【怪物事変】綾の父親と母親は誰？生まれた経緯や生い立ちを考察！

シキの母親の情報を求めて群馬県金糸郷に向かった先で出会った綾という少女。

今回は、綾の生い立ちや両親のことについてまとめてみました！

【怪物事変】綾はシキの兄妹！

怪物事変に登場するアヤという女の子。

ロングヘアで可愛らしい服装をした少女ですが、実はシキの妹です。

可愛らしい服装をしていたのは最初だけですが…笑

そもそも綾は、シキの叔父である蓼丸が行った、「治癒する糸」を作る実験で生まれました。

「治癒する糸」は単純に怪我を治すと言うより、細胞をつなぎ合わせて臓器まで作り出せるとんでもない糸です。

この「治癒する糸」の持ち主が綾になります。

蓼丸は治癒する糸を作れる綾を生み出すまでに、何度も失敗を繰り返していました。

そしてようやく綾を生み出すことに成功したのです。

そのため蓼丸にとって綾は実験の成功物という認識で、綾は地下室のような部屋に閉じ込められていました。

そしてその地下室のような場所で綾は少女趣味な服を蓼丸から与えられていました。

実際の綾は可愛らしい服には興味がなく、ギャルっぽいというか派手な服が好きなようです。

なので、蓼丸から解放されてからは、なかなか奇抜な洋服を着ていることが多々あります。

蓼丸の実験から生まれた綾ですが、父親は蓼丸ではありません。

その理由は、綾が生まれる過程で行われた実験にあります。

実験にはシキの母も蓼丸に利用されていて、そこにシキと綾が兄妹である理由が隠されています。

【怪物事変】綾の母親は誰？

まあ綾がシキの妹という時点で、だいたい予想はつくとは思いますが笑

綾の母親は、シキの母親です。

蓼丸はシキの母親の身体を使って、実験を行っていたからです。

その実験の内容は、蜘蛛（アラクネ）の怪物であるシキの母と、他の怪物を交配させて治癒する糸を人工的に生み出すというものでした。

糸は突然変異でしか生まれなかったため、シキの母はたくさんの怪物たちと交配させられていたという…

なんともおぞましい実験に利用されてしまっていたのです。

しかしなぜ、シキの母は蓼丸に利用されてしまったのか？

それはシキの母がまだ幼いシキを人間として生かすためでした。

シキは蜘蛛（アラクネ）の怪物である母と人間の父との半妖ですが、父親はシキが生まれる前に亡くなっています。

しかもそのシキの父親というのは、蓼丸の兄でした。

シキの母は怪物なので、シキが人間の病気にかかっても病院に連れていくことができず、蓼丸を頼るほかありませんでした。

つまりわが子であるシキに対する愛情を蓼丸に利用されてしまったのです。

幾度となく行われた実験でボロボロになったシキの母親は綾の治癒する糸に包まれ、泉の底に眠っていました。

正確には、蓼丸がシキの母親を泉の底に隠していたという方が正しいかもしれません。

なぜなら蓼丸は綾が使えなくなった時に、シキの母親をまた実験に使おうと目論んでいたからです。

蓼丸、ほんとにクズですね…

けれど蓼丸の悪事は暴かれ、綾も母親も隠神探偵事務所の面々によって助けられます。

そして、眠り続けた母親も目を覚まし、シキと綾は母親と感動の再会を迎えます。

【怪物事変】綾の父親は誰？

実験で生み出された綾ですが、父親については明言されていません。

治癒する糸の力は、突然変異で生まれてくると蓼丸が調査済みでした。

だからこそ、シキと綾の母親は何度も様々な怪物たちと交配させられていたわけです。

となると、ちょっとグロい話になってしまうかもですが、同じ相手と交配しても生まれるものではないのかもしれません。

けれどもし、父親が誰だか分かっているのであれば、蓼丸が治癒する糸を生み出した怪物を自分の手の内から逃がすはずがないと思います。

やみくもに交配させるよりは、同じ相手のほうがもう一度治癒する糸の力を持つ者が生まれる可能性は高いと思いますし。

ただし自分の成果にしか興味のない蓼丸のことなので、もしかするとすでに綾が生まれた時の相手と何度か交配させたことがあるのかもしれません。

しかし治癒する糸は1度しか生まれなかったので、相手の怪物には興味がなく蓼丸自身はもう覚えていない可能性もあるのではないかと思います。

けれど誰だか分からないということは、今後の展開的にもしかすると父親が出てくる可能性もあるかもしれないですよね。

敵か味方かは分かりませんが…出てくるときは、味方であってほしいなと思います。

【怪物事変】綾の生まれた経緯と生い立ちを考察！

ここからは綾の生い立ちや経緯について、もう少し考察してみたいと思います。

綾は、シキの母親と森にいた怪物との間に突然変異で生まれた女の子です。

しかしシキの母が生んだ綾以外の子たちは、犬のような姿の子もいれば、虫のような姿をした者もいます。

蓼丸は彼らに知性があると説明していました。

けれど、夏羽が彼らは森の怪物なのか野火丸に尋ねた時には、怪物ではないと否定されています。

このことから、シキの母が生んだ子たちは、何らかの生き物のようですが正体は不明です。

となると、綾は人なのか？怪物なのか？はたまた別の何かなのか？という疑問が湧いてきます。

綾は自分のことをただ人の形をしているだけと言っていましたが、シキは綾が懸命に戦ってくれていたことに感謝していました。

そして、シキは綾のことを妹だと受け入れています。

シキが綾のことを家族だと認識した時点で、綾はシキの妹ということ。

また母親の目が覚めた時、綾はシキと共に、母親に抱き着いて再会を喜び合います。

母親も綾のことを大きくなったねとしっかり認知していました。

生い立ちを考察と言っておいて、答えになっていないかもしれませんが…笑

こんな素敵な家族の姿を見せられてしまっては、綾とシキとシキの母親は3人で大切な家族。

もうそれだけの情報で十分ではないでしょうか！

まとめ

綾はシキの妹で、蓼丸の実験によって生み出された少女です。

母親がシキと同じですが、父親に関しては誰なのか明らかになっていません。

現実的なのは、森の中にいた怪物の誰かだと思いますが、今後の展開で父親が登場する可能性にも期待したいところです。

綾とシキと母親の物語は、ハッピーエンドで幕を閉じますが、コミックスにはハッピーエンドにいたるまでの経緯が記されています。

誰1人かけてもハッピーエンドにはならなかった物語ということを作者の藍本松さんが綴っていますので、アニメと併せてぜひチェックしてみて下さい！