「ハイキュー」に登場する姐御肌全開の田中冴子。
今回はハイキュー!!女性人気キャラクターの代表格とも言える、田中冴子さんにスポットを当ててみました。
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【ハイキュー】田中の姉:冴子とは
大人気バレーボールアニメ「ハイキュー!!」。
登場キャラクターが個性的で心情の描写もリアルに描かれています。
そんな「ハイキュー!!」は主要メンバー以外、わき役キャラクターの個性も爆発中。
週刊少年漫画系アニメでは珍しく、「ハイキュー」では女性キャラクターも男女問わず人気です。
中でも異彩を放っているのが彼女、田中冴子さん。
いわずと知れた烏野2年、田中龍之介のお姉さんです。
その行動や言動は、まさに「姐さん」そのもの。
冴子は、烏野高校OBで、あの「小さな巨人」とも同級生です。
現在21歳大学生で和太鼓をやっています。
その放漫なボディ(主に乳)は、烏野排球BOYSの心をわしづかみ(謎)。
さらに、烏野排球部関係者の姐御的存在である冴子は、持ち前の行動力とリーダーシップを発揮し周りを巻き込んで応援団まで作るほど。
それもこれも愛する弟、龍之介のためなのでしょう。
サバサバ姐御のブラコンギャップにもやられます。
【ハイキュー】田中の姉:冴子の登場シーンまとめ!
わがままBODYのわりに色香を感じさせない、さっぱり姐さん田中冴子。
弟を愛し、弟が青春を費やすバレーに魅了され応援にも熱が入る、彼女の登場シーンをまとめてみましたので、さっそく見ていきましょう。
2期の2話で初登場。
お勉強苦手な烏野メンバーのため、田中家での期末テストの勉強。
おバカ炸裂な和気あいあいの中、さっそうと登場する冴子姐さんの初登場。
そのカッコよさと放漫なBODYは、思春期真っただ中の高校2年生には少し刺激的ですね。
ここで和太鼓サークルの話に触れているあたりが、今後の伏線となっていました。
2期の4話で補習を受けた日向と影山の救世主となる。
東京遠征の日に、テスト赤点生徒必須の「補修」。
本当はチームみんなで一緒に東京へいけるところを、置いてけぼりになってしまった変人速攻二人組の影山と日向。
この補修でチームメンバーに後れを取った彼らの前に、颯爽と軽トラで現れた救世主:田中冴子。
田中龍之介の粋な計らいでした。
田中は姉である冴子に、影山と日向を東京まで連れてきてくれるようお願いしていたのです。
彼女の少々(?)荒めな運転にはおっかなびっくりするものの、そこまで遅れることなく無事、烏野メンバーの待つ東京合宿に合流できたのでした。
2期16話で和久南戦の応援に来る。
冴子姐さんが烏野試合を初観戦として登場。
烏野高校OBで烏野町内会の社会人バレーボールチームのメンバーでもある、島田満と一緒に観戦。
バレー初心者の冴子は、島田から試合のポイントを解説してもらいながら、一生懸命バレーをする弟を含む後輩たちを見て胸に熱いものが生まれた様子。
和久南戦はチームキャプテン澤村のケガで2年縁下力が「キャプテン代理」として奮闘する試合です。
弟の同級生で何かと交流のある縁下のプレイをみて、思うところもあったでしょう。
それに「どうみても2年の”首領”は力だよ」と、弟たち2年生のことをきちんと観察できていて、どのメンバーがどういった役割を担っているかを把握しているあたりは、冴子の観察眼の鋭いところですね。
3期白鳥戦にも応援に来る。
春高予選の決勝に進んだ烏野。
烏野高校総力をあげて決勝戦を応援する、(ヅラ)教頭先生以下在学生たち。
そこには冴子とともに烏野OBで試合解説役の瀧ノ上と島田の姿もありました。
即席の応援団は歴戦の強豪校白鳥沢の統率された応援団に、迫力・技術・大きさどれにも負けて、圧倒されてしまい、即席応援団も委縮ぎみに。
応援というのは、自校だけでなく対戦相手校のリズムまで崩す、威力のある行動。
さすが強豪校は熟知しているのです。
危機感を覚えた冴子姐さんが一括「黙るな!こういう時こそ応援だろうが!」。
その言葉に目が覚めた烏野応援団は、再び応援に熱が入ります。
そんな隠れた名シーンが第8話にて描かれていますね。
姐さん、さすがです。
4期では太鼓を持参
コミック29巻、稲荷崎戦で、冴子姐さんは大学の和太鼓チームを従えて試合会場入りします。
春高県予選決勝の白鳥沢戦での、相手校の圧倒的な応援団の団結や、相手チームに影響を及ぼす応援方法を目の当たりにした冴子が、春高本戦にて颯爽と烏野排球部前に現れます。
「待たせたな」の一言がカッコよすぎてしびれますね。
彼らにとってこれ以上の心強い応援はないでしょう。
アニメでの描写はこれからなので、今期冬アニメのみどころの一つですね。
【ハイキュー】田中の姉:冴子が太鼓を持ち出した経緯
春高全国大会2回戦の稲荷崎戦において、姐さんは和太鼓応援団で烏野を鼓舞します。
3期での、春高予選決勝戦で戦った白鳥沢の応援団に圧倒された経験をうけてのことでしょう。
白鳥沢戦では、烏野バレーチームは勝利したものの、応援団としては、白鳥沢応援団が勝っていましたからね。
もしかすると、冴子は、弟がいる烏野チームが勝利したのに、応援で負けるなんてと、悔しい思いを人知れずしていたのかもしれません。
それに、応援団の迫力についても、白鳥沢から学ぶことができましたからね。
冴子は、バレーボールのコートの外で、烏野メンバーたちと同じ気持ちでいることを表現したかったのかもしれません。
また、一般的にスポーツへの応援は選手のパフォーマンスの向上を期待できますが、それ以上に「我ここにあり」という、周りへの存在を示す効果もあります。
冴子姐さんはきっと無意識のうちに、和太鼓での応援という方法を使って、烏野メンバーの鼓舞と、全国大会という圧倒的アウェイ状況へ自分たちの存在感をアピールする、二つの役割をになったのでしょう。
【ハイキュー】烏野応援団のモデルとなったのは?
田中冴子率いる烏野高校の応援団は、和太鼓が決め手の元気な応援団ですが、実は元ネタというか、モデルになった高校があります。
それは、福島県立相馬高等学校の相馬太鼓部。
作者さんは、ハイキューが実現する前に、春高で相馬高校の試合を見たのだそうです。
そして、相馬高校の試合の太鼓部の応援に「めちゃカッケー!!」と心を打たれたようで、「(ハイキューが)連載したら、絶対応援団は和太鼓にしよう!」と決めていたんだそうです!
実際に、相馬高校の太鼓の練習も見学したのだとか。
相馬高校の和太鼓応援団も見てみたいですね!
まとめ
エピソードを掘り返すほどに、魅力を再確認できる、みんなの姐さん、田中冴子。
今後の彼女の動きにも注目したいところです。
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