アラジンの実写版が公開になりました。
実写版に出てくるトラのラジャーは本物なのでしょうか?
また、アニメ版と実写版のラジャーというキャラクターには、いくつかの異なる点がありました。
今回は、実写版トラのラジャーの実態と、アニメ版とは異なる実写版のラジャー、そして、ラジャーの名前やプロフィールについてまとめてみました。
アラジンに出てくるトラの名前とプロフィール
アラジンには、ラジャーという名前のトラが出てきます。
アニメ版に登場するラジャーは、プリンセス・ジャスミンの唯一の親友でした。
ジャスミンはお城の外に出ることができず、友達を作ることもできません。
そして、お城の中には、ジャスミンを分かってくれるような人もいないのです。
父親である国王サルタンは、ジャスミンに耳を傾けてくれますが、それでもジャスミンの心を全て分かることはできません。
ラジャーは、ジャスミンにとって、唯一心の思いや相談事を打ち明けられる大事な存在なのでした。
ラジャーは、英語で「Rajah」と綴ります。
意味は、「インドの王様」という意味です。
トラのラジャーの性別
ラジャーは実は男の子です。
ラジャーの性格
ラジャーはとても正義感の強いトラです。
アニメ版に登場しているラジャーは、ジャスミンが唯一心を開ける友達として、宮殿で一緒に暮らしていますが、ラジャーはジャスミンの親友であると共に、ジャスミンを守る役割も担っています。
ジャスミンに危害を与えないような人間には何もしませんが、悪い奴や、心見苦しい人が近づくと吠えたりします。
ですが、普段は大人しく、ジャスミンに忠誠を誓っている様子です。
ラジャーとジャスミンの出会い
ラジャーというトラは、もともとサーカス団の団員でした。
移動サーカスとしてアグラバーに訪れた時、ラジャーはサーカスグループを脱走します。
逃げ出したラジャーに出くわした当時の幼いジャスミンは、その虎が亡くなった母親からの贈り物だと信じ込みます。
ジャスミンのお母さんは、ジャスミンが小さい頃に「Rajah-ラジャー」という名の星のお話をしました。
ジャスミンはそこからトラにラジャーという名前を付けたのでした。
ジャスミンの父親で国王のサルタンは、ラジャーを見つけた時、元のサーカスへ帰すようにジャスミンに言いましたが、ジャスミンとラジャーの絆に心が変わり、正式にサーカスの元飼い主からラジャーを買ったのでした。
アラジンの実写版映画のトラ・ラジャーはCGじゃなく本物?
実写版に出てくるトラのラジャーは、やはり本物ではなくCGでした。
CGIという、コンピューターグラフィックスを応用した最先端のCG技術を使って映像を作っているので、映画を見た方は本物に見えたかもしれません。
ちなみに、トラのラジャーだけではなく、猿のアブーも、オウムのイアーゴも、空飛ぶ魔法のじゅうたんも、多くの青いアラジンのシーンも同じCGIです。
アラジン実写版とアニメ版の映画のトラ・ラジャー比較
アニメ版では、ラジャーはジャスミンの唯一の親友でした。
しかし、実写版では、ダリアという使いが大親友となっている為、「唯一」の親友ではなくなっています。
ですが、相変わらずジャスミンと心が通じている親友には違いありません。
また、アニメ版のラジャーは、コミカルに猫のように動き回る様子がありますが、実写版ではトラらしく、ゆっくりと静かにどっしりと動くラジャーが表現されています。
それでも心を許す人間には猫のような一面も見せる、可愛いラジャーなのでした。
まとめ
アラジン実写版のラジャーは本物ではなくCGでした。
キャラもコミカルなところがなくなり、どっしりとしたトラとして実写版には登場しますが、それでも愛らしく、ぜひ身近にいて欲しいようなトラなのでした。