皆さん・・・こんにちは・・・!!
今回は「最果てのパラディン」でメネルは死亡するのどうか、さらにウィルとの関係による変化や、呪文の一覧などが個人的に気になったので調べてみました。
私の記事に最後までお付き合い頂けたら嬉しく思います。
【最果てのパラディン】メネルはどんなキャラクター!?
それでは、まず初めにメネルは一体どんなキャラクターなのかについて書いていきたいと思います。
メネルとは「最果てのパラディン」に登場するハーフエルフで、フルネームでメネルドールという名前のキャラクターになります。
メネルのキャラクターを語るにあたって、ウィルとの初遭遇のシーンを振り返りましょう。
メネルの初登場シーンは、ウィルがお腹を空かせて歩いている時にイノシシに襲われるタイミングでした。
そのイノシシをウィルが槍で仕留めると、イノシシの死体に矢が刺さっており、ウィルがその矢を誰のものか推測していると、その矢の持ち主としてメネルが登場します。
その時メネルはフードを被っていて手には弓をつがえ、いつでも相手を殺せる体制を整えていました。
ウィルはそんなメネルを見て思います。
下手なことを言えば殺される、と。
そこで相手の持つ弓の様式から見て取れたエルフ特有のものを見て、ガスから習った古代エルフ語で対話を試みます。
するとメネルは古代エルフ語を理解してくれてフードを脱ぎ対話を許してくれます。
そして、メネルが言います。
「あの獲物はお前が仕留めたのか」
その言葉に色々と考え事をしていた ウィリアムは一瞬反応が遅れると、メネルが主張します。
「コイツは俺の獲物だった」
その主張を受けて ウィリアムは言います。
「そうですね」
メネルは「話が分かるな」とウィルに関心しますが、更にウィルは
「ーでも、とどめを刺した分の権利は主張できますよね?」
と続け、ウィルとメネルの間で交渉がスタート。
結果ウィルは旅を続けるための食糧を手に入れます。
以上のエピソードからわかることは、
メネルは普段狩りをして食べ物を得ている。
エルフ特有の弓を持ち、とても警戒心が強い人物である。
そして、ウィルが初めて出会った人物である。
また、徐々にわかっていくことですが、メネルは弓の達人でもあり、妖精の力を借りた呪文も得意としています。
以上がメネルというキャラクターの説明になります。
【最果てのパラディン】メネルとウィルの関係とは
それでは、メネルと主人公ウィルとの関係性の変化をまとめていきたいと思います。
メネルの表情がどんどん豊かになっていくところが、すごく人間味があって私は好きです。
出会い
まず、出会いは上に書いてようにメネルが狩りをしているときにウィルと出会っているので、出会い自体は偶然だったということになります。
ただ、この出会いが彼の人生を大きく変えていくこともあり、偶然ではなく必然、運命だったと言いたいところですね。
また、当初からウィルに対して「お前…めちゃくちゃ強えなあ…」と、その力を認めています。
この頃はあまり話すイメージはなく、冷めているキャラかと思われました。
デーモン(マンティコア)退治
ウィルとメネルは、村のデーモン退治に向かう中で、信頼関係を徐々に深めていきます。
初めはウィルに対してそっけない態度を取っていたメネルですが、その理由が
「育ちが悪いもんでな、お前みたいに育ちが良さそうなのは好かねえんだよ」
と、印象論であったことを語っています。
しかし、マンティコアを退治した後、知性の残っていた不死者の手を躊躇なく握り、別れの言葉を交わしながら浄化していくウィルの姿を見ていたメネルに変化が見えました。
「どっかでお前を侮っていた。腕っぷしと金があるボンボンが、たまさか得た神の加護に舞い上がって綺麗事吐いてるだけだって」
要は、金持ちのボンボンの気まぐれだと思っていたのでしょう。
しかし、彼の想像は誤りであり、ウィルの意思が本物であることを悟ります。
そしてマープルさんとの別れの際に、メネルと仲良くして欲しいと頼まれたウィルは、友人となることを誓います。
このときメネルは「ハーフ(雑種)の寿命は俺には長すぎるよ…」と泣き崩れていました。
これは非常に重いシーンですね。
メネルの過去・独白
デーモン退治が終わった後、メネルはウィルに過去を伝えます。
メネルはエルフの母親と人間の父親との間に生まれたハーフ(雑種)でした。
母親もメネルを産んでからすぐに亡くなってしまい、一人で生活を余儀なくされましたが、ハーフであるが故に、周囲と馴染めず人の世界で冒険者として生活します。
しかし、パーティーを組んでいた仲間の一人に裏切られ、殺されかけます。
そこを若い頃のマープルさんに助けてもらい、害獣駆除をすることで村に恩返しをして、ようやく自分の居場所が出来たーー
そう思っていたら、今回のデーモンたちによって、また安住の地を失ってしまった訳です。
メネルの心境としては、何をやっても無駄なのではないか、そう自暴自棄になるのも理解できますね。
メネル自身も「…時々 死にたくなる」と呟きます。
しかし、神官としてやるべきことをやっているウィルの姿を見たメネルは、彼と友に歩むことを決めます。
ウィルに憧れを抱いたとも言えるでしょう。
また、ウィルに魂を救われたと言っても良いでしょう。
メネルにとって、ウィルはかけがえのない人になったのです。
そんなメネルのウィルに対する気持ちが変わったことがわかるシーンがあります。
領主エセルバルド氏との会見
白帆の都(ホワイトセイルズ)に現れたワイバーンを退治したウィルとメネル。
その感謝を領主・エセルバルドが伝えた際に、報酬として私兵を集めて「獣の森」のデーモン退治をさせて欲しいとウィルは願います。
しかし、ワイバーンを殺せるような英雄が私兵を集めるということは、クーデターにつながる恐れがあるため、エセルバルドは「貴殿を殺すことすら考慮せねばならん」と言い切ります。
その時、後ろにいたメネルは殺気を発し、ひと睨みしました。
エセルバルド曰く、「あれは死兵の目だな 貴殿を守ってこの場の全員と刺し違える覚悟であったわ!」。
それだけ、メネルはウィルのことを大事に思っており、
命を懸けて守るべき重要な人物であると認識していることの現れでしょう。
メネルはウィルに出会ったことで、自分の命を賭してまで、彼のやるべきことを成し遂げようとするようになったということです。
最初のメネルからは信じられないくらいの変化だと思いませんか?
【最果てのパラディン】メネルが使った呪文一覧
メネルは冒険者としても一流です。
弓をメイン武器としていますが、呪文も多用しており、今回はメネルが使用した呪文一覧を書いていきたいと思います。
なお、メネルが使うのは妖精の力を借りた呪文で、妖精使いと言われています。
呪文を唱えるときには、力を借りる妖精の名前を発するのが決まりみたいですね。
- 「ノームやノーム その足を掬え」
土の妖精・ノームに頼んで、相手を転倒させる呪文。
ウィルを転倒させようとしましたが、踏み付けによってかき消されてしまいました。
「鍛え抜かれた筋肉による暴力があれば大抵のことは解決する」は名言ですね笑
- 「サラマンダーよ 焼き焦がせ」
火の妖精・サラマンダーの力を借り、炎を操って相手にぶつける呪文。
ウィルにはすぐに気付かれ、松明を持った人間を攻撃したことにより回避されてしまいました。
媒介となる火がないと発生しない?というのは少し不便な呪文のような気がしますね。
その後、サラマンダーの呪文は出番がありません…。
- 「緑の人よ 一夜の宿を 草の寝床に 木々の屋根 急な客への寛容を」
ウィルとメネルが野営するときに利用した呪文で、木々が成長し、簡易テントのようになりました。
この呪文を見たウィルは「すごいっ!!」と非常に興奮していました。
これ、ウィルの気持ちわかりますね笑
しかし、緑の人というのは何という精霊なんでしょう。
- 「シルフ シルフ 風の乙女よ 汝が歩みは風の歩み 汝が歌は風の歌 合唱せよ 輪唱せよ 喝采せよ 汝らの和声をもちて 始原の”ことば”は十方に至らんーー」
白帆の都(ホワイトセイルズ)に現れたワイバーンを地上に落とすために使われた呪文。
風の妖精・シルフの力でワイバーンの行動を制御しようとしました。
しかし、いつもより明らかに呪文が長い笑
ウィルから「君と君の妖精の力が必要だ」と言われ、張り切っちゃったのかもしれません。
- 「シルフ! 麗しき風の乙女 愚かなる踊り手に 苦き地の味を知らしめよ」
ワイバーンを地上に落とすために使われた呪文2。
風の妖精・シルフに頼んでいますが、重力操作のような呪文なのでしょうか?
結果として、こちらの呪文によってワイバーンは地上に落とすことに成功します。
- 「ノームやノーム 宝の守り手 砦を連ねよ 敵ぞあり」
- 「シルフシルフ風の乙女よ 風巻く守りを勇士のために」
魔獣にいっぱい食わされたときに使った呪文。
警戒&守備力強化といった効果でしょうか?
※これらは、もしかするとウィルが使った呪文という可能性も
- 「ノームやノーム 集い来たりて櫓を築け 垣を巡らせ」
最初のキマイラ戦で、キマイラの攻撃を回避しようとして使った呪文。
土の精霊・ノームに頼んで地面から土の壁を生み出します。
しかし、キマイラの一撃であっけなく破壊され、メネルはふっとばされてしまいます。
やはり鍛え抜かれた筋肉には勝てないのか…。
- 「ノームやノーム 拳を握れ! 汝が拳で敵を撃て!!」
土礫を飛ばし、好きな方向から攻撃をする呪文。
岩石の拳とも形容されましたが、ウィルにはあまりダメージを与えられなかったようです。
キマイラの足を止めることには成功したのに…。
- 「シルフシルフ 風の乙女よ 逆巻き遊べ 巻き上げろ!」
つむじ風を発生させて敵を打ち上げる呪文。
雑魚魔獣を一掃することに成功しましたが、範囲はそんなに広くなさそうですね。
- 「ノームやノーム 足を取れ! 固めて縛って釘付けろ!!」
植物を生やして、相手の足に絡みつかせる呪文。
「その足を掬え」の強化版といったところでしょうか、キマイラの筋肉に勝ちました!
- 「シルフシルフ 風の乙女よ 祝福を 汝の口づけ この征矢に!!」
矢の出射スピードをアップさせる呪文。
これにより、キマイラの蛇の頭を倒すことに成功しました。
メネル、活躍してます。
以上が私の知っているメネルが使った呪文の一覧になります。
ノーム:5 シルフ:5 サラマンダー:1 緑の人?:1
少しばらつきがありますね。
メネルはエルフで森の中で暮らしていましたから、そういう事情もあるのかもしれません。
【最果てのパラディン】メネルは死亡する?
最後にメネルは死亡するのかについて書いていきたいと思います。
現時点ではメネルは死亡していません!
私が思うに、キマイラ討伐の時にメネルが死亡したのかと勘違いするほどの重症を負ったため、死亡説が流れたのかもしれません。
しかし、彼はウィルの癒やしの力により復活しました。
更に主人公ウィルには、ウィルの墓を自分の長い寿命が尽きるまで墓守をすると約束しています。
ですので、今後もメネルがウィルより早く死ぬ可能性は低いのではないでしょうか。
とはいえ、物語が進んで強敵が出てくれば、死亡する可能性もあるので、今後の物語の続きを読んで自分で確かめたいと思っています。
まとめ
メネルは死亡しませんし、今後も死亡する可能性は低そうです。
ウィルと出会ったことで、彼の精神・魂は救われ、今後の生涯を捧げる決意をしました。
また、使う呪文は多岐にわたり、ノーム・シルフの力を借りることが多いようです。
当記事の執筆時点(2021年10月末)では、まだアニメにメネルの姿は描かれていません。
彼はエルフでありながら人間味があり、かなり好きなキャラクターなので、早く動くメネルを見たいですね。
メネルとウィルが今後どんな物語を紡ぐのか楽しみな今日この頃です。
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