【七つの大罪】ローザとマーリンは同一人物？エスカノールが愛した女性たちについて

大人気王道ファンタジー超大作「七つの大罪」。

大罪メンバーが一人：エスカノールが愛した女性「ローザ」と「マーリン」が話題です。

２人は同一人物？

どんな女性だったの？

今回の記事では、七つの大罪エスカノールが愛した女性たちにフォーカスして深掘りしました。

【七つの大罪】ローザとは

ローザはエスカノールが地元にいたときに思いを寄せていた女性です。

エスカノールの生まれ故郷は、タリム王国です。

エスカノールはタリム王国の王子でした。

王子なのに王国を継がなかったのはなぜなのでしょう。

それは、エスカノールが授かった「太陽」の恩恵のせいです。

子供のころは普通の少年だったエスカノールですが、兄デモンドからの嫌がらせが原因で「太陽」の魔力が開花してしまいます。

そのせいで、それまで愛情を惜しみなく注いでくれていた両親の態度が一変。

その強大な力のせいで王国の占い師に「呪われた力でこの国に災いをもたらす」といわれてから、怖がられ、疎まれ、ついには殺害のターゲットにまでされてしまいました。

追い詰められたエスカノールを王国から逃がしてくれたのが、当時侍女をしていたローザだったのです。

当時誰一人としてエスカノールを助ける人間などいなかったのに、ただ一人ローザだけは最後までエスカノールの味方でいてくれたのです。

【七つの大罪】マーリンとは

マーリンは、皆さまご存じのように、七つの大罪メンバーのひとりです。

ナイスバディを惜しみなく見せつけている出立に、妖艶でミステリアスな雰囲気は、エスカノールでなくとも心惹かれる男性は多いはず。

そんなマーリンとエスカノールの出会いは、エスカノールがリオネス王国で「罪」を犯したときでした。

エスカノールの罪とは、太陽の恩恵を行使してリオネスに現れた怪物を倒したことによって、住民に恐怖を与え、かけつけた聖騎士を過剰に傷つけたというもの。

エスカノールが「傲慢」と呼ばれる所以はここにあるのです。

そのあまりにも強大な力に興味を抱いたマーリンとメリオダスが、エスカノールに会いに行ったのです。

その後ほどなくして、リオネス王国によって所業を裁かれることとなったエスカノール。

刑を言い渡さっれたエスカノールの身柄を引き受けたメリオダスが、七つの大罪へエスカノールを招き入れ、そこでエスカノールはマーリンと再会します。

マーリンの姿に、故郷の想い人であったローザと重ねときめくエスカノール。

そして似ていたのは容姿だけではありませんでした。

エスカノールは、自分に授かった「太陽の恩恵」を「呪われた力」と思っていました。

この力のせいで怖がられずっと独りぼっちだったと。

さみしさをくすぶらせていたエスカノールに、ローザだけじゃなくマーリンも同じように優しく声をかけてくれました。

ここだけをかいつまんでも、エスカノールがマーリンを愛する理由としては十分すぎますよね。

【七つの大罪】ローザとマーリンはエスカノールが愛した女性

公式で公開されている情報では、エスカノールが生涯で愛した女性は、「ローザ」と「マーリン」の２人です。

エスカノールは、持って生まれた強大な魔力「太陽」の恩恵が発動してからというもの、常に孤独を感じていました。

その孤独を癒してくれた女性が、ローザとマーリンだったのでしょう。

ローザは先にも少し触れましたが、故郷で誰一人味方がいないなかで、彼女だけがエスカノールに優しくしてくれて、最後は国を裏切ってまでして逃亡の手助けまでしてくれました。

マーリンは、エスカノールが「呪いの力」と思い込んでいた太陽の魔力を見ても怖がることもなく、むしろ力の使い道と謎を共に解こうと言ってくれました。

どちらの言葉も、孤独を抱えていたエスカノールには刺さる言葉だったにちがいありません。

【七つの大罪】ローザとマーリンは同一人物？

ローザとマーリンは、容姿がとても似ていますが、同一人物ではありません。

そもそもマーリンは魔術師で３０００年以上生きています。

そしてローザはただの人間です。

スペックだけとっても、別人なのは明白ですよね。

「とはいっても、見た目が似すぎてるじゃん、本当に違う人？」

っていう意見もあるかと思います。

ローザとマーリンは間違いなく別人です。

なぜなら、マーリンはがっつりこの世に存在していますが、ローザはすでに亡くなっているからです。

その時期は定かではありませんが、エスカノールがリオネス王国で怪物退治が行き過ぎて王国に捕まったときにはすでに亡くなっていた模様です。

七つの大罪と出会ったエスカノールは、本気モードのメリオダスに殴られ気絶します。

気絶状態のエスカノールに、マーリンはローザと再会させるのです。

その場所は、仮死状態でないとたどりつけないとされている、死者との思いでが導く「死者の都」。

エスカノールは夢の中だと思っているその場所で、ローザと再会しました。

エスカノールは、ずっと伝えたかった思いをローザに伝え、ローザも「ずっと見守っていた」と答えます。

ローザはすでに亡くなっていて、ローザとエスカノールを死者の都で再会させたのがマーリンです。

同一人物だとしたら、こんな所業はできません。

まとめ

エスカノールが生涯のうちに愛した女性は「ローザ」と「マーリン」です。

ローザとマーリンはよく似ていますが、同一人物ではありません。

どちらの女性も、エスカノールのさみしかった心をやわらげてくれた、かけがえのない存在だったことでしょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。