原作の漫画も2020年から始まったアニメも4期と、長く安定した人気を誇る、バレーボール青春物語、「ハイキュー」について書いていきます。
今回は主人公たちの烏野高校ではなく、春高にて敵対した、稲荷崎高校について書いていきます!
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【ハイキュー】稲荷崎高校の「思い出なんかいらん」
稲荷崎高校の強烈な印象としては、なんといっても横断幕の「思い出なんかいらん」です!
正直、青春真っ盛りの高校での試合で思い出って大事なものだと思っていたのですが、そんなものはいらないと言い切ってしまう稲荷崎高校。
この言葉だけでもストイックさがひしひしと伝わってきます。
実は、稲荷崎高校は毎年注目されるほどの強豪校なんです。
そして関西の高校のため、横断幕も関西弁となってます。
横断幕って周りの高校からも見えますし、その高校の特徴というか色味みたいなものが出てくるものだと思うんです。
こんなにも強烈な横断幕をしょっている稲荷崎高校についてもっと細かく見ていこうと思います。
【ハイキュー】「思い出なんかいらん」がぴったりな稲荷崎高校の姿勢
「思い出なんかいらん」というストイックな言葉の横断幕がぴったりな稲荷崎高校。
バレーへのストイックなスタイルが物語全体を通して伝わってきます。
その中でもわかりやすいところをピックアップして細かく書いていきます。
応援団にブーイングされる理石平介(31巻)
稲荷崎高校一年生の理石平介。
試合の途中にてメンバー交代でコート入りします。
ですが大きな試合とあってか、緊張などあったんですかね、しょうもないサーブを打ってしまいます。
その途端、稲荷崎高校のファンや応援団から容赦ないブーイングが飛んできます。
え?って感じですよね…
相手高校ではなくて自分の高校の応援団ですよ!
普通だったら、「次々ー!」とか前向きな掛け声が飛ぶと思うのですが、容赦なくブーイングされます。
これを見た烏野高校は異様さに一瞬で飲まれてしまいます。
実際に目の前で見たら、びっくりして怖くも感じますよね。
私的には、ひそかに今後理石の活躍に期待しています…
北「稲荷崎に入れるだけのサーブなんか要らんねん。優勢だろうが劣勢だろうが」
3年生の北は稲荷崎高校の主将のキャラとなっています。
監督に「あいつの正論パンチは怖いからな」といわれるほど、他人にも自分にも厳しい性格です。
ですがただ単に厳しいだけでなく、冷静に正確な判断ができるキャラです。
それがとてもよくわかるのが、理石がミスを恐れて甘いサーブを打ってしまい、応援団からブーイングを受けてへこんでいるところに、追い打ちをかけるように放った一言です。
「稲荷崎に入れるだけのサーブなんか要らんねん。優勢だろうか劣勢だろうが」
と言っています。
これは意地悪で行っているわけではなくて、この時の状況をみて伝えるべき言葉を伝えた形です。
こんなにも厳しいと、ほかのチームメイトからはあまりよく思われないんじゃないかと思いますが、最初にも書いた通り自分にもとても厳しいです。
練習、掃除、体調管理。「ちゃんやんねん」という言葉を合言葉にストイックに完璧に日々こなしています。
こんな性格の北だからこそ、稲荷崎高校の主将を行うことができて、さらに周りもついてくるんでしょうね。
監督「去年を・昨日を守って明日何になれる?」(32巻)
稲荷崎高校の監督ももちろんストイックです。
試合の間にチームメイトたちにかけた言葉はとても厳しくとも、深くためになる言葉でした。
「日本一になってへん俺らが、去年を、昨日を守って明日何になれる?何か一つでもいい、挑戦しいや。」
確かに試合では今が大事ですよね。
それをチームメイトたちに再度教え込み、さらに尻をはたいて攻めの姿勢を持っていけと、背中を押している言葉でもあり、このような言葉がすらっと出てくる監督は素敵ですね。
宮兄弟「全国2位が何やねん。どっちでもええわ、昨日のことや。昨日はもう消化した。たくさんの昨日はもう筋肉になっとる」(32巻)
試合も後半3セット目で、心の中で宮侑は考えます。
全国2位が何やねん。2位?3位やったっけ?
これまでの自分たちが残した実績や結果を思い返しますが、それらすべてを投げ捨てます。
そんなものは昨日のこと、昨日のことはもう消化した。
たくさんの昨日はもう筋肉になっとる。なら今日は何をやる?
ここでの双子のアイコンタクトがかっこいいんです!
この考えがきちんと伝わって、双子は進化していき、烏野高校の切り札でもある、変人速攻を裏で打ってきます。
これにはびっくりして鳥肌が立ちました。
【ハイキュー】「思い出なんかいらん」の意味とは?稲荷崎の強さの秘訣
さてここまで細かく見ていったことをまとめ、「思い出なんかいらん」という横弾幕の意味を考えていきたいと思います。
いままでどんなに強くても、良い結果だったとしても、それは過去のことで、今が一番大事で、勝負所。
という感じでしょうか。
確かに、過去どこまでよくても今勝てなければ意味がないですよね。
昔の栄光にいつまでも縋っている人も時々いますが、この言葉を教えてあげたいですね。
このようなストイックな横断幕から始まった稲荷崎高校ですが、つよさの秘訣としては、一人一人の意識の高さがダントツで高く、それをチームメンバー全員が持っている。ということなのではないかと思います。
まとめ
いかかだったでしょうか?
このボリュームで主人公たちの烏野高校ではなくて、敵高である稲荷崎高校の情報です。
いかにハイキューが一つ一つ丁寧に作り込まれているのかがわかります。
そして、今回は書いていないのですが、伏線も多々あります!
様々なキャラや高校とのやり取りが見れるハイキューだからこそ人気なのではないでしょうか!
きになった方はぜひ漫画を買ってみてください!
最後までご覧いただきありがとうございます。
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