アニメ「バビロン」には、曲世愛(まがせあい)という名の恐ろしい女が登場します。
ここでは、曲世愛が過去に演じた女性一覧や、曲世愛が原因で自殺した者のまとめ、曲世愛のプロフィールなど、曲世愛にまつわる全てをまとめてみました。
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【バビロン】曲世愛のネタバレまとめ
©野﨑まど・講談社/ツインエンジン
引用元:「バビロン」公式サイトより
「バビロン」に登場する曲世愛は、すごく不気味な女です。
主人公の正崎善という検察官が、「正しく善を成す男」であるのに対して、曲世愛は、「曲がった(歪んだ)愛を表現する女」というキャラクターです。
「バビロン」は、正反対な2人を中心に描いた物語であり、「善とは何か?悪とは何か?」を問いかけるようなストーリーとなっています。
曲世愛のプロフィール
名前 | 曲世愛(まがせ あい) |
出身 | 栃木県那須郡那須町三丁目12-B |
母校 | 那須町立那須北小学校 那須町立那須北中学校 栃木県立那須高原高等学校 |
誕生日 | 1996年(平成8年)6月6日生まれ 23歳 |
曲世愛は、23歳なのですね。
23歳とは思えないような女性っぷりですよね。
出身は栃木のようですが、大好きな那須高原のイメージが汚れそうなほど、曲世愛は気持ちが悪い女です。
そして、誕生日は6月6日。
悪魔の数字666を思わせるような誕生日ですね。
【バビロン】曲世愛が過去に関わって被害を被った人たち
曲世愛は、23歳の時点では、人を自殺へ追い込むことが出来ますが、若い時は自殺の一歩手前へ人々を追い込んでいました。
7人の男子中学生
曲世愛と同じ中学校に通っていた7人の男子生徒たちは、皆、全般性不安障害を患うことになります。
曲世愛は重要参考人になり、7人の生徒が不安障害になった理由を調べられますが、証拠が出てこず、曲世愛を捕まえるには至らなかったようです。
7人の男子生徒たちは、皆口を揃えて「曲世愛に侵された」と発言しています。
しかし、曲世愛が7人の男子生徒にしたことと言えば、話したことだけ。
中学生だった曲世愛は、人を自殺へ追い込むことはまだ出来なかったようですが、その前兆と言える、人を不安障害へ陥れることが、既に出来ていたのです。
曲世愛の叔父:坂部蔵主(メンタルクリニック長)
曲世愛の叔父である坂部蔵主は、メンタルクリニックを経営していましたが、実の兄と、曲世愛の学校の先生に頼まれて、曲世愛によって不安障害になった男子生徒7人の精神診断をすることになります。
そして、曲世愛の精神診断も担当しますが、すぐに曲世愛に欲情し、また会いたいという欲望から、曲世愛を通院させ、担当医となりました。
曲世愛が半年通院し、その後坂部が曲世愛に会わなくなると、罪悪感に苛まれ、メンタルクリニックを閉めて知らない土地へ逃げる坂部なのでした。
ここでも、曲世愛が坂部を自殺へ追い込むことはしませんでしたが、かなりの罪悪感を与えることに成功したと言えます。
【バビロン】曲世愛が過去に関わった自殺者まとめ
正崎検事が追っている、曲世愛に何かをされた人々は、次々に自殺をしていきました。
因幡 信(医師)の自殺
睡眠薬(=実質自殺薬)の「セイレン」の臨床試験の責任医師だった因幡信は、クラシック音楽が大音量で響いている自宅で死亡していました。
死因は、手術用の麻酔の過剰吸引でした。
麻酔を吸い始めてから致死量に至るまでの、30時間をかけて自殺したようです。
因幡が自殺を図ったのは、曲世愛と会った後のことでした。
遺書の内容
お世話になった方々へ
私は一足先に、この世からお暇いたします。
生前は皆々様、大変お世話になりました。
家族、友人、同僚方には、感謝の念に耐えません。
誠に勝手ではございますが、あとのことは全て皆様におまかせいたします。
私の全ての財産は、ご自由に処分していただいて結構です。
それでは失礼いたします。
草葉の壁より皆さまの幸せをお祈りしております。
因幡信
バビロン第1話より
文緒厚彦(検察事務官)の自殺
©野﨑まど・講談社/ツインエンジン
引用元:「バビロン」公式サイトより
文緒は、正崎善検事を慕っていた検察事務官でした。
文緒は、第1話で曲世愛を追っていましたが、接触してしまったことが原因で、首をつって自殺をしています。
遺書の内容
正崎善様
突然のご連絡となりすみません。
一身上の都合ですが、本日付で退職させて頂きたいと思います。
僕は、立合事務官として正崎さんと一緒に仕事ができて幸せでした。
いまだに物読みも遅い僕ですが、いつかこの人のような検事になりたいと、心の奥でずっと思っていました。
だから、「検事を目指せ」と正崎さんに言ってもらえた日のことは今でも忘れられません。
僕が死んだら、正崎さんはきっと怒りますよね。
本当に申し訳ないです。
でもこればかりはどうしようもないのです。
くれぐれも体には気をつけて、コーヒー豆のストックは執務室の食器棚にあります。
それでは正崎さん、さようなら。
約2年という短い間でしたが
いままで本当に
ありがとうございました。
バビロン第1話より
新域庁舎の屋上から飛び降りた64人の自殺
第3話では、齋開化がメディアを使って声明を公開しました。
齋が「死の価値を許す時代。死を許す時代」の到来に言及すると、64人の人々が、新域庁舎の屋上から飛び降り、自殺しました。
さらに、齋が声明を公開した24時間以内の自殺者は、237人にもなりました。
全てが曲世愛と関係があるとは言い切れませんが、曲世愛によって自殺者が増えたことは間違いないようです。
第5話では、集団自殺をした64人が、国道16号線の両側、10キロ圏内にいたことが分かりましたが、第7話では、そこを曲世愛が通ったのだと、正崎は察しています。
曲瀬は、ただ知らない人々の間を通り過ぎるだけで、自殺したい気持ちへ導くことができるようです。
奥田(記録係)の自殺
奥田は、正崎が曲世愛(平松絵美子)の尋問を行った際に、会話の内容を記録していた男性です。
正崎が取り調べ室から席を外した時、曲世愛(平松絵美子)と2人きりになった奥田は、曲世愛(平松絵美子)を逃し、放心状態となっていました。
その奥田は、第3話で、他の64人(奥田が含まれていたら63人)と共に、新域庁舎の屋上から飛び降りて自殺をしました。
筒井警部補の自殺
第5話では、曲世愛と自殺者の関係を探っていた刑事の1人、筒井警部補が、曲世愛と会った直後に自殺をしました。
曲瀬愛は、筒井警部補の電話を使って、正崎にコンタクトを取ってきます。
そして、曲世愛が電話を切ると同時に、筒井警部補は道路へ飛び出し、自殺するのでした。
九字院(警部補)の自殺
第7話では、正崎率いる刑事たちが、齋開化を拉致する計画が実行されていました。
チームの1人で、正崎と仲のいい九字院は、齋開化の妻、太陽の母親を演じていた曲世愛と接触し、気が狂いそうになって自分の足を撃ちました。
その後、やっとのことで正崎のところまでやって来ますが、曲世愛がどんな女かを正崎に伝えるという最後の仕事をやりきった九字院は、正崎の前で頭に銃を当て、自殺するのでした。
寅尾 太隈(管理官)の自殺
虎尾管理官は、第5話で正崎と剣道をした管理官ですが、第7話の齋開化拉致計画に失敗した際、齋開化の妻/太陽の母親を演じていた曲世愛に話しかけられ、その後自殺をしました。
遺書の内容
苦労をかけたと思う
心から感謝している
今まで本当にありがとう
バビロン第7話より
齋開化を逮捕する目的の特別捜査に加わっていた21人の捜査員の自殺
第7話で齋開化を拉致する作戦を行った時、経路警備を行っていた者、齋開化の護衛を担当していた者など、23人の捜査員が、皆、頭に発砲して自殺をするという事件が起きました。
(21人の中に九字院が入っていたら、20人)
集団自殺と片付けられたこの事件は、齋開化の妻を演じていた曲世愛が通り過ぎた後に起こりました。
【バビロン】曲世愛に殺された瀬黒陽麻
©野﨑まど・講談社/ツインエンジン
引用元:「バビロン」公式サイトより
同じく第7話では、正崎の下で仕事をしていた検察事務官の瀬黒陽麻が、曲世愛に拉致されてしまいました。
そして、曲世愛は、瀬黒陽麻の電話を使って正崎に1つの動画を送りつけます。
動画を開いた正崎は、瀬黒陽麻の手足が、1つずつ斧で切り落とされる瞬間を見ることになりました。
いつもは、自分の手を汚さずに、人々を自殺へ導いている曲世愛でしたが、瀬黒陽麻は自分の手で殺害したのでした。
【バビロン】曲世愛が演じた女性たち
安納智数と共にいた曲世愛
自殺薬を作っていた因幡信が死亡する前、因幡の家に出入りしていたのは、自明党の野丸龍一郎の私設秘書である安納智数と、曲世愛でした。
防犯カメラに映った、最初の曲世愛の姿です。
東京建設業連盟会長の地島普造とホテルに入った曲世愛
まだ曲世愛という正体が分かっていない頃、正崎は謎の女性が政治関係者と何らかの接待をしていることを突き止めます。
しかし、東京建設業連盟会長の地島普造とホテルに入った謎の女は、まだ若い、「特別な接待を仕事としている女」ではないと、容姿から正崎は考えます。
正崎の部下だった文緒は、この女性の身元を確認するため、後をこっそりつけて、住所を確認するのでした。
すると、この女性(曲世愛)は、齋開化の後援会の福山義行名義のマンションに住んでいて、齋開化とライバルの野丸龍一郎の私設秘書である安納普造と時々出かけていたことが後に分かりました。
文緒は、この女性(曲世愛)との接触が原因で、自殺したものとされています。
正崎の取り調べに応じる曲世愛(平松絵美子)
正崎は、安納智数と一緒だった曲世愛の取り調べを行うことになりましたが、この時、曲世愛は、自分の名前を「平松絵美子」と名乗っていました。
第2話の取り調べでは、正崎善検事の名前について、「両親はどんな思いでお名前をつけたのかしら」と、すでに正崎に興味を示しています。
「バビロン」2話。
— ミルシカ@アニメ戦士 (@mirusikaanime) 2019年10月15日
政治的背景と事情聴取を交互に見せ因果関係を紐解く巧みな演出。平松に翳した証票が文緒のものとは…ディテールまで抜かりないですね。張りつめた空気の中で紡がれる軽い言葉遊びの数々。正義も悪も全てを飲み込む大きな瞳。視聴者に絶大な不安感を残す幕引きも見事です。#バビロン pic.twitter.com/kgDgeEfZw5
正崎は、安納との関係について問いますが、曲世愛(平松絵美子)は、「とても優しい方で、部屋も貸してくれるし、ご飯にも連れて行ってくれるし、洋服もくれる」と、単なる祖父の知り合いのいい人であると言います。
そして、全日本医師連盟の木村、実任委員の根津、東京労連合会長の太田とも箱根の温泉旅館で一緒だったと、曲世愛(平松絵美子)は言うのでした。
その後も、正崎の質問に異様な雰囲気で、茶化しながら答えます。
遂には、「安納智数に頼まれて、他の3人と寝た」と書かれた調書にサインをすることと引き換えにと、正崎に質問をし、立場が逆転するのでした。
そして、正崎が席を外している間に、奥田という記録係に何かをし、曲世愛(平松絵美子)は姿をくらますのでした。
齋開化の妻/太陽少年の母親を演じる曲世愛
第7話で齋開化拉致計画に失敗した原因は、齋開化の妻で、太陽少年の母親を演じていた女が曲世愛だったからでした。
曲世愛は、様子を覗っていた瀬黒陽麻に気がつくと、不気味な笑みを浮かべ、瀬黒陽麻を拉致し、斧を振りかざして殺害するのでした。
まとめ
気持ち悪く恐ろしい曲世愛のプロフィールや、被害・自殺へ追い込まれた人々、また、曲瀬が演じた女性についてまとめましたが、この女、本当に恐ろしいですね。
通り過ぎるだけで人に罪悪感を与えて自殺に追い込むって、一体どんな手法を使っているのか、今後の展開が気になります。
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