登場人物を巻き込んで勃発される金塊強奪戦争。
この金塊強奪戦争こそがゴールデンカムイのメインストーリーとなっています。
しかしこの金塊を見つけるためには暗号が必要だったのです。
一体その暗号はどのように解くことができるのでしょうか。
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【ゴールデンカムイ】のっぺら坊(ウイルク)が残した暗号は囚人の刺青に!
網走監獄に死刑囚として収監されているのっぺらぼう。
謎に満ちたのっぺらぼうの正体はアシリパの父、ウイルクでした。
のっぺらぼうことウイルクがアイヌを殺し、金塊を強奪したとされており、ストーリーの主要部分である壮大な金塊強奪戦争を起こした張本人だったのです。
ウイルクは金塊をある場所に隠したとされていますが、その場所は誰にも明かされておらず、解明もされていないのでした。
しかし、ウイルクはある暗号を残し、金塊の在り処を示していたのです。
その暗号の正体は囚人の刺青だったのです。
ウイルクが残した暗号とは、網走監獄の囚人、24名に入れ墨を彫り、それを繋ぎ合わせることで金塊の在り処を示す暗号になるというものでした。
杉元はじめ、金塊を狙っている全ての者たちが、その刺青人皮を入手するために奮闘していきます。
【ゴールデンカムイ】暗号はアシリパにしか解けない
皆がこぞって躍起になり刺青人皮を集めようとしますが、実際はそう簡単にはいかないことは想像できるでしょう。
確かに、囚人を捕まえることも難しいことの一つなのかもしれません。
しかし、実際はその刺青を全て繋ぎ合わせただけで金塊の在り処がわかるほど、ウイルクが仕込んだ刺青は単純なものではなかったのです。
金塊の在り処を知るためには囚人全員分の刺青を手に入れる必要があるとされていました。
そして、第七師団の鶴見中尉は、金塊強奪戦争を攪乱させようと、偽物の刺青人皮を作成していました。
そして鶴見中尉は自分だけが偽物と本物を区別できる、見分け方も心得ていました。
鶴見中尉の思い通り、攪乱が起こるのではと危惧されますが、実はウイルクはそれも十分見越していたようです。
まず、刺青集めただけではなにもでてこないのです。
刺青人皮はただの暗号にすぎません。
“刺青人皮を全て集めれば暗号が解ける”のではなく、“アシリパにしか暗号は解けない”ようにウイルクは仕込んでいたのです。
ウイルクは元々フェイクを用意していたと言えます。
アシリパにのみわかる暗号を繋ぎ合わせて初めて金塊の在り処がわかるようにしていたのです。
【ゴールデンカムイ】暗号は狼に関係する?(19巻)
アシリパにしか解けない暗号と一口に言っても、ウイルクが直接アシリパに暗号を教えたわけではありません。
ましてや金塊の在り処などいきなり教えられるはずもないですよね。
アシリパはのっぺらぼうを父に殺された敵だと思っていましたし。
直接教えられていないとすると、やはりアシリパと父が共にした時間が関係するものと思われます。
ウイルクは「今から教えることを決して忘れるな」とアシリパに告げると、自分の名前について語りだします。
「ホロケウオシコニ」
これはウイルクの妻によって付けられたウイルクのアイヌ名でした。
「ホロケウオシコニ」には「狼に追いつく」という意味があったのです。
ウイルクの妻は狼に憧れるウイルクを思い、アイヌ名を彼に付けたのです。
その名はウイルクと妻、娘のアシリパしか知りません。
ウイルクという名も元々狼という意味があり、狼への憧れや羨望がひしひしと伝わりますよね。
ウイルクはアシリパと妻と自分しか知らない「ホロケウオシコニ」を金塊の在り処を示す暗号にしたのではないでしょうか。
狼に憧れた男による狼の暗号ということですね。
【ゴールデンカムイ】狼の暗号を合わせたら何が起こるのか考察!
ここからは暗号を合わせた時、何が起こるのかについて考えていきたいと思います。
考察1:金塊の場所を示す地図が浮かび上がる
刺青人皮には漢字が記されています。
狼の暗号と照らし合わせることを考えると、この漢字をホロケウオシコニにあてた字が使われているのではないでしょうか。
そのあて字を繋ぎ合わせることで、金塊の在り処の地図が浮かび上がると想像できそうです。
しかしアシリパは漢字の読み方を知りません。
序盤に刺青人皮に書かれた漢字を杉元に聞いている場面があります。
アシリパ一人ではこの暗号は解けないと言うことを示しています。
これは、信頼できる倭人(ここでは杉元が有力?)と協力して革命をしてほしいというメッセージなのではないでしょうか。
とするとおそらく、金塊の在り処にあるのは金塊だけではないこともありえますね。
ウイルクはアシリパに、倭人と一緒にアイヌの未来を創ってもらうよう、金塊を残したのかもしれません。
考察2:アシリパへの遺言?
ストーリーの進み方からして、暗号を合わせると金塊の在り処の地図が浮かび上がるという線が濃厚かと思われます。
確かに金塊の在り処の地図がもっともらしいとは思いますが、アシリパへの遺言のようなものが出てくる可能性はないでしょうか。
その遺言のような、ウイルクが残した言葉により金塊の在り処がわかる、もしくはアシリパがアイヌの未来を背負うためのメッセージが残されているなどということは考えられないでしょうか。
確かに「ホロケウオシコニ」がウイルクが残した言葉だと考えることもできます。
アシリパに金塊を残し、革命を遂げてもらいたいのなら、メッセージとしては少し足りないような気がするのです。
ウイルクが元々偽物を用意しているということはありますが、24人分となるとかなりの文章が残せるのではないかと思います。
考察3:何も起こらない?実は金塊は存在しない?
アシリパはホロケウオシコニという言葉で暗号の鍵を解くはずですよね。
しかし、本当に解けるのでしょうか。
解けないこともありえるんじゃないでしょうか。(妻しか知らないとか)
解けないというだけでなく、解いても何も起こらないことも考えられます。
果ては「金塊はない」なんてこともあってしまうのかもしれません。
でもそうすると今までの金塊強奪戦争は何だったんだ!?という話になってしまいます。
金塊がないなんてことになると登場人物もそうですが、読者も恐らく撃沈してしまいますよね。
金塊ではなく、金塊に代わる、金塊以上の(もしくは同等の)価値のある新しい発見があるということは考えられないでしょうか。
暗号に従って着いた場所は一見何もない新しい土地だった……なんてこともあるかもしれません。
その新しいこそが新しいアイヌの民族や文化を守る土地であり、その土地をアシリパに託したのではないでしょうか。
そしてその土地は掘り起こすと砂金が大量に採れる土地であり、その事実を知ることができるのはアシリパと杉元だけなのかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか。
今回はアシリパの父ウイルクが残した暗号についてみていきました。
暗号はアシリパ、狼、ホロケウオシコニとこの3つの言葉がかなり重要になっているかと思われます。
狼に深いかかわりがあることは間違いありませんが、個人的には「ホロケウオシコニ」が「狼に追いつく」という意味があるので、その意味がかなり気になります。
漢字のあて字の線が濃厚ではありますが、もしかしたら狼つながりでレタラが関係してきたりするかも?とも考えてしまいます。
他にも様々な考察を考えることができそうですが、真実は一体どうなるのでしょうか。
みなさんはどのように考察しましたか?
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