【ハイキュー】横断幕一覧まとめ!垂れ幕の意味とチームの特性についても

大人気バレーボールアニメ「ハイキュー!!」。

登場人物の個性が豊かな作品ですが、それはキャラクターが所属する学校・チームにも顕著に表れています。

その証拠が、各校が掲げる横断幕。

垂れ幕の意味はチームの特性の現れなのです。

今回の記事では、ハイキューで登場した主要校・チームの横断幕を、チームの特性とともにご紹介します!

 

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【ハイキュー】横断幕まとめ!垂れ幕の意味とチームの特性についても

各校の横断幕は、その学校のプレースタイル、貫く信念の現れです。

それはキャラクター描写でも見受けられます。

 

試合中に応援席からチラ見えする垂れ幕の言葉を頭の片隅に残しながら観戦すると、より強く各校の特性が浮かび上がります。

それだけ、ハイキューというアニメはキャラクター・登場人物の設定付けやキャラ立ちが豊かなのです。

では、さっそく見ていきましょう。

 

烏野高校「飛べ」

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

アニメ1期14話でのシーンが、涙を誘います。

インターハイ(高校総体)へ出陣直前に、マネージャーの清水潔子からのサプライズ。

烏野高校の横断幕初登場です。

 

「飛べ」

 

その言葉は、かつては強豪校だった烏野が弱体化し「地に堕ちた烏」と揶揄されてきても、諦めず突き進んできた姿にぴったりな言葉。

ここから烏野高校の伝説が始まったといっても過言ではありません。

 

青葉城西高校「コートを制す」

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

宮城県内でも強豪校である青葉城西。

そのプレースタイルは「個人」ではなく「チームで勝つ」というもの。

及川という司令塔を中心とし、各々の持てる力を最大限まで発揮するチームプレイ。

まさに「コートを制す」にふさわしい校風といえるでしょう。

 

中学時代の岩泉が「6人で強い方が強い」といった言葉は、その後青葉城西へ進むことが決まっていたかのような前振りです。

 

音駒高校「繋げ(繋ぐ)」

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

東京都内でも強豪と言われる音駒高校。

かつては烏野と「ゴミ捨て場の決戦」と言われるほど、対戦するたびに接戦を繰り広げてきた、烏野の永遠のライバル校です。

 

そのプレースタイルは横断幕の言葉通り「繋ぐ」。

とにかく拾ってつなぎ、攻撃の好きを伺います。

強いスパイクも、拾いにくいボールも粘り強くレシーブで繋ぐ校風となっています。

 

伊達工業高校「伊達の鉄壁」

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

宮城県内でも屈指のブロックが強い高校です。

その異名がそのまま横断幕として表れていますね。

 

そのブロックの鉄壁具合は、烏野高校不動のエースである東峰旭が心を折るほどです。

どれだけ協力なスパイクも通さないと固く決意したかのようなブロックは、すべてをシャットアウトするのです。

挫折スパイカー量産機と内心名付けています。

 

まさしく「伊達の鉄壁」の異名は伊達ではありません。

 

白鳥沢学園高校「獅子奮迅」「強者であれ」

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

全国大会常連校にして、宮城の最強豪校である白鳥沢学園。

その強豪ぶりが横断幕からも感じられますね。

個人の強さを重んじ、個の強さを最大限まで高めるというシンプルイズベストなプレースタイルは、及川から「古く堅実」と言わしめるほどです。

 

高さやパワーでシンプルに得点をもぎ取る様は、まさしく「強者」を背負っているのでしょう。

 

また、「獅子奮迅」とは、「獅子が荒れ狂ったように、すばらしい勢いで奮闘する様子」を意味する四字熟語です。

まさに、白鳥沢の獅子たち(特に牛若)が勢いよく攻撃する様子を表した垂れ幕と言えますね。

 

稲荷崎高校「思い出なんかいらん」

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

兵庫県の強豪校にして全国常連の稲荷崎高校の横断幕の意味は、もはや名言と言っても過言ではありません。

昨日を守って明日何になれるのか?

昨日の経験はあくまで昨日のことで、今日を今を精一杯プレーするというスタイルが名言となって垂れ幕にてお目見えした形となっております。

 

梟谷学園高校「最強」「一球入魂」

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

こちらも全国常連校にして、音駒高校を含む梟谷学園グループ主催です。

もともと強豪校ではあったが、現在の主将で全国屈指のスパイカーである木兎加入後は、より強さに磨きがかかっているともっぱらの評判です。

横断幕にあるように、まさに「最強」にふさわしいチームでしょう。

 

また、「一球入魂」とは、一球一球のたまに全力を傾けること、 精神を集中して、一球を投ずることという意味です。

梟谷は、一球ごとに高い集中力を持って全力で挑んでいる強いチームと言えますよね。

 

条善寺高校「質実剛健」

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

春高予選で戦った高校です。

横断幕の「質実剛健」からは遠いように思える自由なプレースタイルでバレーを遊びのように楽しむチームです。

 

ちなみに垂れ幕の言葉は昨年度までの校風で、今年度から監督交代にともなってそのプレースタイルが現在のものになったのだとか。

試合中に楽しくないことと直面した時、テンションや気分ではどうにもならない場面において、この「質実剛健」という言葉が選手の心の中で発動することになるのでしょう。

 

和久南高校「粘りを見せろ」

©古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS

春高予選で戦った高校です。

守りと連携に秀でたチームプレイは「粘りを見せろ」そのまま表れています。

 

戸美学園高校「正々堂々」

春高本戦で音駒と対戦したチームで、東京でも屈指の強豪校です。

守備力が強い上にサーブの技術力が高い、まさに正統派で堅実なチームとなっています。

また時にはブロックを利用した攻撃によって対戦相手の自滅を誘うなど、狡猾で器用なプレイもできる一面をもっています。

 

椿原学園高校「細き流れも大河となる」

神奈川県代表校で、春高本戦で烏野高校と一回戦に対戦した相手校です。

前年に力を発揮しきれずに1回戦で敗退した苦い経験を糧として、翌年も本戦まで勝ち上がってきた努力の学校。

これまでの苦労や経験を思い出し、たとえ小さくか細い流れでも、やがては大河のように太く強くなるという、信念を掲げた横断幕と言えるでしょう。

 

早流川工業高校「何度でも立て」

春高本戦にて、音駒と対戦した、石川県代表校です。

横断幕の言葉どおり、努力と根性を理念としたプレースタイルです。

 

ちなみに早流川工業の監督は音駒監督の元教え子だそうです。

だからこそ、粘り強く何度も立つのでしょう。

 

常波高校「頑張れ常波魂!」

決して強いとは言えないけれど、頑張れ!とエールを送りたくなるのが常波高校です。

常波高校は、烏野高校と対戦したことで、本気でバレーボールに取り組むとはどういうことかを学びました。

烏野高校の熱さにつられて、負けた後に「もっと頑張れば良かった」と思ったと思われます。

 

鴎台高校「習慣は第二の天性なり」

鴎台は3つのことを念頭に置き、バレーに挑んでいます。

  1. サーブ
  2. ブロック
  3. メンタルトレーニング

この3つを監督はバレー部メンバーに教え込んでいるわけですが、どんな状況でも楽しくバレーをすることができ、どんなことがあっても動じない鴎台は、メンタルの強さが特徴です。

 

良いプレーをいつでもできる為の「思考の仕方」を身につける。

そして、それが定着すればチームは強くなるという意味で、「(いつでも良いプレーをするための思考回路を生む)習慣は第2の天性だ」が、横断幕の言葉となっていると思います。

 

北川第一中学校「必勝」

北川第一中学校といえば、かつて及川や影山、岩泉らが通っていた中学校です。

宮城県内中学校では強豪校で県大会の優勝候補としても名高く有名です。

それだけの強豪校なだけに、横断幕はシンプルな「必勝」の二文字なのでしょう。

 

まとめ

それぞれの学校やチームの個性・特性があふれた横断幕を紹介してきました。

ハイキューは主役級だけじゃなく対戦相手・ライバルの描写も細やかです。

これだけ多彩だと、お気に入りチームも出てくるのではないでしょうか。

 

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