ハイキュー烏野高校1年、ひねくれ者でおなじみの月島蛍は、音駒の黒尾から「ノブカツくん」と呼ばれている!?
今回は、月島が「ノブカツくん」と呼ばれるきっかけとなったエピソードをまとめていきます!
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【ハイキュー】春高音駒戦で登場する言葉「ノブカツくん」(34巻)
春高3日目にして、ついに長年待ち望んだ対戦カード、烏野vs音駒の『ゴミ捨て場の決戦』が始まります。
試合序盤、音駒は1stテンポのシンクロ攻撃で、烏野に攻撃を仕掛けていきます。
それを月島がブロックし、ワンタッチとなったボールに対して、烏野も5人全員でのシンクロ攻撃を行います。
誰がアタッカーか分からない状況の中、瞬時に状況を判断した黒尾は、見事にブロックポイントを決めます。
会場中が両校のシンクロ攻撃と正確なブロックに対して、沸き上がっている中、黒尾はネット越しに月島に近づきます。
そして「手は前っつたでしょ?ノブカツくん」と、ここで月島のことを「ノブカツくん」と呼びます。
アオってきた黒尾に「余裕ですね」と嫌味を返す月島ですが、自分がノブカツくんと呼ばれたことに関しては、完全スルー。
月島らしいさすがの塩対応です笑
【ハイキュー】「ノブカツくん」と黒尾が月島を呼んだ意味とは
音駒戦で月島がノブカツくんと呼ばれたことを、中には懐かしい!と思った方も多いのではないでしょうか?
なぜならこのノブカツくんというのは、なんと原作10巻での出来事だからです!
原作10巻は、春高予選前に行われた音駒や梟谷との夏休みの合宿の話になります。
そしてその時の月島は、真剣に貪欲に強くなろうという雰囲気ではありませんでした。
あくまでバレーは部活であり、部活の範囲で頑張ればいいと思っていたのです。
詳しい事の成り行きはあとでまとめていきますが、この「ノブカツくん」という言葉は、木兎と黒尾のせいで誕生した言葉になります。
月島が「たかが部活」といったのを「ただの部活」→「ただのぶかつ」って人の名前みたいだな!と二人が勝手にボケて、面白おかしくしてしまいます。
その結果「タダ ノブカツくん」という架空の人物を誕生させてしまったのです。
そう、これは完全に先輩たちの悪ふざけです。笑
ですが、春高の試合の中で黒尾が月島をそう呼んだのは、合宿の時にたかが部活と言っていた月島の姿がもうコート上になかったからだと思います。
黒尾の前には真剣にバレーと向き合い、努力をしてきた月島がいました。
黒尾は、生意気言っていた月島が成長したことを先輩として嬉しく思ったのではないでしょうか?
しかし、黒尾は人をストレートに褒めるなんてことはしません。
その結果、「バレーはたかが部活じゃなかったの?」という大きな嫌味を含めて、月島を「ノブカツくん」と呼んだのではないでしょうか?
実に黒尾らしい誉め言葉だなと思います!
【ハイキュー】「ノブカツくん」が生まれた時のエピソードまとめ(10巻)
先ほども触れましたが、ノブカツくんという言葉は原作10巻で登場した言葉になります。
ここからは「ノブカツくん」という言葉が生まれた時のエピソードを詳しくまとめていきたいと思います!
月島はバレーを「ただの部活」と思ってやっていた
関東校との合宿中、烏野のメンバーはより一層強い選手、そして強いチームになるため、新しい技に挑戦するなど努力を続けているところでした。
合同練習が終わった後も、各自自主練をしてさらなる高みを目指していました。
しかし、月島はバレーをあくまで部活と思っていたので、自主練には参加しません。
月島がこんなにも冷めているのは、同じくバレーをしていた兄の存在がありました。
月島の兄は、中学ではエースと呼ばれ注目を集めている存在で、自慢の兄でした。
高校でも烏野に入って、レギュラーをしていると聞いていたので、兄からたくさんの話を聞いていました。
しかし実際のところ、兄に内緒で観に行った烏野の試合で、兄はレギュラー選手ではなかったのです。
さらに兄が自室で泣いている姿もみてしまい、月島の期待や憧れの気持ちにとどめを刺します。
そこから、「1番になれないのに、なんでみんな真剣に頑張るんだ?」「これはただの部活の話じゃないか」と冷めた気持ちになってしまったのです。
月島は東京遠征合宿で黒尾や木兎に「バレーを必死にやる理由」を聞く
一人冷めている月島のことを一番心配していたのは、小さい頃から月島のことを知る山口でした。
練習後、このままではだめだと思った山口は意を決し、月島に駆け寄り思いの丈をぶちまけます。
山口のおかげで、今の自分がかっこ悪いと気付かされた月島ですが、やはりそれでも貪欲に頑張る意味を見出せず、ちょっと聞いてくると言ってその場を去ります。
そして、向かった先は自主練中の黒尾と木兎のところ。
1番になれないのに、頑張る理由を二人に問います。
ただ、質問の仕方が不器用というか…
「そこそこの強豪ですよね?」とか、「優勝は難しいですよね?」とか、月島らしいちょっと余計な言葉が入ってしまいます。
ですが、ずっと抱えていた疑問を投げかけます。
バレーはたかが部活、どうして必死にやるのか?
真剣に質問を聞く二人ですが、ここで「ただの部活」って人の名前みたいだな!という真面目な質問をぶち壊すおふざけが始まってしまいます。
本当に悪い先輩たちです…笑
ですが、そこはバレーに対して、ひたむきにたくさんの努力をしてきた二人。
締めるところはちゃんと締めてくれます!
がむしゃらに、必死に努力をして、試合で自分の力が120%発揮された時の快感があるかないかだと、木兎からありがたいお言葉をいただきます。
もしもその瞬間が来たら、それがバレーにハマる瞬間だ!とびしっと決めてくれました。
月島が殻を破るきっかけとなった黒尾と木兎
月島に向き合った山口と、黒尾や木兎たちのおかげで月島は少しずつ変わっていきます。
自分からコーチに質問したり、黒尾から言われたアドバイスをブロックに生かしたりして、木兎に強烈なスパイクを打たせにくくしました。
この姿は、”できないことはやらない”というスタンスだった今までの月島とは違います。
そしてついに月島が殻を破る瞬間が訪れます!
それが起こったのは、烏野vs白鳥沢戦での出来事です。
月島は、圧倒的な強さを誇る強烈な牛若のスパイクを出し抜くことに成功します。
完璧にブロックを決めると、普段は超がつくほどクールな月島が声を張り上げ、拳を握り「よっしゃー!」と叫びます。
この瞬間、月島にとってバレーは完全にただの部活ではなくなります。
まさに木兎が合宿で言っていた、努力した先に掴んだ120%の快感で、月島がバレーにハマった瞬間でした。
まとめ
あんなにドライだった月島が、少しずつ周りに刺激され覚醒する姿はみていて胸が熱くなるものがあります。
きっと烏野の中にいただけでは、きっとここまで月島が変わることはなかっただろうなと思います。
元気一直線の日向に質問しても、おそらく月島の悩みは解決しなかったでしょうし…
王様影山にはおそらくそんな質問すらしないと思います…。
しかし、黒尾や木兎など烏野にはいないタイプの先輩たちと出会えたことで、ただの部活からバレーが楽しい瞬間に繋がるきっかけを作ってもらえたのだと思います。
ハイキューは選手1人1人にドラマがあるので、月島が少しずつ変わっていく姿を観返してみてはいかがでしょうか?
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