アニメ「アズールレーン」は、登場キャラクターも多く、全てのキャラクターは実在した戦艦を元ネタとしています。
今回は、登場するキャラクターと、その元ネタモデル戦艦を、4つの国家別にまとめてみました。
アズールレーンのアニメキャラクター(元ネタモデル戦艦)一覧!
4つの国家
☆ユニオン(アメリカ)
☆ロイヤル(イギリス)
※この2つは人間としてセイレーンに対抗する。
☆重楼(日本)
☆鉄血
※この2つは、セイレーンの技術を利用してセイレーンに対抗する。
赤き血の同盟=レッドアクシズ
ユニオン(アメリカ合衆国をモデルとする国家)のキャラ一覧
エンタープライズ(空母):USS Enterprise, CV-6
アメリカ海軍の航空母艦・エンタープライズをモデルとして擬人化したキャラクター。
エンタープライズ号は、第2次世界大戦で最殊勲艦と呼ばれ、「冒険心」「困難への挑戦」という意味を持っているが、第2次世界大戦で最も勲章を受けたアメリカ海軍の軍艦である。
エンタープライズは、大戦中で最多となる20の従軍星章(バトルスター)を獲得し、空母として初めて大統領部隊感状、海軍部隊褒賞の2つを受賞した。
ダメージコントロール力が高く、太平洋戦争開戦前に建造されたが、終戦まで生き残り、太平洋戦争中のほぼ全ての海戦に参加、功績を上げた。
アズールレーンのキャラクターとしても、数多くの功績を上げており、多くの勲章を手にしている。
素直で誠実な性格で、戦うすべを知っているが、終わりのない戦いゆえ、戦いを終わらせたいと実は思っている。
また、アメリカの国鳥であるハクトウワシを慣らしている。
ヴェスタル(工作艦):USS Vestal, AR-4
ヴェスタルちゃんだー #アズレンアニメ pic.twitter.com/TXDX1Nfl4e
— 無機質な生活 (@nolifeman00) 2019年10月3日
工作艦ヴェスタルは、アメリカ海軍を支えた、軍艦の整備、補修を得意とする戦艦。
1908年には、給炭艦として使用されていたが、1913年に改造されて工作艦となり、第1次世界大戦終戦を迎える。
第2次世界大戦でも使用されていたが、日本軍の攻撃が当たって被害を受ける。
浸水と火災が酷い状態だったが、その後わずか一週間でヴェスタル自身を修理、修復し、他の艦の修理も同時に行うという快挙を遂げる。
アズールレーンのキャラクターとしてのヴェスタルも、傷を癒やすことができるキャラクター。
戦艦たちを癒やす、母性本能の強いお母さん的な存在である。
クリーブランド(軽巡洋艦): USS Cleveland, CL-55
クリーブランドは、第2次世界大戦に投入された初の新型艦艇で、上陸支援の艦砲射撃を行ったり、偵察巡航、護衛を行った。
第2次世界大戦では、海軍殊勲部隊賞を含む14個の従軍星章を受賞している。
アズールレーンのキャラクターとしては、さっぱりした性格で兄貴肌。
勇敢でポジティブで正義感が強い。
ラフィー(駆逐艦):USS Laffey, DD-459
アニメでもラフィーちゃんカワユス! pic.twitter.com/Twi6bMU2uN
— たっけー@ いろはす推し!! (@take1204anime) 2019年10月6日
ラフィーは、南北戦争で英雄的行動により勲章を受け取った、バートレット・ラフィーの名をつけられた、アメリカ海軍の1隻。
空母ワスプの撃沈から、生存者を救出しているが、最後は、第3次ソロモン海戦で沈没している。
アズールレーンでは、本心を口に出すのが苦手なキャラクター。
意外と寂しがり屋で、飲み物(おそらくワイン)をガブ飲みしているか、うつらうつらと寝ていることが多い、自由人。
ロイヤル(イギリスをモデルとする国家)のキャラ一覧
プリンス・オブ・ウェールズ(戦艦):HMS Prince of Wales
ワハハ!!
— ジャッキー (@tora_0907) 2019年9月30日
素晴らしいぞかっこいいぞ〜( ^ω^ )#アズールレーン#アズールレーンアニメ#プリンス・オブ・ウェールズ pic.twitter.com/CGBSBytqgm
戦艦プリンス・オブ・ウェールズ
— 20世紀軍艦bot (@WAR_SHIPbot) 2019年9月29日
キング・ジョージ5世級の2番艦である。デンマーク海峡海戦に参加後イギリス東洋艦隊に派遣されるが、マレー沖海戦でレパルスと共に初めて航空機に撃沈された戦艦となってしまうのであった。 pic.twitter.com/v4V77OiZ4d
プリンス・オブ・ウェールズは、イギリス海軍の戦艦。
チャーチル首相のお気に入りの戦艦で、「世界最強」と言われていたが、実際は準備不足で第2次世界大戦に参戦することになる。
プリンス・オブ・ウェールズは、戦艦ビスマルクの攻撃を受けて大きな損害を受けたが、その後チャーチル首相を乗せてアルゼンチン沖に渡り、そこでアメリカのルーズベルト大統領との会談の場所となる。
また、プリンス・オブ・ウェールズは、味方の戦闘機2機を撃墜するというおっちょこちょいな経歴を持ち、最後は日本軍にマレー沖で撃沈されることとなった。
アズールレーンのプリンス・オブ・ウェールズは、巨大な主砲を持つ戦艦キャラクター。
英国紳士のような凛々しさがあり、何事にも余裕を持っているという優雅さがあるが、マレー沖海戦での沈没がトラウマとして残っており、仲間を失う恐怖と戦っている。
イラストリアス(空母):HMS Illustrious, R87
イラストリアス姉様 pic.twitter.com/T4O6lIF21k
— Z-DG (@kamisamanopoop) 2019年10月1日
イラストリアスは、第2次世界大戦開戦直前に進水し、その後ハッツ作戦や、ジャッジメント作戦などに参加し、そこそこの戦果を上げている。
アメリカを離れ、イギリスに帰る際には、仲間のフォーミダブルと衝突して艦首を損傷している。
修理が完了した後は、ケベック会談に出席するウィンストン・チャーチルを乗せたクイーン・メリーの護衛も担当した。
最終的には、日本軍の特攻機に突入され、大きな損傷を受けることになる。
アズールレーンのキャラクターとしては、箱入り娘のお嬢様っぽいタイプ。
世間知らずで、本当は戦うことを良く思っていない様子。
ユニコーン(軽母):HMS Unicorn, I72
ユニコーンは、イギリス海軍の航空機補修能力を持った航空母艦。
その造りは、唯一の独特な造りとなっており、他の航空機の補給及び修理を得意としている。
他の船艦に比べて、排水量・水線長・水線幅・飛行甲板長などが、やや小ぶりな造りとなっている。
ユニコーンは、イラストリアスと共にノルウェー北部への掃討任務に従事した。
アズールレーンのキャラクターとしては、イラストリアスを姉のように慕っている少女キャラ。
いつもユニコーンのぬいぐるみを抱きかかえていて、内気な性格をしている。
ジャベリン(駆逐艦):HMS Javelin, F61
アズールレーン1話視聴しゅーりょー♪
— うさるな@新サクラ大戦全力待機 (@usausaluna) 2019年10月5日
こりゃ金掛かってますわ~w
1話から山ほどキャラが出てきたけど、ジャベリンちゃんがやたらめったら可愛かったんでこの子を推していきます! #アズレンアニメ pic.twitter.com/0gJ22Z0qS6
ジャベリン(ジャヴェリン)は、イギリス海軍のJ級駆逐艦の1番艦。
1940年にダイナモ作戦に参加し、SSアブキールの沈没から生存者を救出する。
その後、ドイツの魚雷と砲撃を受け、ひどく損傷を受けることになるが、艦首と艦尾を失った状態でなんとか沈没を免れる。
修理後は、イタリアの船団を攻撃し、戦果を上げている。
アズールレーンでは、元気で裏表のない分かりやすいキャラクター。
積極的で、はつらつとしている。
重楼(日本をモデルとした東方の国家)のキャラ一覧
綾波(吹雪型駆逐艦)11番艦
綾波は、大阪で機工され、第3次ソロモン海戦で名を上げることになった。
川内や浦波などの共に行動していた綾波であったが、その後アメリカ艦隊の追従や、川内からの連絡が途切れていたことから、戦艦2隻、駆逐艦4隻のアメリカ軍に対し、単艦で突入することになってしまう。
しかし、そんな状況の中でアメリカからの攻撃を受けつつも、仲間の戦艦が到着するまでに、アメリカ軍の戦艦を沈めたり、大きな損傷を与えるという戦果を上げることになる。
アズールレーンのキャラクターとしては、礼儀正しく素直で、感状の起伏が少ない冷淡なタイプ。
1人で頑張ると強がりながらも、仲間とはぐれる悪夢に悩まされている。
赤城(空母)
赤城は日本海軍の航空母艦で、群馬県の赤城山にちなんで命名されている。
もともと赤城は巡洋艦であったが、空母に改造され、3段式になっており、独特な構造を持つ赤城は、完成後、加賀が使用していた小型艦橋を貰い受けることになる。
最後はミッドウェー海戦で沈没した。
アズールレーンでは、赤城は重楼のメインキャラとも言える立ち位置である。
アズールレーンと敵対関係にあり、狂気的な面を持っている、ややしつこい性格。
加賀を妹に持つ。
加賀(空母)
加賀は、石川県の加賀国にちなんで命名されている。
ワシントン海軍軍縮条約による主力艦の制限が決められてから、加賀型船艦を大型空母に改装したのが、加賀である。
赤城とほぼ同じような運命を担っており、改造も赤城と共に、三段式で仕上げられた。
加賀の最後も、赤城と同じミッドウェー海戦である。
アズールレーンでは、赤木を姉とする冷酷なキャラクター。
戦闘に全てが赴いており、シビアな死生観を持つ。
仲間を思いやる心はあるようだが、基本的に冷淡な素振りをしている。
鉄血(ドイツがモデルの国家)のキャラ一覧
アニメに登場後、追記していきます。
まとめ
アズールレーンに登場するキャラクターは、皆船艦を元ネタモデルとして描かれており、性格や境遇なども、元ネタの船艦をモデルにして擬人化されていたのでした。
また、登場キャラクターは、4つの国家に所属しており、ユニオン(アメリカ)とロイヤル(イギリス)は、重楼(日本)と鉄血(ドイツ)と敵対関係にあるのでした。