実写版映画が次々と公開されるディズニー映画ですが、近年は、日本語歌詞を日本人歌手が歌うことも増えてきています。
今回は、ディズニー映画作品の日本人が日本語で謳っている主題歌をまとめてみました。
ディズニーの主題歌の日本人歌手・曲名一覧
「ライオンキング」RIRI
「ライオンキング」の実写版映画では、19歳のRIRIさんがオフィシャルソング「サークル・オブ・ライフ」を歌うことになりました。
R&B系の歌を歌うRIRIさんは、アメリカでレコーディングをする実力派の新生スター。
その歌唱力に、世界は大絶賛しています。
「トイ・ストーリー4」ダイヤモンド☆ユカイ
ダイヤモンド☆ユカイさんは、もともとロックンロールの音楽を歌っていましたが、当時は「トイストーリー」の主題歌となる「君はともだち」を聞いてもピンとこなかったと言います。
しかし、オファーを受けた時には、「君はともだち」には「俺の人生になくてはならない見えないものがあった」と感じたそうです。
「アラジン」中村倫也、木下晴香
映画「アラジン」では、中村倫也さんがアラジンの声優を務め、木下晴香さんがジャスミンの役を演じています。
主題歌の「ア・ホール・ニュー・ワールド」もそのまま中村倫也さんと木下晴香さんが歌っています。
「ダンボ」竹内まりや
映画「ダンボ」では、竹内まりやさんが日本語版エンドソングを担当しました。
山下達郎さんもコーラスに加わった「Baby mine」という曲の歌詞は、竹内まりやさん自身が監修を行ったそうです。
「リメンバー・ミー」シシド・カフカ
「リメンバー・ミー」は、メキシコが舞台となっている映画ですが、「リメンバー・ミー」の主題歌を担当することになったのは、メキシコ出身のロック・ドラマー兼シンガーのシシド・カフカさんでした。
シシド・カフカさんが歌う曲を演奏しているのは、東京スカパラダイスオーケストラ。
シシド・カフカさんは、見た目もとても美しいですが、その歌唱力は大絶賛されました。
↑ユーチューブに飛びます。
「メリー・ポピンズ リターンズ」平原綾香
「メリー・ポピンズ リターンズ」では、日本語版エンドソングを平原綾香さんが担当しています。
「メリー・ポピンズ リターンズ」が公開されたのは2018年でしたが、当時は「吹き替え声優とエンドソングの同時担当はディズニー史上初」と騒がれていました。
平原綾香さんは、メリー・ポピンズ役の声優を務め、日本語版エンドソングの「幸せのありか」も歌いました。
「シュガー・ラッシュ:オンライン」青山テルマ
同じく「シュガー・ラッシュ:オンライン」では、日本版エンドソングを青山テルマさんが歌っています。
曲名は「In This Place」。
日本語歌詞制作にも携わった青山テルマさんは、「前向きに生きることがどれだけ楽しいかをこの曲を通して感じてもらえたら嬉しい」と語っており、映画を見て共感したことを歌詞に書いたそうです。
さらに、青山テルマさんは、「In This Place」をアレンジした「In This Place 2人のキズナ」という曲も制作しており、ディズニー本社のスタッフからも絶賛されているようです。
↑ユーチューブ動画に飛びます。
「モアナと伝説の海」屋比久知奈
映画「モアナと伝説の海」の主人公はモアナですが、モアナの声を担当したのは屋比久知奈(やびくともな)さんです。
そして、「モアナと伝説の海」の日本語版主題歌「どこまでも~How Far I’ll Go」を歌ったのも屋比久知奈さんでした。
屋比久知奈さんは、沖縄出身の新人さんでした。
モアナとの共通点が多かったこともあり、無名時代にモアナの声優として大抜擢されたのですが、「ミュージカルのど自慢大会」で最優秀賞を受賞したことがあるようです。
「ズートピア」Dream Ami
「ズートピア」には、ガゼルという鹿みたいな動物の歌手が登場しますが、Dream Amiさんは、そのガゼルの声を担当しました。
そして、ガゼルの歌う「トライ・エヴリシング」をそのままDream Amiさんが歌っていますが、トライ・エヴリシングはズートピアの主題歌です。
「ベイマックス」AI
「ベイマックス」では、日本語版のエンドソングをAIさんが担当しています。
この時は、「ベイマックス」に合わせて楽曲が制作されたのではなく、「ベイマックス」が制作された時に、過去に制作されたAIさんの曲がぴったりだということで採用されたそうです。
曲は、「Story」。
ディズニー側が、「人と人との心のつながり」を歌ったAIさんの曲に感銘を受け、AIさんに依頼したのだそうです。
「アナと雪の女王」May J.
「アナと雪の女王」の主題歌・エンディングテーマの「レット・イット・ゴー」を歌っているのは、May J.さんでした。
ちなみに、映画本編の挿入歌は、エルサの声を担当した松たか子さんが、そのまま「レット・イット・ゴー」を歌っています。
「シュガー・ラッシュ」AKB48
映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」は、日本の要素が多く含まれるインタネットの世界を描写した映画です。
その独特な世界観を作品に加える為、ムーア監督のご指名で、AKB48が挿入歌を担当することになりました。
ディズニー作品やPIXAR作品の音楽スーパーバイザーのトム・マクドゥーガルは、秋元康さんが作詞した楽曲を「とても魅力的で素晴らしい曲だ」と絶賛しています。
「塔の上のラプンツェル」小此木まり
「塔の上のラプンツェル」では、主題歌「自由への扉」や「輝く未来」、「魔法の花」など、小此木まりさんが歌っています。
映画のラプンツェルの声は、中川翔子さんが担当していましたが、歌は舞台女優の小此木まりさんが担当していました。
ミュージカルアニメのディズニーには、中川翔子さんの歌唱力は認められなかったようです。
https://youtu.be/CdFdQnRB4go
https://youtu.be/YRrl0W2NfTI
↑ユーチューブに飛びます。
まとめ
話題作りが目的なのか、日本が世界のディズニーに追いついてきたからなのかは定かではありませんが、ディズニーの英語版主題歌が、有名人によってどんどん日本語化されていきます。
そして、素敵な日本語版主題歌は、日本人の私達の心に深い感銘を与えるのでした。