明らかに他とは異質な外見と言えるDr.ジョバンニは、第三特殊消防隊大隊長です。
常にペストマスクとハットを被っており、素顔は愚か素肌や全貌も見えず、謎に包まれています。
灰島重工とつながりが深いことも明らかなジョバンニですが、一体彼はどんな身体と能力を持ち合わせているのでしょうか。
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【炎炎ノ消防隊】Dr.ジョヴァンニとネザーで再会するシンラ(18巻)
茉希の兄でもあり東京皇国軍刑事課の滝義尾瀬中尉は、地下“ネザー”から異臭がするという通報があり、ネザーの調査へ向かいます。
そこに伝道者たちが創り上げた研究室のようなものを見つけたが、そこにいた白装束の自爆により重傷を負ってしまいます。
その件を受け、茉希の父である東京皇国軍統合治安作戦部大将の暖郎尾瀬は、伝道者たちの不穏な動きを感じ、軍の直下である第2特殊消防隊に調査の任務を命じたのでした。
シンラたちは第2特殊消防隊から受けた協力要請により、“地下実験施設調査作戦”として、再度ネザーに調査に行くことになります。
その際、軍から茉希へ帰還命令が出て軍の秘書課へ配属されたため、第8特殊消防隊は、茉希抜きでの作戦に向かうこととなりました。
第2特殊消防隊と第8特殊消防隊は連合隊としてネザーの調査に向かいますが、焔ビトや紫煙騎士団の襲撃に遭い、壊滅の危機にさらされてしまうのでした。
そんな中、シンラはDr.ジョヴァンニと再会します。
実はDr.ジョヴァンニは、アドラバーストを持ち、柱となるシンラを確保するため罠をしかけ、おびき寄せたのでした。
【炎炎ノ消防隊】Dr.ジョヴァンニの身体のネタバレ!能力についても
素顔や素肌すら見受けられず全身が謎に包まれたDr.ジョヴァンニ。
シンラとネザーで再度対峙した際にその身体や能力が明かされています。
それでは、Dr.ジョヴァンニの能力や身体の特徴について、どうなっているのか見ていきたいと思います。
蟲の足が生えている
Dr.ジョヴァンニは、以前シンラがネザーで対峙した時とは異なり、まるで進化したかのようにただならぬ雰囲気を醸し出していました。
本人も口にしている“蟲との親和性”です。
Dr.ジョヴァンニは、ボキボキと音を立てながら蟲の足を体から生やします。
通常の手足に加え、さらに加わった蟲の足が手足となり、相手の動きを封じ込めるばかりか、攻撃することも、自分を守ることもいとも簡単にできてしまうのです。
その姿はまさに、蟲と同化し、進化したかのような姿でした。
トンボの眼がついている
ネザーで第2特殊消防隊の隊員が発砲しようとした際、Dr.ジョヴァンニの目はけたたましい音を立ててギロギロと通常ではない動き方をしていました。
それがまさにトンボの眼です。
Dr.ジョヴァンニのトンボの眼は360度近い視野の広さと動体視力を持ち、銃弾を見切ることは容易いことで朝飯前。
どんな動きも先読みし封じてしまうのでした。
ヘアペンシルを改良した
トンボの眼に気付いたシンラは自分のスピードで一気に距離を詰めようとしますが、Dr.ジョヴァンニのヘアペンシルに気付きます。
ヘアペンシルとはもともとオスの蛾が持つ、メスを引き付けるためのフェロモンを分泌する器官ですが、それを改良させ、進化させ人間の感情や心理を読み取る能力となっているのでした。
Dr.ジョヴァンニのヘアペンシルによりすべてが筒抜けになってしまったシンラは窮地に立たされます。
また、シンラはDr.ジョヴァンニから衝撃の事実を知らされることになります。
Dr.ジョヴァンニのいう蟲とは、ある説では隕石とされていましたが、実際はアドラの生命体だったのです。
Dr.ジョヴァンニはアドラに近付くために、自分の身体を使って蟲とアドラの親和性実験を試みていたのでした。
Dr.ジョヴァンニはこの実験の成果として、謎に包まれた人間らしくない身体となっていたのですね。
アドラの生命体という蟲に完全に取りつかれ、身も心も捧げていると言っても過言ではありません。
【炎炎ノ消防隊】Dr.ジョヴァンニはネザーで何を目的としているのか(19巻)
さて、Dr.ジョヴァンニはシンラたちをネザーにおびき寄せるために罠をしかけていたはずです。
アドラバーストであるシンラを狙ていたことは容易に想像がつきますが、一体その先には何の目的があるのでしょうか。
柱となるシンラが狙いであることは確かです。
しかし、ネザーへは、シンラだけでなくほかの消防隊も巻き添えになっていました。
実はそこには焔ビト化する人間を燃料と考えていた背景があったのです。
「消防隊をネザーへおびき寄せ東京を沈没させようとしている」
Dr.ジョヴァンニたちの狙いはアドラバーストを集めて炎の大災害を起こすことです。
そのため消防隊をおびき寄せ、焔ビト化した人間を燃料とすることで、地下施設の爆発に拍車をかけようとしていたのでした。
Dr.ジョヴァンニは伝道者の狙いにならい、四柱目のシンラを確保し、東京を地の底に沈め、炎の海にすることを企てていたのです。
結局のところ、地下施設爆発は茉希の能力によって鎮圧することができ、シンラたちも無事帰還することが出来ました。
しかしDr.ジョヴァンニはアーサーの攻撃で倒れたかに思えましたが、得意の蟲の姿となり行方がわからなくなりました。
Dr.ジョヴァンニのことなので、またいつ罠をしかけてくるのかわかりませんし、安心はできないですね。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
Dr.ジョヴァンニは第3特殊消防隊の大隊長でありながら、灰島重工と深くつながり、裏では伝道者一派として暗躍するという、炎炎ノ消防隊中でもきっての悪役といえます。
しかしながら、初登場から明らかに裏切り者のような雰囲気を醸し出していたり、そのような発言も垣間見えたため、彼の行った愚行にはあまり疑問を感じることがなかったのではないでしょうか。
外見の異様さもさることながら、自らを実験台にしていたことなどから、アドラに対する執着がとんでもないということがわかります。
執着の強さの他に、石橋を叩いて叩いて(省略)叩きまくる性格も、普通なら恐怖でおののいてしまいそうなものですが、不思議とそこまで恐怖を感じないと言いますか…(もちろん個人的な意見ですが)
元々ペストマスクを被っているせいなのか、表情の怖さもあまり感じられませんよね。
Dr.ジョヴァンニは上記にも記した通り、慎重で神経質な性格が基本ではありますが、自分の予想しないことが起きると取り乱し激しく動揺してしまうなど、少し茶目っ気も感じられるのではないでしょうか。
最初こそ不気味さは確かにありますが、見慣れてしまうと鉄板の悪役登場といった存在になっているような気がします。
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