美女と野獣に犬が登場しますね。
その犬の名前が実は2つあり、犬の種類も気になるところです。
今回は、足置きに魔法で変えられたと言われたり、椅子に変えられたと言われる犬の名前と種類について調べてみました。
「美女と野獣」に出てくる犬は足置きそれとも椅子だった?
ディズニー映画のアニメと実写版「美女と野獣」の中に、犬が1匹登場します。
犬はポット夫人の息子であるチップ(カップ)とよく一緒にいる犬で、魔女の呪いにより家具に姿を変えられています。
「犬は椅子に変えられていた」と解釈する人と、「犬は足置きに変えられていた」と解釈する人がいますが、映画の設定としては、犬は「足置き」に変えられていました。
日本には「足置き」という家具を使う文化がないので、足置きになじみがありませんが、私たち日本人にしてみたら椅子にも見えなくはないですね。
「美女と野獣」のアニメ版で足置きに変えられていた犬
アニメ版の「美女と野獣」の映画の中で、ベルのお父さんモーリスが森で迷い、城に入った時に、足置き台として最初に登場しています。
城に入ったモーリスは、暖炉の前の大きな椅子に腰かけますが、足置きに変えられている犬がモーリスに近寄り、モーリスは犬である足置きを撫でます。
その後、犬は自分が足置きであったことを思い出したかのように、モーリスの足の下に潜り込み、モーリスの足置き場となるのでした。
映画の最後では、犬は犬の姿を取り戻し、カップに変えられていた男の子チップを背中に乗せています。
小さな男の子を乗せられたことから 「大型犬」と言われているようですが、実際はそれほど大きくは見えません。
「美女と野獣」実写版で足置きに変えられた犬
実写版の「美女と野獣」では、映画の最初にどのようにして王子さまやお城の人々が野獣や家具の姿を変えられたかを映すシーンがあります。
その時に、犬はピアノに変えられる男性と、衣装ダンスに変えられる女性に抱かれている姿が映し出されます。
また、映画の最後の方では、足置きの呪いが解けて犬に戻ると、犬はまたしてもピアノだった男性と衣装ダンスだった女性のもとへ戻っています。
「美女と野獣」に出てくる足置きになっている犬の名前
呪いがかかって、足のせ台になっている犬の名前は、2つあるようです。
アニメ版では「フルフル」という名前で登場しています。
これは、ディズニー公式サイトでも紹介されています。
しかし、2017年の実写版では「サルタン」という名前で登場しているようです。
名前を変えたことに何か意図はあったか気になるところです。
ちなみに、この犬には本名があり、本名は「ギズモ」といいます。
ギズモはもともと救助犬として活躍していたそうです。
「美女と野獣」に出てくる足置きの犬の種類
足置きに変えられているフルフル/サルタンですが、犬の種類は特に明かされていません。
ですが、一般的には「ヨークシャーテリア」という犬種だと言われています。
他にも、マルチーズ、シーズー、ウェルシュテリア、オーストラリアンシルキーテリア、ケアンテリア、ケリーブルーテリア、コトンドデュレアール、コッカプー、シュナプー、シュナマルなどの犬種が似ていると私は思います。
純粋なヨークシャーテリアなのか、はたまたミックスなのかは疑問ですが、顔立ちからしてマルチーズ系の犬であるようです。
まとめ
映画「美女と野獣」に出てくる犬は、アニメ版と実写版で異なる名前を持っていました。
犬の種類もはっきりは分かっていませんが、マルチーズ系のミックスかヨークシャーテリアであるようです。