一緒の進路を選択しなかったことは間違いであると指摘するも、及川は自分が選んだ青葉城西バレー部に誇りを持っていて、「俺のバレーは終わっていない」と言い放つ。
自分よりも強いと恐れた相手からの解放です。
ここから学べるのは、過去の選択を後悔しても前へ進めないし、強い人だからと言って人を真似しただけでは、自分らしく強くなることができないということですよね。
及川というキャラも、烏野メンバーに負けないくらい、個性的な強さを成長させています。
山口忠のトラウマ「ピンチサーバーとしての実力」
烏野高校排球部1年生で常識人、山口忠。
他の同級生が試合に出る中、自分の技を磨くべく、ジャンプフローターサーブを練習。
初めてのピンチサーブは緊張で失敗し後悔。
2度目は攻めきれず後悔。
重なる挫折に心を折られかけるも、自分を鼓舞し再びチャンスを掴むと、ついには得点につながるサーブを成功させ、これまでの努力が報われ、またひとつ大きく成長するのです。
挑戦することにビビっていた山口でしたが、練習を重ねることで自信のなさを克服していきました。
自信というものは、行動力である程度なんとかなるものであると感じた山口のトラウマでした。
月島蛍のトラウマ「バレーを本気でできないこと」
烏野高校排球部の職人、月島蛍。彼のトラウマといえば「お兄ちゃん」ですね。
大好きなお兄ちゃんが高校のバレー部でレギュラーだと思っていた過去。
しかし実際はベンチにも入れていなかったことを目の当たりにし、兄に嘘をつかせていた自分を責め、そこからこじらせて「本気」でプレイすることができなくなってしまう。
そのことを知ってか知らずか、合宿で合同練習に参加していた他校先輩方に指摘され、またトラウマの原因「兄」との和解を経て、ひとつづつ自分の本気を出していく様は、烏野メンバーの誰よりふり幅広くて解放感と成長感がうかがえます。
今では、月島は主人公を抜き出るほどの存在感と成功感を放っていますよね。
月島は、今後も成長し続けるのだと思います。
縁下力のトラウマ「自信がない」
決して目立たないが烏野に無くてはならない2年生、縁下力。
1年生のころは厳しい練習に耐えられずバレーから逃げた過去があり、そのトラウマと持ち前のまじめさから謙虚すぎる一面がある選手。
春高の予選で負傷した主将:澤村大地の代役を務めたことをきっかけに、過去のトラウマから少しずつ解放されていき、間違いなく次期主将の器へと成長してきています。
澤村の代わりをする際、澤村にはなれない自分を卑下していましたが、自分らしく、できることを限界までやったことで、澤村の代わりを全うすることができましたね。
大事なのは、やはり個性を大切にすることですね。
京谷賢太郎のトラウマ「孤立」
烏野のライバル、青葉城西2年の京谷賢太郎。
「狂犬」の二つ名がぴったりな荒くれ者は、その性質ゆえに上級生とうまくゆかず孤立して部活から離れていた。
春高予選からチームに再合流し、準決勝で烏野とあたる。
血の気の多い彼は烏野から煽られ逆上しチームの輪を乱しかけるも、同級のチームメイトから活を入れられる。
「先輩の晴れ舞台に泥を塗ったら、絶対に許さない」の言葉に、チームでプレイすることの大切さを認識し、孤立という檻から解放されるのです。
やんちゃするのもいいけれど、仲間に信頼されている時の方が、京谷のやんちゃさに意味が出るようになりましたね。
まとめ
それぞれのキャラクターの背景には、少なからず「トラウマ」じみた過去が存在しています。
その丁寧な回想シーンと、ツライトラウマからの解放は、見ている私たちの感動と涙を誘います。
それが名作「ハイキュー!!」です。
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