『炎炎ノ消防隊』は太陽暦佰九拾八年(198年)の東京皇国が物語のメインの舞台となっています。
約200年前、突如起こった炎の大災害により、世界は大炎上、火の海に包まれました。
そしてそれを境に人間が突然燃える“人体発火現象”が起こり、「焔(ほむら)ビト」と呼ばれる炎の怪物が人々を恐怖に陥れていました。
そこで、市民を守り、人体発火現象の謎を突き止めるため、特殊消防隊が結成されます。
第8特殊消防隊に入隊した主人公シンラをはじめ、仲間たちが真相に辿り着くため四苦八苦していくSFファンタジーです。
こちらではその中で起きた出来事について、太陽暦順に整理していきたいと思います。
お勧めの動画配信サービス | U-NEXT |
無料期間 | 31日間 |
動画配信数 | ★★★★★ |
アプリの評判 | ★★★★★ |
無料期間終了後の料金 | 月額1,990円(税抜き) |
【炎炎ノ消防隊】太陽暦とは
さて、太陽暦順ということで、まずこの太陽暦って何でしょうか?
聞いたことあるような、ないような。
あまりピンとこないですよね。
太陽暦佰九拾八年とは、今で言ったら何年?なんて疑問に思ってしまう人も多いかもしれませんが、そもそも『炎炎ノ消防隊』は 架空の世界で、それも炎の大災害が起こった後のお話となっています。
とてつもなく遠い、もしくはかなり近い?未来を想定しているのかもしれません。
ちなみに、東京という地名も出てきていますが、炎の大災害によりほとんどの大陸が消失しているため、新しい『東京皇国』となっているようです。
現在私たちが生きている世界も、実は太陽暦なんですよね。
太陽暦のグレゴリオ暦というのが正しいですが。
あまり難しいことを考えるとごちゃごちゃになってしまうので、『炎炎ノ消防隊』では、ただすんなり、大災害の後の新しくなった世界で、太陽暦何年という暦なんだ、としておくのが良いと思います。
【炎炎ノ消防隊】年表まとめ!
『炎炎ノ消防隊』 ではキャラクターや出来事について、過去と現在が錯綜して話が進んでいきます。
基本的には太陽暦佰九拾八年(198年)を 主軸として進んでいきますが、度々過去に遡り、主人公シンラの過去やシンラと関わる隊員の過去や起こった出来事が明かされていきます。
それでは年ごとに起こった出来事を解説していきましょう。
太陽暦佰八拾陸年(186年)ショウがさらわれる
物語の舞台となっている太陽暦佰九拾八年(198年)から12年前と計算して太陽暦佰八拾陸年(186年)。
この年はシンラにとって衝撃的な事件が起こった年でした。
シンラは母と弟のショウと3人で暮らしていましたが、火事で家が全焼してしまい、母と弟は死亡したと聞かされます。
その時助けてくれたのは、現第1特殊消防隊大隊長のバーンズでした。
シンラはその事件がきっかけで能力に目覚め、第3世代能力者となります。
当時5歳だったシンラ。
シンラの覚醒した能力により火事が起こったのだと周囲は誤解し、迫害を受けてしまいます。
シンラが成長し、第8特殊消防隊に入ってから任務を遂行していくうち、ジョーカーという謎の男と出会います。
シンラはジョーカーから実はショウは生きていると聞かされます。
ショウがさらわれた理由は、アドラバーストに目覚めたショウを伝道者たちが利用し、“世界を炎に返すため”だったのでした。
太陽暦佰九拾伍年(195年)〈1期第11話〉
茉希尾瀬が新入軍人となる
ある時、シンラが桜備に第8特殊消防隊がどういう経緯でできたのかを聞きます。
桜備は第8の精神にも関わるとし、火縄に経緯を話すよう命じました。
火縄は元々東京皇国軍の軍人で、そこへ尾瀬中将の娘である茉希尾瀬が新入軍人として軍に入ってきます。
この時が太陽暦佰九拾伍年でした。
火縄は後輩となった茉希の努力を評価しますが、反面、コネで入った箱入りの茉希のことを、優しすぎるため、軍人には絶望的に向いていないとし、努力も無駄になると厳しく見ていました。
軍人だった火縄の同僚が焔ビトとなり、桜備と出会う
冷徹な性格と思われがちの火縄でしたが、唯一心を許していた同僚がいました。
心優しい同僚と話している際、もし撃たれるなら洗礼された銃が良いという話をしていました。
そんな中、その同僚が発火し、焔ビトとなってしまいます。
同僚は意識があるうちに自分を撃ってほしいと火縄に訴えかけますが、火縄は撃てませんでした。
なぜ撃たなかったのか、撃ってやれなかったのかと、火縄は後悔します。
こんな事件があったのも、茉希尾瀬が新入軍人として入隊した年:太陽暦佰九拾伍年でした。
ある時焔ビトが発生した現場にて様子を伺う火縄は、そこで一般消防士だった桜備に出会います。
桜備は特殊消防隊に、攻戦的な焔ビトと大人しい焔ビトがそれぞれ離れた場所にいると報告しますが、特殊消防隊は焔ビトの凶暴度合いを点数化し、高い低いで対処しようとしていました。
特殊消防隊は点数の高い攻戦的な焔ビトを対処しに向かいます。
見かねた桜備は自分が責任をもって鎮魂すると静かな焔ビトの遺族をなだめると、火縄が一緒に鎮魂に立ち会うと名乗り出ます。
桜備は立ち入り区域に入ると厳罰を受けると忠告しますが、火縄は焔ビトの苦しみに比べたら痛くも痒くもないと言いました。
桜備は「火縄軍曹、君は優しい男だ」というと、火縄は涙を浮かべます。
2人は無事に鎮魂を終えました。
出会うべくして出会った桜備と火縄。
この年、桜備は特殊消防隊を結成すると決めたのです。
太陽暦佰九拾陸年(196年)相模屋紺炉が重症を負う〈1期第12話~〉
第8の桜備たちは自分たちが最初に出動した火事について調べ、白装束をまとった者が焔ビト化しており、現場には不審な点が多いことから、伝道者の手がかりを探そうとします。
その手がかりが第7特殊消防隊の管轄の浅草にあるということで、第7へ調査をしにいきます。
シンラはそこで相模屋紺炉の灰病を目の当たりにし、紺炉から灰病についての真実が語られます。
第7特殊消防隊大隊長の新門紅丸と中隊長の相模屋紺炉、以前は特殊消防隊ではなく、もともとは自警団として焔ビトに対峙してきました。
ある時紅丸と紺炉の前には、普通の焔ビトではない“鬼”がでてきたのです。
紺炉は一目見るなり「やばい」と感じ、紅丸をその場から一時的に突き放し、一人で鬼になった焔ビトに対峙しました。
夜が明け紅丸は気が付くと重傷を負っている紺炉を発見します。
紺炉は鬼との戦闘で能力を酷使しすぎたため、最終的には炭化してしまうという灰病に侵されてしまうのです。
これが起きたのが、桜備が消防隊を結成すると心に誓った年の翌年でした。
太陽暦佰九拾七年(197年)第8特殊消防隊結成〈1期第11話〉
第8の精神は 「鎮魂する焔ビトへ敬意と祈りを」「生きる人に炎からの解放を」「人の命を大切に」と、結成当初から変わっていません。
桜備は特殊消防隊を結成したら火縄にも来てほしいと告げ、火縄もその心意気を汲み了承していました。
そして桜備は約束を守り火縄とともに特殊消防隊の新設部隊である第8特殊消防隊を結成します。
つまり、桜備が消防隊を結成しようと決心してから約2年後ですね。
火縄はメンバーが2人だけだということを危惧し、自分の後輩の茉希も第8に誘っていました。
火縄は茉希のことを誰よりも努力しているけれど、軍人としては使い物にならない者だと言います。
軍人にはふさわしくなく、誰よりも心優しく他人を第一に考える茉希こそ第8特殊消防隊にふさわしいとしていました。
その後、茉希と時を同じくしてシスターのアイリスが入隊、こうして桜備と同じ志持つ者により第8特殊消防隊が結成され、現在に繋がっています。
太陽暦佰九拾八年(198年)物語のメイン舞台
東京北区。主人公シンラはヒーローになるため、特殊消防隊員となり、第8特殊消防隊に配属されました。
この先が、炎炎ノ消防隊の物語のメインパートであり、舞台となっている太陽暦佰九拾八年ですね。
大隊長の桜備はじめとする第8特殊消防隊は、人体発火の真相を暴くために、信頼されたものだけで結成された隊でした。
シンラは第8特殊消防隊の仲間とともに発火現象の真相を暴こうとします。
そんな折、人工的に焔ビトを生み出している者がいるということがわかり、シンラたちは真相を究明しようとします。
第1特殊消防隊の烈火星宮が人工的に焔ビト化する蟲を使い、“種火の適合者”を探すために子供たちをさらっていたのでした。
すんでのところで烈火を捉え、詳細を聞こうとしますが、烈火は白装束によって殺されてしまいます。
しかし、その場に現れたジョーカーに、後を追えば弟に会えるとシンラは促されます。
その後ヴァルカン、化学捜査班としてリヒトも第8へ入隊し、第5や第7とも次第に打ち解け共に真相究明のため協力し合い調査していきます。
白装束の拠点が“地下(ネザー)”にあることがわかったシンラたちは調査に向かいますが、そこには敵の罠が待ち受けていました。
シンラがたどり着いた先にいたのは『灰焰騎士団』の団長となっていた弟のショウでした。
シンラはショウのアドラリンクにより、伝導者とも繋がり加護を受け覚醒します。
シンラは第4世代として覚醒すると、ショウの時を止める能力に立ち向かい、あきらめずにぶつかっていきました。
ショウはシンラとのアドラリンクを通して自分の幼いころの記憶に触れ、涙を流します。
やっと再会を果たせたかに見えた2人でしたが、伝道者により結局引き離されてしまいます。
伝道者たちはショウやシンラをはじめとする、アドラバーストを集め地球を火の海にしようと目論んでいたのです。
ショウとの対峙により重傷を負ったシンラは第6特殊消防医院のもと、手術を受け一命を取り留めました。
シンラの見舞いにやってきたバーンズに対し、残酷な真実を知る覚悟を見せたシンラは、12年前の真実を聞かされます。
ショウが敵討ちをしようとして追っていた焔ビトは、シンラとショウの母親だったのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アニメとしては1話から順に見ても、もちろん物語として面白く、わかりやすいとは思いますが、年表にして太陽暦順に見ていくことで更にわかりやすくなりますよね。
太陽暦がはじまるきっかけとなった炎の大災害についての謎は多くありますが、年ごとに起こった出来事を知り、その都度把握していけば、もっともっと炎炎ノ消防隊の世界を楽しめるのではないでしょうか。
お勧めの動画配信サービス | U-NEXT |
無料期間 | 31日間 |
動画配信数 | ★★★★★ |
アプリの評判 | ★★★★★ |
無料期間終了後の料金 | 月額1,990円(税抜き) |
★【炎炎ノ消防隊2期】第1話の感想とネタバレ!作画が凄いぞ!
★【炎炎ノ消防隊】ナタク孫の能力は?アドラバーストが発動したことについても
★【炎炎ノ消防隊】バーンズは敵なの?聖陽教と繋がる理由についても
★【炎炎ノ消防隊】バーンズが右目を失明している理由!ジョーカーの左目についても
★【炎炎ノ消防隊】年表まとめ!太陽暦順に出来事を解説!
★【炎炎ノ消防隊】組織図・相関図まとめ!特殊消防隊ごとの紹介も!
★【炎炎ノ消防隊】伝導者の正体は誰?目的についても
★【炎炎の消防隊】アドラバーストの持ち主は誰?柱を一覧まとめ!
★【炎炎ノ消防隊】敵キャラ一覧!伝導者メンバー(白装束キャラ)と消防隊裏切り者まとめ!
★【炎炎ノ消防隊】世代別キャラ一覧!意味や特徴についても
★【炎炎ノ消防隊】ショウは死亡する?仲間になるかについても
★【炎炎ノ消防隊】アーサーが面白い!かわいい夢見る騎士な理由を考察!
★【炎炎ノ消防隊】屠り人とは?目的や正体についても
★【炎炎ノ消防隊】星宮烈火は死亡したはずでは?ナタク孫との関係についても