【ヒロアカ】かっちゃんはデクが嫌い？仲良しになるかについても

大人気ヒーローアニメ「僕のヒーローアカデミア」略して「ヒロアカ」。

大人気主要キャラクターのかっちゃんと、主人公デクとの関係性に注目が集まっています。

かっちゃんはデクが嫌いなのか？

幼馴染の二人は、今後仲良しになるのか？

今回の記事では、大人気アニメ「ヒロアカ」の仲でも三本の指に入る人気キャラクター：かっちゃんについて、ネタバレ込みで深掘りします。

【ヒロアカ】かっちゃんはデクに冷たい。

かっちゃんはデクに冷たいなぁと感じますよね。

なにかにつけてデクのことを

「クソナード」

とか言ったり。

確かにデクこと緑谷出久は、ナード＝オタクな部分があります。

様々なヒーローを分析してノートにまとめ、それをいつも持ち歩いているという若干狂気じみたオタク気質の持ち主です。

幼馴染の二人、幼いころから間近でそんなオタク気質をみていたら「ナード」と呼びたくなるのもうなずけます。

そのうえ、今やデクのヒーロー名にもなった「デク」という呼び名も、実はかっちゃんが子供のころにつけたあだ名だったのです。

子供のころから「無個性」だったデクのことを、下の名前「出久」と「でくの坊」ともじってつけた蔑称です。

にしても、かっちゃんは特にデクには冷たく接する印象が強いことは確かです。

【ヒロアカ】かっちゃんとデクの関係は幼なじみ！

先に書きましたように、かっちゃんとデクは幼馴染です。

子供のころから家がご近所同士だったこともあり、よくいっしょに過ごしたのだとか。

関係性は、かっちゃんがガキ大将的立ち位置で、デク含め数人を率いて一緒に遊んでいたようです。

【ヒロアカ】かっちゃんはデクが嫌いなの？

かっちゃんはデクのことが嫌いとは名言していません。

幼いころは、無個性で不器用なデクのことを、「道端の石っころ」として見下していたぐらいです。

嫌いという感情よりも、言葉が悪いですが少しばかにしていた印象があります。

そんな思いが「デク」というあだ名付けに繋がっていったのでしょう。

子供のころは、自分よりも弱い立場の人間を、悪い意味で「イジる」ような行動や発言は誰にでも一度は経験があると思います。

きっとかっちゃんも最初はそんな軽いノリだったのではないかと。

しかし、共に成長していくうちに、かっちゃんの中でデクはいつのころからか「見下す」から「イラつく」「ウザい」という感情に変化していきます。

それはなぜか？

ヒントはかっちゃんとデクが過去に出くわした事件にあるようです。

【ヒロアカ】かっちゃんはデクにどうして優しくないのか？過去をネタバレ！

かっちゃんがデクに対して、いつのころからか「イラつく」「ウザい」という感情を持つようになり、幼馴染なのに優しくできなくなったのには、原因となった事件が２つあります。

ひとつめは、「川に落ちた事件」です。

子供のころ、かっちゃんはデクを含む取り巻きたちと遊んでいた時に、不運にも川に落ちてしまいました。

浅い川だったのですが、落ちたかっちゃんを心配したデクは、かっちゃんに手を差し伸べます。

デク的には純粋な心配からきた行動でした。

しかし、かっちゃん的には、自分より格下のやつに心配されたことで、見下されたとかんじたようです。

それでなくても子供のころから何でもできるかっちゃん。

自分が一番という自尊心が高かっただけに、自分の中で最下位にランク付けしていたデクからうけた「心配」という行動は、かっちゃんをイラつかせるのに十分だったというわけです。

ふたつめは「ヘドロ事件」です。

中学生の時、かっちゃんはヘドロのヴィランに襲われます。

この現場を目撃していたデクは、つかまったのがかっちゃんだということに気づいたとたん、無個性にもかかわらずヘドロのヴィランに向かっていったのです。

その時のデクの言葉がこちら

「君が助けを求める顔してた」

無鉄砲にも思えるデクの行動を目の当たりにしたかっちゃんは、このころからデクのことを無意識に「畏れ」、遠ざけるようになるのです。

圧倒的に自分より弱いと思っていたデクが、自分の危険を顧みずいつでも助けの手を差し伸べてくることに、何とも言えない違和感を感じていたようです。

そういった心情から、かっちゃんはデクにたいして優しく接してこなかったのだと思います。

【ヒロアカ】かっちゃんとデクは仲良しになるのか

かっちゃんとデクは、いわゆる「俺たちマブダチ♪」的なずっ友感満載な仲良しにはならないと思います。

しかしかっちゃんとデクは、ある意味仲良しなのだと私は考えます。

理由は３つ。

一つ目は、共に過ごした時間です。

家が近所の幼馴染ということもあり、これまでの人生の大半でお互い意識する距離にずっといました。

二つ目は、オールマイトです。

性質も性格も、もっているものすら正反対に思える二人ですが、子供のころからの憧れの存在は「オールマイト」なのです。

三つ目は、秘密の共有です。

デクがオールマイトから個性を受け継いだということは、オールマイトの関係者以外に知っているのはかっちゃんだけです。

それも、カミングアウト前からうすうす感づいていたような描写もありました。

そしてかっちゃんは、この秘密を口外しないとオールマイトにも約束しています。

秘密の共有は、仲良くなるための近道です。

かっちゃんとデクの、２人にしか分かり合えないことがあって、それを共有していることそれ自体が２人は仲良しであるという形なのかと考察します。

そして実際、かっちゃんには心情の変化が表れているようです。

子供のころにデクをいじめていたことの懺悔をオールマイトにカミングアウトしています。

また、行動にまで大きな変化が。

ヴィラン：死柄木との戦いの場で、無鉄砲なデクを庇いかっちゃん自らが攻撃を受けてしまうシーンが本編漫画２８７話で描かれています。

もう、考察しなくても仲良しじゃないか！

まとめ

かっちゃんは幼馴染のデクのことを最初は見下してましたが、だんだんとその行動に「畏れ」を抱き始めました。

過去のいじめ等を反省しているかっちゃんは、だんだんとデクにたいする意識や行動に変化が現れてきています。

その模様がアニメ新シリーズでも見受けられると思うので、いまから楽しみでなりません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。