大人気ディズニーのアラジンですが、アラジンがジーニーにお願いした3つの願い事が何だったのか、混同されたり誤解されることが多いようです。
そこで今回は、アラジンがお願いした3つのお願いと、紛らわしいお願い、また、お願いをする際の3つのルールについてまとめてみました。
さらに、アラジンがお願いできるのはなぜ3つなのかについてもまとめてみました。
映画アラジンの願い事が3つである理由
映画アラジンの中で、アラジンは魔法のランプの精であるジーニーに、お願い事を3つ叶えてもらうことができます。
この3つという数字は、「3度目の正直」という意味の数字「3」からきています。
私たち人間の世界でも、精霊(霊界)の世界でも、3度目は意を決めるという宇宙のルールがあります。
例えば、人間界で言えば、「3度目の正直」という言葉は、「3回目には確実である」とか、「3回目には成功する」という意味がありますが、これは、3度目には通常決意ができているという意味です。
また、「仏の顔も3度まで」という言葉もありますが、これは、優しい仏様の顔を撫でるようなうっとうしい行為をしても、2度は許されるが、3度目は怒られる(許されない)という意味の言葉です。
これもまた、「仏の顔を3度も撫でるということは、君、本気なのだな?」と、仏に嫌がらせをする気があると、仏に解釈されるという意味の言葉です。
また、霊界でも、悪霊たちは名前を聞かれて3度目までに答えなかったら、姿を消さないといけないという決まりがあります。
つまり、アラジンが叶えてくれる3つの願いというのは、3つ目が本当に大事な叶えたい願いであるという意味があるのです。
それでは、勘違いしやすい3つの願いについて、1つずつ見ていきましょう。
願い事1つ目は洞窟脱出?
アラジンがジーニーにお願いした1つ目の願い事は、「洞窟から脱出すること」です。
アラジンは、ジャファーにそそのかされて、宝が眠る洞窟の中へ、魔法のランプを取りに行きます。
何も触ってはいけないと忠告されていたアラジンでしたが、アラジンが魔法のランプに手を伸ばそうとしている隙に、猿で親友のアブーが、赤い宝石に手を伸ばしてしまいます。
すると、洞窟は怒り目覚め、アラジンたちは洞窟に閉じ込められてしまうことになります。
洞窟内に閉じ込められたアラジンとアブーは、洞窟の中で、空飛ぶ魔法のじゅうたんと魔法のランプの精・ジーニーに出会います。
そして、アラジンは、ジーニーに一つ目の願い事である、「洞窟から脱出すること」をお願いしているのです。
アニメ版では、この洞窟脱出は、アラジンの願い事としてカウントされていません。
アニメ版の場合は、アラジンがジーニーに「僕は頼んでいないよ。君が脱出してくれたんじゃないか」と言っています。
ジーニーをうまいことそそのかして洞窟から脱出させているようです。
しかし、アラジンの実写版では、しっかりと、アラジンがジーニーに「I wish・・・」というジーニーに使うように指示された言葉を使って、洞窟を脱出することを、アラジンはお願いしています。
しかし、実際には、ランプをこすりながら言っていません。
つまり、実写版でもアラジンはジーニーをうまいことそそのかしたということになります。
実際の願い事1つ目は?
アラジンがジーニーにお願いした1つ目のことは、「王子様になること」でした。
アラジンがジーニーにお願いしたことで、アラジンはアリ王子という王子様に変身しています。
王子としての豪華な衣装も、ジャスミンや国王サルタンへのお土産も、豪華なパレードも、全て何もないところからジーニーが創り出しています。
アラジンの1つ目の願い事は、「王子様になること」でした。
アラジンの願い事2つ目は?
アラジンの2つ目のお願いとしてカウントされているのが、「海に沈んだアラジンを助けて欲しい」というものでした。
アラジンは、アニメ版では、ジャファーの手下によって、実写版ではジャファーによって、海に蹴り落とされてしまいます。
手かせ足かせをはめられていたアラジンは、海底に沈むことになり、気絶してしまいます。
しかし、運よくアラジンの手に転がり落ちてきた魔法のランプのおかげで、ジーニーが登場し、アラジンの命を助けるというシーンがあります。
アニメ版のアラジンでは、ジーニーが「助けて欲しい?Yesと受け取った!」と言って、海の底に沈んでいるアラジンを救出します。
実写版のアラジンでは、同じように意識を失っているアラジンの手をジーニーが勝手に動かして、「助けて」と書き、「分かった」と言ってジーニーはアラジンを助けます。
こうして、命を失う危険から助けられたアラジンは、ジーニーに願いを叶えてもらいます。
アラジンは気絶していたので、手でランプをこすっていた訳ではないのですが、手にランプが触れていることから、アラジンのお願いとされたようです。
願い事3つ目は?
アラジンがジーニーにお願いする3つ目のお願い事は、「ジーニーを自由にする」という願い事です。
これは、皆さん良く知っているお願い事の1つで、最も重要なお願い事です。
ジーニーが「人間になって自由になりたい」と願っていることを知っていたアラジンは、3つ目の最後の願いとして、新しい親友となったジーニーの自由をお願いします。
そして、ジーニーは魔法のランプから解放され、人間の姿になり、自由に旅行をすることができるようになるのでした。
映画アラジンの願い事が3つが象徴するものは?
この3つ目で最後の最も大切なアラジンの願い事「ジーニーをランプの奴隷から解放する」という願い事ですが、これには、私たちにも関係する意味が象徴されていました。
ランプの精・ジーニーは、私たちの心の象徴です。
心を擬人化したものが、アラジンのジーニーとして描かれています。
そして、アラジンという映画は「心を解放することで何でも願いは叶う。ただし願い事は愛に関係すること」という事実を表現している映画作品なのです。
つまり、あなたも私も、愛ある道理にかなったことを心から信じて願えば、願いは何でも叶うということを、映画アラジンは伝えているのです。
映画アラジンで、アラジンは最初は自分のエゴ的な欲求をお願いしています。
1つは、「お金持ちになること」です。
しかしこの願いは、例え叶えられても幸せになることができないお願い事です。
2つ目は、「生かしてもらうこと」。
これは、もう既に、私たちが人間として生まれてくる前に叶えられていますね。
そして、3つ目のお願いは友情、つまり友のジーニーを愛する心によって、唱えられたお願い事です。
つまり、この時点でアラジンは人を思いやる愛を既に経験として知っていたのです。
この3つ目の願いを、欲に溺れることなく唱えられたアラジンは、「全てを思い通りに手にできる結末」を手にしています。
アラジンは、「周りを愛することができる人は幸せである」ということを象徴した物語だったのでした。
アラジンの願い事をする際の3つのルール
アラジンがジーニーに願い事をする際には、3つのルールがありました。
それは、「道理にかなっている必要がある」というルールでした。
ルール1
「人殺しはできない」
人を殺すことは道理にあっていないので、叶えることができません。
私たちが願い事をする時は、「不幸」を願うのではなく、「幸せ」を願う必要があるということですね。
ちなみに、人を恨むようなことを願うとしたら、それは自分に帰ってきます。
ルール2
「死んだ人間を生き返らせることはできない」
死んだ人を生き返らせるというのは、完全に道理にかなっていません。
「道理にかなう」とは、「宇宙のルールに沿っている」と言うことです。
私たちを生かすか殺すかを決めているのは、宇宙の主なので、私たちは自分や人の命をコントロールすることはできません。
「もう少し長生きしたいから命のばすわ」とか「もう生きたくないから命止めるわ」ということはできませんよね。
命は私たちが宇宙の主から与えられているもので、私たちがコントロールできるものではないので、ジーニーも命に関する願い事を叶えることはできないのです。
ルール3
「人の心を操ることはできない」
3つ目の願い事のルールは、人の心を変えることはできないということです。
これもそのまま、道理にかなっていませんし、願い事は願う本人に関することである必要があります。
私たちは、自分のことしかコントロールすることはできないのです。
しかし、自分が良くなれば、周りの人も自分に対して好感を持ったり、好意を寄せるように自然となります。
ですが、願う時点では、人のことではなく、自分のことを願う必要があるので、ジーニーは願い事をする人に直接かかわる願いしか叶えることができないのです。
まとめ
アラジンは、私たちがどうやって願いを叶えることができるかを象徴した映画でした。
そして、ジーニーは、「心」を象徴する存在であり、映画アラジンを見ることで、願いの叶え方を知ることができるのでした。
アラジンの3つの願いは、「王子になること、海から脱出して助かること、ジーニーを自由にすること」で、3つのルールは「人を殺さないこと、人の心を変えないこと、死んだ人を蘇らせないこと」でした。
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