みなさんはひぐらしのなく頃にをご存じでしょうか。
グロアニメの代表作と言えるであろうえげつないシーン満載の漫画、アニメ作品です。(もとは同人ゲームが始まりです)
ひぐらしのなく頃にでは、作品の中で様々な怪奇事件や殺人、問題が起こってきます。
私はその作品の中で出てくるような事件が、怖ろしくも”現実にも起こってしまったことがある”と耳にしたことがあります。
今回はその実態を調べてみたので、作品の内容を少し思い出しながらながら一緒に見ていきましょう!
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【ひぐらしのなく頃に】は怖い物語
ひぐらしのなく頃には人口2000人に満たない寂れた村、雛見沢村で起こる様々な事件や事故が起こるミステリーホラーです。
ミステリーホラーと名の通り、ゾッとするようなシーンや殺人事件、宗教や祟りを掲げた問題や人間関係のこじれによる人間の恐ろしさなど…様々な描写が描かれている物語です。
【ひぐらしのなく頃に】は実話なの?
「ひぐらしのなく頃に」は実話であるのか?という一番最初に疑問に思ったことをまず調べてみました。
答えは実話ではありません。
しかし、ひぐらしのなく頃にを制作するにあたって参考にしたというものや、参考にして作られたのではないかと言われている”実際に起こった事件”というものがあるようです。
【ひぐらしのなく頃に】のモデルとなった舞台は実在する:白川郷
岐阜県の白川郷というところをみなさんはご存じでしょうか。
岐阜県といえば!「下呂温泉」「郡上踊り」「白川郷」と、岐阜の旅行を計画したり、少し調べたことがある人は聞いたことがあるかもしれません。
白川郷は合掌造りの集落として知られており、ユネスコの世界文化遺産としても登録されている。岐阜県の圧川流域の呼称です。
ひぐらしのなく頃にを見た方は聖地として有名になっているのでそちらで聞いたこともあるかもしれません。
梨花ちゃまのお家や古出神社(実際の名前は白川八幡神社)、雛見沢を一望できる高台はアニメからでてきたかのようなそのままの景色で、夏じゃなくてもひぐらしの鳴き声が聞こえてくるのではないかという気持ちになります。
そして、残念ながら本当かどうかまで調べられなかったのですが、昔白川郷に”ダム建設をめぐる反対運動”があったそうですよ。
舞台になった理由になっているんでしょうか…!
【ひぐらしのなく頃に】のモデルとなったのは都市伝説?:杉沢村伝説
まず、こちら。杉沢村伝説。
こちらは青森県にあったとされる都市伝説です。
都市伝説なので、実際にあったかどうかは謎…信じるか信じないかはあなた次第というやつですね!
昭和初期、「1人の村人が突然発狂し、村民全員を殺して、自分も命を絶った」という怪奇事件が起きた。
誰も居なくなった村は隣村に編入され、廃村となったため、地図や県の公式文章から消されてしまった。
しかし、その廃墟は現在も存在し、悪霊がいる…。
村の入り口には朽ちた鳥居があり、その根元にドクロのような岩(石)がある。
村の奥に進んでいくとかつての住居の廃墟があり、中は事件の惨劇を物語るように血痕のようなものが多数みられる。
と、いう内容です。
うーん確かに突然発狂するところや自殺してしまうところはひぐらしに似ていますね…!
そして、「朽ちた鳥居がある」というところが宗教や仏教が関連していそうでオヤシロ様んお祟りっぽいなぁ!と思います。
物語がこのひとつの都市伝説を参考にして作られているならば、鳥居→宗教・仏教とか、突然の発狂→病気?祟り?日頃の恨み?とかを考えたのでしょうか。
本当にこの伝説から考えられたのなら、発想力がすごいなぁ。
【ひぐらしのなく頃に】のモデルとなったと言われている事件について:津山事件
またの名を津山三十人殺し。この事件は1938年5月に起きた大量殺人事件です。
岡山県の集落で起きた大量殺人事件で、犯行が行われた2時間足らずの間に28人が即死している。
犯行後に犯人は自殺しているので、被疑者死亡で不起訴となった事件だ。
動機は怨根。いわゆる「みんな死んじゃえ(そして私も死んでやる)」というやつだ。
犯行はとても計画的で、難を逃れた被害者が駐在所まで助けを求めるのにどれくらいかかるかを調べるなど用意周到で犯行に臨んでいたとわかっている。
犯行内容は、電柱によじ登り送電線を切断、狙っていた集落のみを全体的に停電させ、自ら改造した猟銃、日本刀で次々と殺害した。
というものです。
そう思うと、私怨(というか自らの人間不信)や恐怖からくる行動でひぐらしのキャラ達が次々に人を殺してしまったところは似ているかなあと思いました。
そう思うと、祟りより、病気より、お化けよりも人間が一番怖いですね…
まとめ
今回は2つの事件や伝説、舞台となった場所についてお話しました。
ひぐらしのなく頃にを視聴していて人間や恨み辛みや人を信じられなくなるって怖すぎる…と思っていましたが、調べて実際の事件があった、曲がりなりにも似た事件が起きていた過去が存在する。と、見るともっと恐ろしくなってしまいました…。
アニメを通して再認識してはいましたが、さらにこのリサーチを通して人間の真の恐ろしさを学んだ気がします。
みなさんは間違っても人間不信で友達を金属バットで殴ったり、おはぎに針を入れたり、鉈で対抗したり、何度もナイフで刺したりしないでくださいね。