アニメ「A3!」に登場する少年、碓氷真澄。
MANKAIカンパニーの春組に所属し、その性格や過去などは謎に満ち溢れています。
一見、クールそうに見える彼ですが、その奥にはどこか深い闇が潜んでいる予感。
彼の過去や家族構成を解き明かしながら、彼の謎に踏み込んでいこうと思います。
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【A3!】碓氷真澄の性格
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引用元:「A3!」公式サイトより
碓氷真澄は、劇団員の中でも特に無口な少年です。
しかし、稀に見せる優しさがあったり、難ありな面も・・・。
性格1:良く言えば一途、悪く言えば執着
真澄が劇団に入った理由を知っていますか?
それは、”監督に一目惚れしたから”です。
監督を一目見て、恋に落ち、そこから監督のことになるとムキになるなど、難ありな一面を見せるようになります。
何をするにも監督が一番。
監督のために演劇をやる。
彼の頭には、いつも監督の事ばかり。
これは、良く言えば”一途”ですが悪く言えば”執着”ですね。
しかし、彼の演劇に向き合う姿勢を駆り立たせているのは、監督のおかげでもあるので、この性格も一つの強みだと言えるのかもしれません。
性格2:実は周りをよく見ている
何をするにも監督が間に入る真澄。
一見、周りを見ていなさそうな彼ですが、実は密かに周りを見て行動しています。
旗揚げ公演の「ロミオとジュリアス」の時などは、河原で練習している咲也を見て、役作りのアドバイスをするなど、仲間想いな面も見せます。
劇団員の誰かが悩んでいたり、困っていたりしたときなどは、多くは語りませんが、そっとアドバイスをしたり、手助けをしたりと、周りをよく見て行動することが多いようです。
性格3:器用そうで実は不器用
真澄の演技力は抜群で、新生春組には欠かせない存在でした。
監督や他の劇団員たちも認めるほどの演技力の持ち主。
また、裁縫などが得意など手先が器用な一面も。
しかし、そんな彼が苦手としていることは、ズバリ!”恋愛”です。
監督に恋する真澄ですが、その方向性は少し曲がっていて、好きすぎるあまりすぐに「結婚しよう」などの言葉を発してしまったり、プレゼントにウェディングドレスなどを選ぶなど、少し不器用な一面も。
同じ劇団員の伏見臣から花婿修行を付けてもらうなど、必死に努力している姿も見受けられます。
性格4:無口だが意志ははっきりしている
劇団員の中でも一段と無口な真澄。
言葉には、出さないけれど、しっかりとした意志は持っているようで。
それは、舞台に立った時に見せる見事なまでの演技。
舞台の上に立つことで、真澄の演劇への真っ直ぐな思いが感じられます。
監督のためだとしても、そこにある意志は揺るぎないものになっているのでしょう。
【A3!】碓氷真澄の過去と家族構成
クールで一匹オオカミタイプの真澄の家庭環境は、決して良いとは言えません。
複雑な家庭環境の中で真澄は、どのように育ってきたのか。
過去1:両親と離れ離れ、祖母に育てられた
真澄の両親は、海外出張が多く、彼の面倒は祖母である初恵さんが見ていました。
そのため、真澄は初恵さんによく懐いています。
自分の芝居を一番見ていほしいのは、家族の中でも祖母の初恵さんです。
初恵さんのためなら苦労も惜しまない真澄は、家族のために演劇を続けていると言っても過言ではありません。
過去2:父親には逆らえない
真澄の絶対的な存在は、父親でした。
父親の言うことに逆らえない真澄は、カンパニーを離れることまで考えます。
真澄の父親と祖母の初恵さんは、ある時から絶縁関係になっていました。
カンパニーに入ったことも役者になったことも初恵さんは知りませんでした。
両親に「自分たちの言うことを聞くことを望んでいる」と言われた日から、何事にも逆らわずに従ってきた真澄でしたが、その呪縛は、真澄から一番大切なものを奪ってしまいます。
それは、「愛してほしい」という感情です。
幼い頃から両親は、家におらず、海外を飛び回っていた。
その環境で育った真澄は、両親からの愛を受けていません。
しかも、真澄の知らないところで両親の離婚協議が進んでいたのです。
真澄の親権を持つのは、もちろん父親でした。
それを知って、ますます逆らえなくなっていく真澄。
親からの呪縛というものは、簡単には解けないものです。
言葉の力は絶大です。
一度、心に染みついてしまえば、なかなか取れない。
真澄にとって、”親”というのは絶対的な存在であり、恐怖の対象でもあるのかもしれません。
最後には、父親にも認めてもらえているようですが、親と子という関係には、切っても切れないものがあるのだと思います。
【A3!】碓氷真澄の性格は、過去や家族構成が影響している!?
上記のことを踏まえた上で、真澄の過去や家族構成を見てみると、性格に合致している部分が多いことが分かります。
まず、監督に対する思いの部分ですが、少し執着心のある真澄の行動や言動は、親からの愛を真に受けていなかったからであると考えることができます。
親から貰えなかった愛情を監督に求めていたのかもしれませんね。
周りをよく見ているのも、真澄だからこそできることではないでしょうか?
親に自分はどう見られているのか。
そういった気持ちから周りを観察する目が鍛えられたのかもしれません。
真澄だからこそ、劇団員の苦しみや悲しみを理解できる部分があり、それが自分に重なり、放っておけないという気持ちが生まれるのでしょう。
また、器用な部分は、どうやったら親に認めてもらえるのか。
そういった考えが、何事もそつなくこなすことに繋がったのではと考えます。
演技にしても、裁縫や料理にしても全ては、親に認めてもらいたいがためにやってきたことなのかもしれません。
無口なのも過去や家族構成を見れば、分かりますね。
”親には逆らえない”という呪縛から口を出すことを許されず、ただ従うことしかできなかった彼の内面が性格に出ていたのだと思います。
しかし、カンパニーに入り、熱中できるものに出会えたこと、一緒に歩んでくれる仲間に出会えたことで、真澄の性格も徐々に変わりつつあると思います。
過酷な環境で育った真澄だからこその優しさが心の内にあるのだと個人的には、思います。
【A3!】碓氷真澄の名前の由来を考察
碓氷真澄の名前の由来ですが、私が考えるに「真っすぐに心が澄んだ子に育ってほしい」という意味が込められていると思います。
真澄の「真=シン」という字は、「真っすぐ」という意味があります。
「澄=スミ」という字には、「澄んでいる」という意味があります。
また、真澄のモチーフフラワーは「すみれ」です。
花言葉には、”謙虚”や”誠実”という意味が込められています。
なので、真澄の名前には、使われている字と花言葉の意味も込められているのではないかと思います。
まとめ
碓氷真澄は、一途で少し執着心がある少し難ありな性格の持ち主ですが、その性格の裏側には、真澄自身の苦しい過去があったことが分かりました。
しかし、その過去があったからこそ今の真澄があるのだと私は思いました。